シトルリン NO(一酸化窒素)の産生

シトルリン

遊離アミノ酸の1種

 

 

シトルリンとは

シトルリンについて

  • シトルリンは遊離アミノ酸です。遊離アミノ酸とはたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸に含まれず、細胞・血液中などに遊離状態で存在しているアミノ酸のことを言います。

  • 体内では小腸でグルタミンあるいはアルギニンから生成されます。グルタミンやアルギニンが腸管細胞内で代謝されることにより血中に遊離アミノ酸としてシトルリンが放出されます。
  • 生成されたシトルリンの75%が腎臓にてアルギニンに再合成されます。
  • シトルリンの主な働きとして血管拡張作用、成長ホルモン分泌促進、抗酸化作用などが挙げられます。
  • シトルリンは様々な美容・健康効果をもたらすことから「スーパーアミノ酸」と呼ばれています。

 

摂取量について

800~1000㎎/日

食品会社・サプリメーカーなどが設定している摂取目安量は 800~1000㎎/日 となっています。

 

シトルリンの効果・効能

シトルリンの効果・効能 5つ激選

  1. NO(一酸化窒素)の産生
  2. 成長ホルモンの分泌促進
  3. 尿素回路の構成成分
  4. NMF(天然保湿因子)の構成成分
  5. 抗酸化作用

 

そのうち3つを詳しく

①NO(一酸化窒素)の産生

NO(一酸化窒素)は血管拡張作用や血小板凝縮抑制作用を有する生理活性物質です。
主に血管内皮細胞で NOサイクルにより産生されています。

血管内皮細胞


丸全体を血管・一番外側の赤ラインを血管壁・中央の白部分を血液とイメージしてください。
肌色部分が血管外膜、ピンク部分が中膜、緑のラインが内膜です。血管内皮細胞は内膜にあります。
NOサイクル

NOサイクルとは【→アルギニン→シトルリン→アルギノコハク酸→アルギニン→】の順に代謝されるサイクルです。
NOサイクルのアルギニン→シトルリンの代謝においてアルギニンがNOS(一酸化窒素合成酵素)と結びつくことでNOが産生されます。

※アルギニン→シトルリンの流れは 「アルギニン」を基質にしてNOSの働きにより「シトルリン」と「NO」を産生していることになります。

血管が硬くなり血流が悪化すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが高まります。それだけでなく髪や肌の細胞に必要な栄養素や酸素をスムーズに届けることができなくなり抜け毛の増加や肌のターンオーバーの乱れにつながってしまいます。よく「人は血管から老いる」といわれているのはこのような理由からです。

体内のNOの産生を増やすことができれば血管を柔らかくして拡張させる=血管を若返らせることができます。
増やす秘訣はNOサイクルを活性化させることです。
NOサイクルの構成成分であるアルギニン・シトルリンを摂取するとサイクルが活性し体内のNOの量を増やすことができます。

 

さてNOサイクルをもう一度ご覧ください。

NOサイクル

【→アルギニン→シトルリン→アルギノコハク酸→アルギニン→】

アルギニン→シトルリンの「→」の時にNOが産生

 

ご覧の通りNOの直接の前駆体はアルギニンです(アルギニンが酵素と結びつくことでNOが発生します)。

なのでNOの産生においてアルギニンを摂取することが一番重要と思われるかもしれません。
ですが、シトルリンを摂取することがより重要と考えられています。
というのもアルギニンそのものよりシトルリンを取ったほうが血液中のアルギニンレベルを上昇させることが研究により判明されているからです。

シトルリンを摂取することで効率的にNOを増やすことができ、体の血の巡りをスムーズにさせることでができます。

 

アルギニンよりシトルリンの摂取がアルギニン濃度を高める理由

アルギニンを経口摂取した場合は、大部分が肝臓で行われる尿素サイクルに使われてしまいます。  
一方、シトルリンを経口摂取した場合は、大部分は腎臓に運ばれアルギニンに変換されて各組織に供給されます
なので【アルギニンそれ自体より】も【前駆体であるシトルリン】のほうが血液中のアルギニン濃度を上昇させることになります。血管内皮細胞で効率的にNOを産生させたいならばシトルリンのサプリを摂取したほうがよいといえます。

 

※シトルリンとアルギニンどちらかを2者択一する必要はまったくなく、同時に取ることをお勧めします。というのもシトルリンとアルギニンを合せて摂取した場合、それぞれを単独摂取するよりもNO産生量が増強されることが判明しているからです。

 

 

④NMF(天然保湿因子)の構成成分

NMF(天然保湿因子)は人間が持って生まれた皮膚の保湿成分で角質細胞内においてケラチンとともに存在しています。
角質層において体内の水分を逃さない役割(肌の保湿機能)や外的刺激から肌を守る役割(肌のバリア機能)を果たしています。

表皮のクローズアップイラストです。角質層は上段の青みがかった部分です。その下の多数の細胞がある部分は顆粒層です。

角質層のクローズアップイラストです。角質細胞は肌色の楕円形です。まわりの薄い青の部分が細胞間脂質です。

NMFの主成分はアミノ酸です。そのアミノ酸の前駆体であるのがフィラグリンと呼ばれるたんぱく質です。
NMF内のアミノ酸は顆粒層にあるフィラグリンが角質層で分解することによって生まれます(分解されて生まれたアミノ酸のうちいくつかはさらに角質層で代謝されます)。

シトルリンはNMF内のアミノ酸に含まれていますNMFを構成しているアミノ酸のうち約9%を占めておりセリン・グリシン・アラニンに次ぎ4番目に多いアミノ酸と位置づけられています。
※諸説あり書籍・サイトによりシトルリンはセリンの次に多いアミノ酸と位置づけられることもあります。

 
NMFの組成

NMF内のアミノ酸組成

※数値は諸説あり
※アミノ酸組成にシトルリンの記載はありませんが「その他」のうちの9%がシトルリンと考えてください。

シトルリンを体内に取り入れることでNMFの量の増加や保持につながり、肌の「保湿機能」と「バリア機能」を維持する効果が期待できます。

 

⑤抗酸化作用

活性酸素は「酸化させる力」が非常に強い酸素のことで、その強い力で体内に侵入したウイルスや細菌を除去する役割があります。適量ならば細胞を守りますが、過剰に発生すると正常な細胞まで傷つけてしまいます。

活性酸素は紫外線、タバコ、ストレス、大気汚染、過度な運動、暴飲暴食などにより発生します。またエネルギー代謝の副産物としても発生してしまいます。なので生きている限り過剰に発生されるものと考えられます。

活性酸素にはスーパーオキシド、過酸化水素、一重項酸素、ヒドロキシラジカルの4種類があり、左から右に移るにつれ酸化させる力が強くなります。つまりヒドロキラジカルが酸化力が最も高く、体に一番大きな悪影響を与える活性酸素となります。

シトルリンにはヒドロキシラジカルを消去する抗酸化作用があります。シトルリンは体のサビの原因となる活性酸素を取り除く働きをすることで、「若さ」と「健康」を保つことに貢献します。

 

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シトルリンの働き分析【見た目編】

合計 51/60点

カテゴリー別 点数

薄毛 8.5点

白髪 6.5点

美肌 9点

美白 8点

筋肉 9.5点

脂肪 9.5点

 
 

薄毛

8.5点

「薄毛」改善 に関わるシトルリンの働きは主に2つあります。

  1. 血流改善
    髪はヘアサイクルの成長期において次の①~③の流れを経て生まれ伸びていきます。

    ヘアサイクル

    成長期

    ①毛乳頭に髪に必要な【栄養素+酸素】が届けられる

    ②必要な【栄養素+酸素】を受け取った毛乳頭細胞は毛母細胞に発毛シグナルをだす

    ③シグナルを受け取った毛母細胞が活性化され細胞分裂が繰り返し行われる

    髪が生まれ成長していく

    上記①の運搬の役割をするのは血液です。血液の流れが滞ると毛乳頭に【栄養素+酸素】が届かなくなり健康な髪が生まれなくります。なので血液の流れをスムーズさせることは薄毛予防・改善につながります。
    シトルリンはNOを産生を促し血流をスムーズにさせます。

  2. アルギニンの供給源
    体内においてシトルリンはアルギニンの主な供給源です。小腸で作られたシトルリンの約80%が腎臓にいき、そのうち約75%がアルギニンに合成されます。
    となるとシトルリンはアルギニンのもつ薄毛予防・改善効果に間接的に貢献しているといえます。

 

白髪 

6.5点

「白髪」予防 に関わるシトルリンの働きは主に次です。

  1. メラノサイト活性化
    アルギニンは成長ホルモンの分泌とポリアミンの合成を促進するアミノ酸です。「成長ホルモン」「ポリアミン」はともに細胞分裂に欠くことのできない物質で、これらを増やすことは毛根にある毛母細胞や毛乳頭細胞の活性につながります。毛根にある色素細胞メラノサイトもしかりです。


    ※メラノサイトは毛母細胞と隣合って毛球部に存在しています。

    シトルリンはアルギニンの前駆体です。アルギニンのもつメラノサイト活性化の作用はシトルリンにも当てはまります。

 

美肌

9点

「美肌」作り に関わるシトルリンの働きは主に3つあります。

  1. NMF(天然保湿因子)の構成成分
    NMFは角質細胞内に存在し、角質層内で水分維持の役割を果たしています。肌の潤いを保つのに欠かせない成分です。
    その主成分はアミノ酸です。NMFはアミノ酸およびアミノ酸誘導体(PCA)で半分以上占められています。

    NMFの組成

    NMF内のアミノ酸組成

    ※数値は諸説あり

    シトルリンはNMFを構成しているアミノ酸のうち約9%を占めています。この数値は4番目に多くふくまれています(遊離アミノ酸に限定にすると一番多く含まれています)。肌の潤いを保つ働きをするアミノ酸のひとつとして美肌づくりに大きく貢献します。

  2. 抗酸化作用
    紫外線などにより活性酸素が肌に大量発生すると肌細胞のDNAを傷つけたり、細胞内のたんぱく質や脂質部分を酸化させたりしてその細胞の機能を低下させます。


    ※活性酵素→活性酸素に訂正

    また肌の皮脂を酸化させ過酸化脂質を増やします。さらに肌のコラーゲン・エラスチンといった美肌成分を変性させ破壊します。
    肌を活性酸素から守るためには、活性酸素を除去する抗酸化作用をもった成分=抗酸化物質をとることが重要です。
    シトルリンは抗酸化物質の一つです。シトルリンは活性酸素のなかでも最も毒性が強いヒドロキシラジカルを除去する能力があるとされています。

  3. アルギニンの美肌効果
    アルギニンには以下①~③の働きがあり、美肌効果が非常に高いアミノ酸として有名です。

    成長ホルモンの分泌促進 肌細胞の新陳代謝を活性

    ポリアミンの合成に関与 肌細胞の細胞分裂を促進

    コラーゲンの合成に関与 美肌成分コラーゲンの増加

    体内においてアルギニンの主たる供給源となるのがシトルリンです。シトルリンを経口摂取した場合に、大部分が腎臓でアルギニンに変換され各組織に運ばれます。シトルリンはアルギニンのもつ美肌効果に大きく貢献しているといえます。

 

美白

8点

「美白」ケア に関わるシトルリンの働きは主に2つあります。

  1. 肌のターンオーバーを正常化
    肌のターンオーバーが乱れる原因の一つは血行不良です。血液の流れが滞ると表皮の細胞に必要な栄養素と酸素が供給できなくなりターンオーバーが正常に行われなくなります。シトルリンには血流改善効果があります。

  2. 身代わりアミノを増やす
    身代わりアミノとは味の素(株)の登録されている商標で、味の素kkのアミノ酸スキンケア商品「JINO」に配合されている3つのアミノ酸【リジン・ヒスチジン・アルギニン】のことをさします。

    なぜこの3つのアミノ酸が「身代わりアミノ」として括られているのかというと、体内で「たんぱく質」・「脂肪の分解物」の代わりに「糖化」・「カルボニル化」されるからです。それによりAGEs(糖化によって作られる物質)・ALEs(カルボニル化によって作られる物質)の発生を防ぎます。
    AGEsやALEsはくすみ特に黄ぐずみの原因となるのでその蓄積を防ぐことは美白ケアにつながります。

    要はリジン・ヒスチジン・アルギニンには抗糖化作用・抗カルボニル化作用があり、その摂取は美白ケアになるということです。

    シトルリンは体内でアルギニンを増やします。アルギニンを直接とるよりシトルリンを取るほうが体内のアルギニンの量を増やすと言われています。

 

筋肉

9.5点

「筋肉」増強 に関わるシトルリンの働きは主に2つあります。

  1. NOブースターの主成分
    NO(一酸化窒素)の血管拡張作用は筋肥大につながります。というのもNOを発生させた状態で筋トレをすると、負荷を与えた筋肉への血流が増え、筋肉細胞に水分が集まりパンプアップ状態になりやすくなるからです。
    ※パンプアップは一時的な症状ですが、近年の研究により筋肥大に関係していると考えるのが一般的になっています。

    シトルリンはNOサイクルの構成成分です。シトルリンを摂取することでNO産生を高めることができます。事実NOブースターやNO系と呼ばれる「NO産生サプリメント」にアルギニンとともに主成分として配合されています。

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    NOブースター・NO系は無酸素運動を中心とするトレーニングを本格的に行っている方に広く愛用されています。

  2. アルギニンの前駆体
    アルギニンは以下の働きにより筋肉増強に深く関わっています。

    成長ホルモンの分泌促進 筋たんぱく質合成

    インスリンの分泌を促進 筋たんぱく質合成

    クレアチンの合成に関与 筋肉収縮のエネルギー源

    コラーゲンの合成に関与 筋繊維の構成成分

    シトルリンはアルギニンの前駆体で、アルギニンそのものを取るよりシトルリンを取ったほうが体内のアルギニンを増やすといわれています。

 

脂肪

9.5点

「脂肪」減少 に関わるシトルリンの働きは主に3つあります。

  1. 肥満改善作用
    プロテインケミカル(株)で行われた実験によりシトルリンは肥満改善作用を有する成分であることが証明されています。8週間のシトルリン連続摂取により体重・中性脂肪・BMI値の減少・体脂肪率の低下がみられたとのことです。

    これとは別件ですが、実際に肥満の人はシトルリンが欠乏していることが示唆されてます。

  2. POMCの発現増加
    シトルリンにはPOMCの発現を増やす働きがあり、それにより抗肥満効果をもたらすこともプロテインケミカル(株)の実験により確認されています。

    ※POMC 摂食行動を抑制する因子

  3. アルギニンを全身に供給
    アルギニンは体脂肪を燃やす酵素を活性化させる働きがあり、リジン・プロリン・アラニンらとともに脂肪燃焼系アミノ酸と呼ばれています。
    シトルリンを経口摂取するとその大部分が腎臓でアルギニンに変換されます。そのため全身に効率的かつ安定的にアルギニンを供給することができます。
    ①の肥満改善作用は「シトルリン直接」だけでなく「アルギニンを介して」も考えられます。

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シトルリンの働き分析【中身編】

合計 48.5/60点

カテゴリー別 点数

身体 8.5点

エネ 7.5点

病気 8点

体質 7.5点

精力 9点

健脳 8点

 

身体

8.5点

「身体」の構成材料 に関わるシトルリンの働きは主に次です。

  1. アルギニンの供給源
    シトルリンは遊離アミノ酸で、体をつくる20種類のアミノ酸に含まれていません。ただし20種類のアミノ酸の1種アルギニンの前駆体として位置付けられています。単に前駆体であるだけでなくアルギニンを直接取るよりもシトルリンを取ったほうが血中のアルギニン濃度を高められるといわれるほど体内のアルギニンの供給源として重要な存在です。
    アルギニンは体たんぱく質の材料としてだけでなく、体たんぱく質の合成を促す成分としても活躍しています。

 

エネ

7.5点

「エネルギー」生成 に関わるシトルリンの働きは主に次です。

  1. エネルギー産生のサポート
    アミノ酸の供給が過剰となったときにアミノ酸は異化によってエネルギーとして利用されます。

    アミノ酸がエネルギーとして使用される際には有害なアンモニアが発生してしまいます。
    アンモニアが血中に蓄積するとTCA回路を阻害する物質となります。イコール「エネルギー産生が滞る」ことになります。

    TCA回路(クエン酸回路)

     

    TCA回路は糖質・脂質・たんぱく質が最終的に酸化されるための共通する代謝経路です。アセチルCoAがオキサロ酢酸と縮合反応しクエン酸となり、8種類の酸に次々と変化することでアセチルCoAが酸化され二酸化炭素となり、NADH FADH₂を産生します。このNADH FADH₂を電子伝達系の電子伝達体に供与することで酸化的リン酸化が起こり大量のATPが生成されます。

    アンモニアは肝臓において尿素回路で無害な尿素に変えられます。

    シトルリンは尿素回路の中間体です。

    尿素サイクル

    カルバモイルリン酸+オルニチン→シルトリン→アルギコハク酸→アルギニン→オルニチン+尿素

    アンモニアと二酸化炭素とATPの縮合反応によりカルバモイルリン酸が生成され、そのカルバモイルリン酸とオルニチンが結合するとシトルリンになります。

    シトルリンはアンモニアを解毒する働きをすることで間接的にエネルギー産生を促しています。

 

病気

8.5点

「病気」予防 に関わるシトルリンの働きは主に2つあります。

  1. 動脈硬化予防
    全身の組織に血液を十分に届けるには血管がしなやかで弾力性があることが条件となります。しなやかさや弾力性が衰える=血管が老化すると血液がスムーズに流れなくなります。
    それにより血栓ができやすくなったり、コレストロールが溜まりやすくなったりします。このことは動脈硬化の進行につながります。

    NO(一酸化窒素)には血管を拡張させしなやかにさせる働き、血小板の凝縮を抑制する働きがあります。

    L-シトルリンで血管機能血流アップ―虚血性心疾患予防、疲労回復、運動能力向上などの起爆剤、ノーベル賞学者も推奨する「新顔」の働き:健康食品サプリの効果効能を解説した書籍

     


    シトルリンは体内のNOの産生を促す成分です。摂取することで動脈硬化の予防効果が大いに期待できます。

    マイナスポイント
    心疾患またはその既往歴がある方はアルギニン及びシトルリンのサプリ摂取を避けて下さい。あるいは医師に相談してください。海外の研究により心筋梗塞の既往歴がある患者にアルギニンを投与したところ死亡率が高まったことが確認されています。
  2. アルギニンの病気予防効果
    シトルリンは体内でアルギニンに容易に変換されます。アルギニンを経口摂取するよりシトルリンを経口摂取したほうが体内で「アルギニン」として利用される割合が高いと言われています。

    なので以下アルギニンがもつ病気予防効果もシトルリンに当てはまるといえそうです。

    ①褥瘡治癒
    アルギニンは成長ホルモン分泌・コラーゲンの合成・ポリアミンの合成を促進することで褥瘡治癒に関わります。

    ②糖尿病予防
    アルギニンはインスリン抵抗性を改善します。糖尿病の発症予防にも有効です。

    ③がん予防
    アルギニンはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させます。NK細胞はリンパ球の一種で、がん細胞やウィルスに感染した異常細胞をいち早く発見し、攻撃する働きをします。

    ④骨粗鬆症予防
    アルギニンは成長ホルモンの分泌を促す働きをするため骨粗鬆症予防にもなります。

 

体質

7.5点

「体質」改善 に関わるシトルリンの働きは主に4つあります。

  1. 冷え性
    ストレス・寒さなどにより末梢血管が収縮し血流が悪くなると「冷え」が生じます 血管拡張作用のあるシトルリンは冷え性改善効果を発揮します。
  2. むくみ
    血流改善作用のあるシトルリンはむくみ解消にも有効です。

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  3. 疲労回復
    疲労物質の一つアンモニアは尿素回路にて無毒な尿素に変換されます。シトルリンは尿素回路の構成員です。
  4. 免疫力
    NO(一酸化窒素)は細菌やウイルスを認識して攻撃する免疫細胞マクロファージを活性させます。NO産生を促進するシトルリンを摂取すると免疫力がアップし風邪やインフルエンザにかかりにくくなります。

 

精力

9点

「精力」増強&「性機能」向上 に関わるシトルリンの働きは主に2つあります。

  1. EDの予防
    勃起とは、陰茎内にあるスポンジ状の組織「陰茎海綿体」に血流が充満し、海綿体内圧が上昇することによっておこる現象です
    勃起を完成させるはNO(一酸化窒素)の働きが重要となります。というのも海綿体の内皮細胞からNOが大量に放出されることで海綿体の平滑筋が弛緩される=海綿体に血流が流入する からです。

    シトルリンはNOの産生を促進させる成分です。摂取することで勃起力アップ効果が期待できます。そのため男性の悩みを解決するサプリによく主成分として配合されています。

    男性用サプリメント:MAXIRIN(マキシリン)1箱 マカ シトルリン 高麗人参 オルチニン キトサン アルギニン ※精力剤ではありません。

     

  2. 不妊改善
    アルギニンは男性・女性の不妊に対して効果があるとされ、よく不妊治療にも取り入れられています。シトルリンを摂取することは体内でアルギニンを増やすことになります。シトルリンは不妊でお悩みの方にもお勧めの成分です。

 

健脳

8

「脳」の健康 に関わるシトルリンの働きは主に2つあります。

  1. 記憶力・集中力・学習力
    シトルリンは血管拡張作用のあるNO(一酸化窒素)の産生を促進させ、脳へ血流を増やす働きをします。脳に血流が増えると脳の神経細胞の働きが活発になり、記憶力・集中力・学習力が増強します。

    【日本製】L-アルギニン含有食品 サプリ 脳活 賢者のアルギニン3000mg & シトルリン800mg&クエン酸2700mg 男性 女性

     


    NOは神経伝達物質としても働く(神経伝達物質と同様の作用を示す)ことも知られています。このことからもシトルリンは記憶力・集中力・学習力アップにつながる成分と考えられます。

  2. 脳疲労
    肝臓の代謝が落ちるとアンモニアが十分に解毒されなくなります。そのアンモニアが血流により脳に運ばれると疲労を感じるようになります。
    尿素サイクルの構成員であるシトルリンにはアンモニアを解毒する働きがあります。脳の疲労の予防・解消につながります。

 

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シトルリンのサプリメント分析

合計 18/20点

カテゴリー別 点数

継続(価格は安いか) 4点

手軽(購入ルートは多いか)5点

選択(品揃えは豊富か)4.5点

貴重(食品から取りづらいor不足しやすいか)4.5点

 
  • 継続
    1200㎎120粒入り(60日~120日分)は約2200円で購入可能です。
  • 手軽
    店舗・ネットで購入可能です。
  • 選択
    某ECサイトで「シトルリン サプリメント」検索すると約7千件ヒットします。シトルリン単体(シトルリンがメイン成分)サプリが数多くヒットします。
  • 貴重
    シトルリンはウリ科の植物に多く含まれています。特にスイカに多く含まれています。シトルリンの推奨摂取量は800㎎/日となっており、スイカだと1/7個を取ることで満たすことのできる量です。
    ですがスイカから取るとなると季節は限定されます。
    他のウリ科の植物から目安量を取ることは難しいのでサプリから取ることをお勧めします。

 

 

愛用品&おすすめ品

 

愛用理由
1粒1200㎎配合で120粒入り約2200円です。目安摂取量は1~2粒となっています。シトルリンの1日の目安摂取量は800~1000㎎なので、1粒摂取で十分だと思っています。となると4カ月もちます。コスパがよくておススメできます。
シトルリンサプリにはいろいろ注意事項がありますので、ご自身が当てはまっていないか確認してからご利用ください。

 

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シトルリンとの組み合わせ

シトルリンと相性の良い成分 7つ厳選

  1. アルギニン
  2. オルニチン
  3. BCAA
  4. 亜鉛
  5. マカ
  6. メリロート
  7. ヒハツ

 

そのうち2つをPICK UP

①BCAA

BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシ)は筋たんぱく質を構成しているアミノ酸の約15~20%、筋たんぱく質を構成している必須アミノ酸の約35~40%を占めています。また筋収縮時のエネルギー源としても利用されます。
シトルリンはNOの産生を促し、負荷を与えた筋肉への血流を増やします。さらに体内でアルギニンに容易に変換され筋たんぱく質の合成を促進します。筋肉に必須の成分であるBCAAにシトルリンをプラスすることで効率よく筋肉を増強させます。

 

④ヒハツ

ヒハツは、東南アジアなどで生育されているコショウ科の植物です。

ヒハツとシトルリンの共通点はズバリ「血流改善」です。
ヒハツはTie2 を活性化させる働きがあり毛細血管を増やす効果があります。一方シトルリンはNO産生を促すことで血管をしなやかにさせその流れをスムーズにさせる効果があります。
この2つの成分を一緒に取ることで血流改善効果が大幅にアップします。どのカテゴリーにもプラスに働きますがとくに薄毛予防に効果を発揮すると思います。

 

 

 

シトルリンのまとめ

シトルリン 評価

総合評価 SS 117.5点 

分析【見た目編】51

分析【中身編】48.5

分析【サプリ】18

 

 

 

以上をもとに→シトルリンについて勝手に語る

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