TVで取り上げられた栄養成分について語るシリーズ第4回目です。
第4回目の題名は「美と若さの新常識 赤血球の元気の源は鉄とEPA」です。
「美と若さの新常識(7月31日&11月3日放送)」で取り上げられた「赤血球」とそれに関連する成分「鉄&EPA」について語っていきます。
なおこのシリーズの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
→TVで取り上げられた栄養成分について語る サンプルバージョン
放送内容をさらっとまとめる
まずは放送内容をさらっとまとめます。
放送日 2018年 7月31日(BS)&11月3日(NHK)
放送局 NHK
番組HP 美と若さの新常識
放送内容
全身に酸素を運ぶのが赤血球の役割 赤血球の色や形に元気がなくなると顔の老化や全身の疲れにつながる
今回は赤血球の色や形の元気の源になる2つの成分(鉄&EPA)についてこの放送内容をベースに+αの情報を付け加えて解説していきたいと思います。
ピックアップ部分の内容を簡単にまとめる
放送では「赤血球」に焦点をあて赤血球の色や形を元気にするための知識や方法が取り上げられていました。
方法というのは食べ方(鉄鍋でたべるetc)や顔のマッサージです。
方法のほうはスルーさせていただき知識について語っていきたいと思います。
取り上げられた栄養成分に焦点をあて内容を簡単にまとめると以下のようになります。
- 赤血球は肌の輝きに深く関係してる
- それには赤血球の色としなやかさが重要となる
- 赤血球の色としなやかさのカギを握るのが「鉄」と「EPA」
ということで
美と若さのため「鉄」と「EPA」を意識してとりましょう
※番組では貧血・持久力など体力分野にもふれていましたがここでは「肌の輝き」(=美と若さ)に絞ります。
それではなぜ「赤血球は肌の輝きに深く関係している」のかを解説していきたいと思います。
赤血球は肌の輝きに深く関係してる
血液の【超】基礎知識
- 血液は栄養素と酸素を運搬する(老廃物と二酸化炭素を回収する)
- 血液の約55%は液体成分「血漿」
約45%は細胞成分「血球」 - 血球の96%は「赤血球」※残りは白血球と血小板
赤血球の【超】基礎知識
- 赤血球はたんぱく質「ヘモグロビン」と他たんぱく質と脂質と水で構成されている
- 赤血球の役割は全身に酸素を運ぶこと(二酸化炭素を回収すること)
- 血液の「赤さ」は赤血球によるもの
- 赤血球は体内に20兆個ある(細胞は60兆個として)
- 赤血球は120日で入れ替わる
この段落のテーマは「赤血球は肌の輝きに深く関係している」です。
いま箇条書きした【超】知識のなかでこれに関連する文が一つあります。
それは
・・・・
です
肌の真皮層は毛細血管が密集している場所です。
特に顔には集中しています。
顔の皮膚は他の場所より薄いため皮膚を通して血管を流れる血液の色が反映されてしまいます。
つまり血液の色が明るければ肌の色も自然と明るくなります。
もちろんその逆もしかりです。
さきほど「血液の赤さは赤血球によるもの」と述べました。
ということは
肌の輝きは血液の「赤さ」のもとである赤血球の明るさによる
ということになります。
ということで
赤血球の明るくさせる(=肌を輝かせる)ために赤血球を元気にさせることが大事となります。
今回のまとめ
- 肌の輝き(顔)は血液の色に反映される なぜなら肌(顔)は皮膚が薄くかつ毛細血管が密集している場所だから
- 血液の「赤さ」に関わるのが赤血球
- 赤血球を元気にさせ赤血球の色の明るくさせたら肌(顔)も自然と明るくなる
- 赤血球は肌の輝きに深く関係してる
- それには赤血球の色としなやかさが重要となる
- 赤血球の色としなやかさのカギを握るのが「鉄」と「EPA」
ということで
美と若さのため「鉄」と「EPA」を意識してとりましょう
すごく短かったのですが1番目の「赤血球は肌の輝きに深く関係してる」の解説はこれにて終了となります。
・・・・
で、これから2番目・3番目と解説していきたいのですが、
このままだとちょっと解説しにくいため若干文面を改変したいと思います。
このように改変しました。
before
- それには赤血球の色としなやかさが重要となる
- 赤血球の色としなやかさのカギを握るのが「鉄」と「EPA」
after
- それには赤血球の色が重要となる 鍵を握るのが「鉄」
- ついでに赤血球のしなやかさも重要となる 鍵を握るのが「EPA」
次回からはafterバージョンで解説していきます。
美と若さの新常識 赤血球の元気の源は鉄とEPA その2に続く