セレン

セレンの評価 S

セレン

セレンは必須ミネラル16種類の中に含まれ、そのうち微量ミネラルに分類されます。微量ミネラルとは体が正常に機能するために、1日に必要とされる摂取量が100㎎以下のミネラルのことをいいます。体内には、セレンが約15 mg存在しています。

セレンは、抗酸化力のあるミネラルです。体のサビを防ぐ成分です。

抗酸化力とは、大きく2つに分けられます。
活性酸素から酸素を奪い取って強い酸化力をなくす「抗酸化酵素」と
活性酸素を除去し細胞が酸化されるのを抑えるを働きをする「抗酸化物質」の2つです。
抗酸化酵素は体内でつくられ、抗酸化物質は主に外から取り入れられます。

抗酸化酵素
私たちの身体には、体内で余剰になり害を与える「活性酸素」を分解、除去し無毒化してくれる「酵素」が備わっています。その酵素のことを「抗酸化酵素」といいいます。

セレンは抗酸化酵素の合成の際に必要となる成分です。なので活性酸素を取り除き、酸化、老化を予防するといった抗酸化作用があるミネラルといえます。

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セレンの摂取目的

セレンの摂取目的は体力「夜のほう」、「抗酸化」です。

 摂取目的
体力 「夜のほう」
その他「抗酸化」

セレンの効果・効能

抗酸化
セレンは老化の大きな原因のひとつである過酸化脂質が体内でつくられるのをを防ぐ効果があります。過酸化脂質が体内で作られるのを防ぐには「グルタチオンペルオキシダーゼ」という抗酸化酵素 が必要です。セレンはグルタチオンペルオキシダーゼを構成している成分の一つです。過酸化脂質が体内で作られるのを防ぐため抗酸化作用が強いミネラルといえます。

過酸化脂質
細胞膜に含まれるコレストロール、中性脂肪などの脂質は、活性酸素により酸化されると過酸化脂質になってしまいます。過酸化脂質はコラーゲンを破壊してシワ、シミなど様々な肌トラブルを引き起こします。また動脈硬化、ガンの原因になります。内からも外からも老化につながるものと考えられています。

精子
セレンは男性の精子を作る時に必要となる成分です。活発な精子にはセレンが多く含まれているといわれています。精子の量だけでなく、精子の活動力にもなんらかの影響を与えるものと言われています。同じく精子の生成に関わるミネラル亜鉛と一緒に摂取すること「精子の生成力」が高まります。


セレンの抗酸化力は髪のトラブルを解消するといわれています。頭皮にある細胞が活性酸素の攻撃ににより酸化されるのを防ぎ、細胞の新陳代謝が衰えるのを防ぐ役割をするからです。なので白髪、抜け毛の予防になります。
特に白髪予防に適しているといえます。

セレンは白髪の原因である活性酸素「過酸化水素」の除去に大きく貢献します。

過酸化水素はスーパーオキシドを除去したときに生まれる活性酸素です。ちなみにスーパーオキシドとは3大栄養素をエネルギーに変える時に発生する活性酸素です。普通に生活している中で生まれてしまうものなので活性酸素のなかでも最もポピューラーな活性酸素です。それを除去する際に生まれてきてしまう過酸化水素も体内に多く発生してしまうものといえます。

過酸化水素はメラニンを作り出すときに働く酵素チロシナーゼを破壊する働きをします。

毛母細胞の近くにはメラノサイトというメラニン色素を作っている細胞があります。その色素を毛母細胞に注入することで、髪は黒色になります。
メラニンはこのメラノサイトという場所でアミノ酸チロシンがチロシナーゼという酵素と結合することで作られます。
チロシンとチロシナーゼが結合することで生成されますので、どちらかが少なかったり、減ってしまうことでメラニンの生成も少なくなってしまい、結果として白髪につながってしまいます。

過酸化水素は体内に備わっている抗酸化酵素「カタラーゼ」「グルタチオンペルオキシダーゼ」によって日々分解されますが、加齢とともにこの抗酸化酵素を生産する力は減ってしまいます。そうなると過酸化水素が蓄積されチロシナーゼの破壊が進み黒髪のもとであるメラニンがどんどん少なっていってしまいます。

セレンは抗酸化酵素グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分です。セレンを摂取することはグルタチオンペルオキシダーゼの活性につながり、しいては白髪予防につながります。
実際、海外ではセレンのサプリメントは白髪、抜け毛予防など髪のトラブル解消をウリに販売されていることもあります。

ただ注意してほしいのは、セレンを過剰摂取すると抜け毛が増えるという負の一面をもっている点です。そしてセレンは日本人が実際摂取している量と過剰となる量の開きがせまく、過剰になりやすい成分であるということです。あくまでも適量を毎日摂取し続けることが重要です。

セレンのサプリメントによくあるキャッチフレーズ集

  • 必須ミネラルの一つ
  • カラダを酸化から守る抗酸化ミネラル
  • 精力にお悩みの方に
  • セレンの抗酸化力は頭皮のトラブルを解消します
  • ビタミンEと一緒にとって体のサビ予防に
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セレンの摂取量、不足、過剰

セレンの摂取量
1日の推奨摂取量は成人男性で30μg、成人女性で25μg。上限は成人男性で400μg、成人女性で300μgです。
 
セレンの不足
セレンが不足すると髪、精力、老化に関わってきます。具体的には抜けが増える、フケが増える、精子が減る、精力が落ちる、シミ、シワが増える、老けるといったことです。効果・効能の逆のことが起きると考えてください
セレン不足がひどい状態だと筋肉になんらかの障害がおきたり動脈硬化やがんのリスクが高まります。
 
セレンの過剰
セレンは不足より過剰のほうが危険です。過剰摂取に注意する必要があります。摂取量の欄に推奨摂取量25~30μg、摂取量の欄に上限300~400μgと記載しています。およそ10倍の開きがあり、一見するとそんな心配する必要のない数値ですが、日本人の平均摂取量は100μgとなっていて、推奨摂取量はゆうにオーバーしています。これは日本の場合は土壌中に適度なセレンがあり、そこからできる米や農作物を食べているので多く取れているためといわれています。摂取している量のと過剰となる量の開きが小さいため注意する必要があります。
過剰の状態が続くと、頭痛、下痢、嘔吐、疲労など、普段の生活に支障がおきます。そして脱毛もおきます。セレンを一度に大量摂取すると心筋梗塞、腎不全などがおきてしまいます。

セレンの豆知識

ビタミンE
セレンは抗酸化力が強いミネラルといいましたが、その力は抗酸化力で有名なビタミンEの50~60倍といわれています。またセレンはビタミンEと一緒にとることで相乗効果を高めるといわれています。ビタミンEより抗酸化力が強いからといって、セレンのみを取るのではなく、ビタミンEと一緒にとることで抗酸化力をアップさせると考えてください。
 
セレニウム
セレンの別名はセレニウムです。単体のサプリの場合、海外では「セレニウム」として販売されています。

セレンのイメージ

あん肝

イメージ 天使と悪魔 過剰のラインの見極めが重要

セレンと相性の良い栄養成分

・亜鉛
・ビタミンE
・ビタミンC
・グルタチオン

セレンの勝手にランキング

体力(夜のほう)部門 第4位

セレンのレーダーチャート解説

評価基準

  • 6 
    このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる
  • 5 
    このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる

  • このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる
  • 3.5 
    このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない

  • このカテゴリーになんらかの効果があるもの

  • このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる

  • このカテゴリーとは関係ないと思われる

※4以上が摂取目的となっているカテゴリー 

 

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セレンの総合評価 S 16.5

 総合評価について
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS  18点
S  16点以上
A+ 14点以上
A  12点以上
B+ 10点以上
B  9点以下

髪(白髪)評価5
セレンは特に過酸化水素の除去に大きく貢献します。過酸化水素はメラニンを作り出すときに働く酵素チロシナーゼを破壊する働きをします。黒髪のもとであるメラニンはチロシンとチロシナーゼが結合することで生成されますので、チロシナーゼが少なくなることでメラニンも少なくなってしまい、結果として白髪につながってしまいます。
過酸化水素は体内に備わっている抗酸化酵素「カタラーゼ」「グルタチオンペルオキシダーゼ」によって日々分解されますが、加齢とともにこの酵素を生産する力は減ってしまいます。そうなると過酸化水素が蓄積されチロシナーゼの破壊が進み黒髪のもとであるメラニンがどんどん少なっていってしまいます。
セレンは抗酸化酵素のひとつグルタチオンペルオキシダーゼの構成成分です。セレンを摂取することはグルタチオンペルオキシダーゼの活性につながりますので、白髪予防に適した栄養成分といえます。

髪(薄毛)評価3
またセレンの抗酸化力は、特に脂質の酸化を防ぐといわれています。頭皮の脂や頭皮にある細胞膜が活性酸素の攻撃により酸化するのを防ぎます。このことは頭皮の環境を正常に頭皮にある細胞の新陳代謝を促進するといえるため薄毛予防にもなります。
このようにセレンは髪に非常に関係があり、不足してはいけない成分です。
ただ問題もあります。セレンが過剰になると脱毛につながります。そして過剰のラインが低いため過剰症になるリスクが他の栄養成分と比べて高いとえいます。不足、過剰のラインをしっかりと見極める必要があります。通常の食生活を送っている限りまず不足することはないので、あえて摂取する必要はないと思います。

肌(美肌)評価5.5
セレンはミネラルの中で抗酸化作用が強い成分です。体内に活性酸素が増え、脂質が酸化し過酸化脂質になると肌に様々なトラブルが発生します。過酸化脂質を予防する成分といえます。

体型(ダイエット)評価2.5
セレンは活性酸素を取り除く抗酸化作用が強い成分だといいました。肥満の人ほど、活性酸素を多く取り込んでしまうといわれています(体積が大きいため)。なので肥満の人は抗酸化酵素の構成成分であるセレンをしっかりと摂取する必要があります。ちょっと無理やり結びつけたため評価は 2.5

体力(夜のほう)評価5.5
亜鉛とともにセックスミネラルと呼ばれています。セレンは男性の精子を作る時に必要となる成分です。活発な精子にはセレンが多く含まれているといわれています。セレンをしっかり摂取することは夜の生活の充実につながります。

その他(抗酸化) 評価5.5
抗酸化として有名なビタミンE。セレンは抗酸化力においてビタミンEの50~60倍の力があるといわれています。なので老化を遅らせるためには、必要不可欠な成分といえます。実際不足すると老化にかかわる現象(抜け毛、シミ、しわなど)が現れます。特に体をサビさせる大きな原因といわれている過酸化脂質を予防する効果があります。

セレン雑感

何なんすかね。このセレンという成分は。実におしい栄養成分という感じです。老化、髪、精子といったおじさん世代の悩みの3銃士を解決するすげー栄養成分です。抗酸化に関してはビタミンEの50倍以上なんていわれているほどです。

でなにがおしいというとずばり「過剰摂取の危険性」があることです。

過剰に注意しなければいけない成分の一つです。普通の食事でとっている量の3倍ぐらいを摂取してしまったら過剰症の症状がでてしまうからです。

もしかしたら、ここまで平均摂取量と過剰摂取の上限ラインとの差が狭いのはセレンが一番かもしれません。

過剰症といっても単に頻尿、下痢、嘔吐とかぐらいだったらいいのですが、

脱毛します。

セレンの過剰摂取による脱毛ってハゲ界では結構な有名な話です。ハゲ界の住民はセレンの摂取量にすごい敏感になっています。

薄毛にいいとされる亜鉛のサプリって巷にあふれかえっているのですが、よく薄毛予防ブログとかで亜鉛サプリの比較がされていることがあります。

で、なにを比較しているのかというとすばりセレンの量です。亜鉛がどのくらい含まれているかよりセレンがどのくらい含まれているかを比較しているのです。

亜鉛のサプリには相性がいいセレンがだいたい一緒に配合されており、
セレンが多く含まれていると過剰症(脱毛)のリスクが高まるのでセレンの量が少ないのを選びましょうという注意喚起をしているのです。

・・・・・

えーと そんなこんなで私は、単体でセレンのサプリメントをとっていません。マルチミネラル、亜鉛のサプリから摂取しています。その量で十分だと思っています。

イヤー実におしいです。過剰ラインに余裕があったなら、間違いなく単体で摂取する成分。むしろ主役級でもおかしくない成分です。

とにもかくにも過剰摂取は要注意です。

抜け毛に悩んでいる方のなかで、髪にいいからといってセレンを多めにとってしまっているのならそれは逆効果となります。かえって抜け毛増やしていることになっているかもしれません。

抜け毛、白髪といった髪のトラブルを防ぐには適量のセレンを毎日とることが重要なのです。それにはマルチミネラルのサプリで十分だと思います。ただし、あきらかに食生活が不規則(セレン不足気味)なかたは、単体サプリで摂取しても良いとおもいます。

海外では単体サプリでも販売されています。


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というよりセレンが不足していると心当たりがある場合は摂取すべきです。

特に男性。

セレン不足は、髪や精力に関わっていますで・・・

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