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グルタチオンは細胞内に最も多く含まれる抗酸化物質の1つです。
その強い抗酸化力から一部では、最強の抗酸化物質なんて言われています。
なお、グルタチオンは解毒作用や美白作用も強いです。
体内でいかにして グルタチオンを増やす or グルタチオンの量を維持する かが
アンチエイジングの鍵を握っているといっても決して言い過ぎではありません。
ちなみに、サプリでグルタチオンを増やす方法は、この2点です。
①ずばりのグルタチオンサプリを取る
②システイン(またはNAC)を取る
※システインはグルタチオンの律速基質
第1段階目がGSH生合成の律速段階となってる.また,後述するように,Cysの血中濃度 は10 μM程度と低く,GSHの律速基質である.そのため,細胞のGSHレベルを決める2大要因は,GCLの活性とCysの供給(Cys availability)にあり,そのいずれもが,GSH生合成の第1段階にかかわる.
引用元
グルタチオン代謝とチオールケミストリー
PDFページ 1/8
J-STAGE
ちなみに、サプリでグルタチオンをグルタチオンの量を維持する方法はこの2点です。
①グルタチオン関連酵素の補酵素として活躍する成分を取る
●グルタチオン還元酵素→ビタミンB2
●グルタチオンペルオキシダーゼ→セレン
②グルタチオンをリサイクルする成分を取る
α-リポ酸
※維持するは体内のグルタチオンの無駄遣いをしないと捉えてください。
オーマイガッ!!
体内のグルタチオンを増やす成分として有名なものを忘れていました。
それはシリマリンです。
天然物由来の化合物で、細胞内グルタチオン濃度を増加させるものとしては、シリマリン(非特許文献2)、シアノヒドロキシブテン(非特許文献3)、アポシニン(非特許文献4)、ルブロフサリン配糖体(特許文献8)などがすでに知られている。
引用元
公開特許公報(A)_グルタチオン増加用組成物
国立研究開発法人科学技術振興機構
ここでは難しいことはいいません。
とにもかくにも、シリマリンはグルタチオンを増やす成分、グルタチオンのために取っておいた方がいい成分ということだけを覚えておいてください。
ここで、シリマリンについて簡単に。
シリマリンはミルクシスル(マリアザミ)の種子に含まれる成分です。
シリマリンはそれ一つの成分のことではありません。
シリビン、イソシリビン、シリジアニン、シリクリスチンなどの総称を指します。
このうち、シリビンが一番生理活性が強いとされています。
一説では、このシリビンの吸収を高めることがシリマリンの効果を高めることにつながるようです。
研究によると、シリビンの吸収がオオアザミの健康効果を解き明かす鍵となることがわかっています。しかし、通常のシリビンは吸収されにくく、胃や消化管に入ると簡単に破壊されてしまいます。
引用元
Natural Factors シリポスフィトソーム
iHerb
ということで、同じミルクシスルのサプリでも【総含有量が多く、かつシリビンの量が多いもの】や【シリビンの吸収を高めたもの】が良いということになります。
このミルクシスルサプリの原料Siliphos®(シリフォス)はシリビンとリン脂質を組み合わせることで「フィトソーム」を形成しています。
従来のミルクシスルサプリと比べて吸収性が優れています。一歩先を行くミルクシスルサプリと言ったところでしょうか。
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→個人の見解です。