肌(美肌)部門ランキングは真皮編、表皮編、その他編の3つのパートを総合したランキングです。TOP30までのランキングになっています。
どのパートにランクインしていたかがわかるように項目カラーを色分けしています。
項目カラーは真皮編がこの色、表皮編がこの色、その他編がこの色です。
2つのパートにランクインしているのはこの色です。
※ランキングの内容についてはこちら→勝手にランキングについて 肌(美肌)部門編
※このランキング内の評価項目 活性酸素(紫外線)に使用している絵では「活性酵素(こうそ)」と記載されていますが、「活性酸素(さんそ)」と訂正させていただきます。
肌(美肌)部門ランキング TOP30
26位~30位
第26位 レスベラトロール
レスベラトロール【ポリフェノール】
美肌要素 ハリ・弾力
関連場所 真皮
レスベラトロールの肌(美肌)評価5.5
評価項目 美肌成分を分解する酵素の抑制
評価内容 しわ・たるみの改善
真皮にある美肌成分といえばコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸です。
体内にはこの3つの成分を分解する酵素があります。それがコラゲナーゼ(コラーゲンを分解)、エラスターゼ(エラスチンを分解)、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸を分解)です。
「分解する」となると負のイメージがありますが決してそうではありません。
古いものが代謝され新しいものが生み出されるため、分解も美肌を保つためには重要な作業です。
ただしあくまでも分解と生産のバランスが保たれている状況においてです。
紫外線などによりこれら分解酵素が活性化されてしまうと必要以上に分解が促進されてしまいます。このことは3つの成分の生産とのバランスが崩れることにつながります。その結果、肌のハリ、弾力がなくなっていき、シワやたるみを引き起こします。
このコラゲナーゼ、エラスターゼ、ヒアルロニダーゼの活性化を防ぐことも美肌を保つことにつながるといえます。レスベラトロールにはこの3つ分解酵素の活性を抑制する作用があります。
体内合成
可・不可
サプリメント おすすめ度
★★★★★
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 △
サプリメント 例
管理人より一言
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第27位 シリカ(ケイ素)
シリカ(ケイ素)【ミネラル】
美肌要素 ハリ・弾力
関連場所 真皮
シリカ(ケイ素)の肌(美肌)評価5.5
評価項目 真皮層の成分の結合強化
評価内容 しわ・たるみの改善
真皮には肌を支え、肌のハリ、弾力、潤いを保つ働きがあります。この役割を主に担っているのが真皮層にある3つの成分(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸)です。
肌の真皮層の絵です。紫の薄い線はコラーゲン、そのつなぎ目にある濃い紫の線はエラスチン、それ以外の部分はヒアルロン酸などです。◎は繊維芽細胞。
シリカ(ケイ素)にはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの結合を強める役割があります。結合が丈夫になることは肌のハリ、弾力、潤いに関わるこの3つの成分の働きを強めたり、減少を防ぐことになります。
シリカ(ケイ素)は美肌を保つのに優れた効果がある成分です。
体内合成
可・不可
サプリメント おすすめ度
★★★★☆
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 〇
サプリメント 例
管理人より一言
つまるところシリカは肌にとっても必要な成分なのです
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第28位 βカロテン
βカロテン【カロテノイド】
美肌要因 抗酸化
関連場所 肌全体
βカロテンの肌(美肌)評価5.5
評価項目 活性酸素(紫外線)
評価内容 一重項酸素の除去
カロテンは緑黄色野菜などに多く含まれるカロテノイドの一種で強力な抗酸化力を持つ栄養素です。その力により一重項酸素を除去します。
一重項酸素は活性酸素の一種で、特に紫外線の影響で発生することが知られています。なので肌に最もダメージを与える活性酸素ともいえます。
たとえば活性酸素の一種スーパーオキサイドは、体内にあるSODという抗酸化酵素よって消去されますが、一重項酸素を消去する酵素は体内には存在しません。なのでこれを除去するためには一重項酸素を除去する力をもった抗酸化物質を取ることが重要となります。
体内合成
可・不可
サプリメント おすすめ度
★★★☆☆
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 〇
サプリメント 例
管理人より一言
ビタミンAは過剰がネックだけど、βカロテンからとればその心配はあまりいらなくなります
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第29位 スレオニン
スレオニン【アミノ酸】
美肌要素 潤い・透明感
関連場所 表皮
スレオニンの肌(美肌)評価5.5
評価項目 保湿成分(NMF)
評価内容 乾燥・くすみの予防
NMFは主にアミノ酸で構成されています。NMFの40%はアミノ酸です。NMF内のアミノ酸の構成比率をご覧ください。
スレオニンは4番目の多く含まれているだけでなく、2番目多く含まれているグリシンの原料ともなっています。ちなみにグリシンは1番多いセリンの原料です。つまりこういった流れで代謝されています。
スレオニン→グリシン→セリン
NMFの生成に欠くことのできない成分であるスレオニンは必須アミノ酸に分類されます。なので食事などで外から必ず取り入れる必要があります。
体内合成
可・不可
サプリメント おすすめ度
★★☆☆☆
サプリメント購入経路
日本 ✖
海外 ✖
※スレオニンとして
サプリメント 例
管理人より一言
ただ野菜や穀物中心の食生活送っている場合は不足する可能性があります
その場合はプロテインとかアミノ酸複合サプリで補うといいと思います
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第30位 ビタミンB6
ビタミンB6 【ビタミン】
美肌要素 潤い・透明感
関連場所 表皮
ビタミンB6の肌(美肌)評価5.5
評価項目 肌のターンオーバー
評価内容 ターンオーバーの正常化(たんぱく質の代謝)
肌の一番外側である角質層は繊維状のたんぱく質ケラチンがたくさん含まれています。角質層の主成分であるケラチンは水分と合わさると柔らかくなるという性質をもっています。このケラチンのおかげで潤いを保ちつことができています。
表皮の保湿機能は、NMF(天然保湿因子)によっても保たれています。NMFの主成分はアミノ酸ですが、そのアミノ酸の前駆体であるのがフィラグリンと呼ばれるたんぱく質です。NMF内のアミノ酸は顆粒層にあるフィラグリンいうたんぱく質が角質上層で分解することによって生まれます。なのでフィラグリンの産生量が増加すると保湿機能が強化されることになります。
ケラチン、フィラグリンといったたんぱく質は肌のターンオーバーの過程で作られます。
さてたんぱく質を合成する際に必ず必要となるのがビタミンB6です。食品中のたんぱく質を体内に取り入れるとアミノ酸(18種類)に分解、吸収→たんぱく質に再合成されると流れをたどりますがこのたんぱく質の代謝にB6は不可欠な存在です。例えばたんぱく質の合成の際に必要なアミノ酸が足りなかった時、別のアミノ酸からそのアミノ酸を作りだす代謝にもB6の働きが必要です。
つまるところB6が不足しているとたんぱく質(ケラチン、フィラグリン)の合成が上手くいかず肌のターンオーバーに支障をきたします。
体内合成
可・不可
腸内細菌によって合成可
腸内細菌の状況によるため基本合成されないものと考えた方がよいかもしれません
サプリメント おすすめ度
★★☆☆☆
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 〇
サプリメント 例
管理人より一言
その代謝にかかわる成分も必ず取らなければなりません!!
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肌(美肌)部門ランキング 26位~30位
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たんに長生きだけでなく、若さも保つってところも注目すべきです