リジン 脂肪燃焼促進

リジン

たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の1種
そのうち9種類ある必須アミノ酸の1種

塩基性アミノ酸の1種
ケト原性アミノ酸の1種

 

 

リジンとは

リジンについて

  • たんぱく質は筋肉、臓器、皮膚、骨、髪、血液などの材料となっています。

  • これら人間の体を構成するたんぱく質は主に20種類のアミノ酸が数十~数百個以上結合し複雑に組み合わさることで作られます。組み合わせが違うため、たんぱく質の形・性質・働きが異なっています。

  • リジンはたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の1種です。

  • たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸は9種類の必須アミノ酸(体内で合成できないもの)と11種類の非必須アミノ酸(体内で合成できるもの)に分けられています。リジンは必須アミノ酸に分類されます。

  • リジンはほとんどすべてのたんぱく質に含まれており、生体内のたんぱく質の2~10%を占めていると言われています。
  • リジンのもつ効果効能は成長促進、免疫力向上、エネルギー代謝促進、疲労回復、脂肪燃焼、発毛促進、美肌作りなどです。
  • なおリジンは食品中のたんぱく質において最も制限アミノ酸になりやすいとされています。
    制限アミノ酸
    食品中のたんぱく質のうち必要量に対して充足率の低い必須アミノ酸ことをいいます。
    この指標となるのが「アミノ酸スコア」と呼ばれるものです。
    アミノ酸スコア
    アミノ酸スコアとは食品中のたんぱく質の質を表すもので、その数値(スコア)は9種類の必須アミノ酸のうち1番含有量が少ない必須アミノ酸レベルに合わせられます。

    例えばアミノ酸スコア90というのは、必須アミノ酸うちどれか1つのアミノ酸が基準値の90%にしか達していないことを表します。これは体たんぱく質の合成において他のアミノ酸もその基準値の90%のみしか利用できないことになります。
    この時、基準値が100より低いアミノ酸を制限アミノ酸、一番低いアミノ酸を第一制限アミノ酸といいます。

 

摂取量について

30/kg/日 成人 
例 体重50kgの場合 1500㎎/日

by 2007年 WHO/FAO/UNU合同専門協議会報告

過剰摂取に注意
リジン単体(リジンメイン)のサプリメントを取る場合は注意する必要があります。リジンのみを極端に摂取すると腎機能障害を引き起こす恐れがあります。

 

リジンの効果・効能

リジンの効果・効能 5つ激選

  1. 脂肪燃焼(by カルニチンの材料などにより
  2. 成長促進(by 成長ホルモンの分泌促進などにより
  3. エネルギー代謝(by AMPKの活性などにより
  4. 美肌作り(by コラーゲンの形成などにより
  5. 発毛促進(by たんぱく質の合成促進などにより

 

そのうち3つを詳しく

①脂肪燃焼(by カルニチンの材料などにより

脂肪燃焼のメカニズムを簡単にまとめると以下になります。

  1. 分解 体内に蓄積された中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解する
  2. 運搬 分解されてできた脂肪酸を細胞のミトコンドリアに運搬する
  3. 燃焼 ミトコンドリアで脂肪酸がエネルギー貯蔵物質ATPに変わる

ATPがエネルギーとして消費される→脂肪燃焼

ここで②にクローズアップします。

脂肪酸はアルブミンというたんぱく質と結合し、各組織の細胞に運ばれます。そして細胞質に取り込まれた後、活性化され脂肪酸アシルCoAに変換されます。

細胞のイラスト



細胞質は細胞核以外の領域のことです。細胞核はピンク色の目玉のような形をしたものです。ミトコンドリアは緑色のソーセージのような形をしたものです。

この脂肪酸をエネルギーに変える場所はミトコンドリアのマトリクスですが、脂肪酸は脂肪酸アシルCoAのままではミトコンドリアの内膜を通過することができません
一時的にカルニチンと結合し脂肪酸アシルカルニチンになることでミトコントリア内膜を通過することができます。

ミトコンドリアのイラスト

ミトコンドリアは外膜と内膜の二重の生体膜で構成されています。外膜はおおもとを囲っている線、内膜はマトリックス(くねくねした部分)の周りの線です。

脂肪酸(脂肪酸アシルCoA)から脂肪酸アシルカルニチンへ変換する反応を触媒する酵素はミトコンドリア外膜にあるCPT-1です。この酵素の活性が高まると脂肪酸のミトコンドリアへの輸送が促進されます。つまるところ脂肪燃焼メカニズムの②運搬が活発になり脂肪の燃焼が促進することになります。

 
 
さてここでリジンの登場です。リジンは脂肪燃焼メカニズムの②運搬に深く関与しているアミノ酸です。理由は以下です。

①カルニチンの材料
カルニチンは肝臓および腎臓でリジンとメチオニンを原料にして生成されます。健康であれば1日に必要なカルニチンの量は体内で合成できる量だけでまかなうことができます。


②CPT-1 の活性

CPT-1は脂肪酸アシルCoAを脂肪酸アシルカルニチンへ変換する反応を触媒する酵素です。リジンにはこの酵素を活性させる働きがあります。
 
リジンを摂取することで脂肪酸のミトコンドリアへの輸送が増加し脂肪燃焼が進むことになります。脂肪燃焼効果が非常に高いアミノ酸として有名です。

 

 

③エネルギー代謝(by AMPKの活性などにより

AMPキナーゼ(以下AMPK)とはAMP活性化プロテインキナーゼ(AMP-activated protein kinase)の略で、エネルギー源となる糖や脂肪の代謝を調節している酵素のことを言います。

体内でエネルギーが枯渇している時AMPKが活性化されて異化の亢進と同化の抑制がもたらされます。
つまりAMPKが活性される【糖や脂肪の分解が促される&糖や脂肪の合成が抑えられる】【糖や脂肪からエネルギーが産生される】流れを作り出します。
そのためAMPKはよく「細胞中のエネルギーセンサー」「脂肪燃焼の司令塔」などと呼ばれています。

エネルギーが枯渇している時とはハードな運動 or 栄養飢餓 or 低酸素 の状態です。
いづれかの状態にもっていくことでAMPKが活性されることになりますが、栄養成分の中にはAMPKを活性させる働きをもつものがあります。
リジンがそれに当てはまります。

AMPKを活性させる働きをもつリジンの摂取は糖や脂肪の燃焼を高めエネルギー産生を促すことにつながります。

なお先の②脂肪燃焼(by カルニチンの材料などによりで説明したリジンのCPT-1の活性作用は下記「AMPKの脂肪酸生合成抑制・脂肪酸β酸化促進の働き」によりもたらされるものです。

※「脂肪酸生合成の流れ」を簡単に説明してから「AMPKの脂肪酸生合成抑制・脂肪酸β酸化促進の働き」を説明しています。

脂肪酸生合成の流れ

【エネルギーが過剰の時、解糖系で生じたアセチルCoAが脂肪酸に変換されます。脂肪酸の生合成は細胞質で行われます。アセチルCoAのままではミトコンドリアの内膜を通過することができないためいったんクエン酸に変換されます】

①アセチルCoAはクエン酸合成酵素の働きによりTCA回路の中間体であるオキサロ酢酸と縮合してクエン酸になります。

②クエン酸はトリカルボン酸輸送体より細胞質に運ばれます。

②運ばれた後ACLの働きによりアセチルCoAに戻りACCの働きによりマロニルCoAに変わります。

マロニルCoAは脂肪酸合成酵素の働きにより脂肪酸に変換されます。

ACL(ATPクエン酸リアーゼ)
クエン酸とCoAからアセチルCoAとオキサロ酢酸を生成する酵素です。ATPのエネルギーを利用します。
ACC(アセチルCoAカルボキシナーゼ)
アセチルCoAからマロニルCoAを生成する酵素です。脂肪酸生合成の律速酵素です。マロニルCoAの増加に関係しているためβ酸化にも関与してきます。
 
AMPKの脂肪酸生合成抑制・脂肪酸β酸化促進の働き

脂肪酸生合成の中間体「マロニルCoA」にはCPT-1の活性を阻害する作用があります。つまり生体内にマロニルCoAが増えると脂肪酸生合成が促進されると同時に脂肪酸のβ酸化が抑制されます。

マロニルCoAを減らすには「脂肪酸の原料であるアセチルCoAを減らす」か「アセチルCoAからマロニルCoAの変換を阻害する」かのどちらかです。

AMPKにはアセチルCoA→マロニルCoAの変換の際に働くACCの活性を抑制する働きがあります

その働きによりマロニルCoAの増加を防ぎます(脂肪酸生合成を抑制)=CPT-1の活性抑制を防ぎます(脂肪酸β酸化を促進)

 

 

④美肌作り(コラーゲンの形成などにより

リジンはコラーゲンの構造上において重要な役割を果たしています。

まず初めにコラーゲンの構造について簡単にまとめたのでご覧ください。

コラーゲンの構造

  1. コラーゲン分子は3本のポリペプチド鎖が螺旋状に絡まったもの。1本のポリペプチド鎖はα鎖と呼ばれる(以下α鎖)。
  2. コラーゲン分子中の3本のα鎖のアミノ酸配列は3本とも一緒、2本だけ一緒、全部異なるのパターンがあり、コラーゲンの性質(種類)により違う。
    例えばI型コラーゲンは2本のα鎖が同じで残り1本が異なる構造をしている。
  3. 1本のα鎖は1000残基ほどのアミノ酸で構成されている。その配列の特徴として3残基ごとにグリシン(Gly)が存在していることである。
    つまり【Gly-X-Y】の配列が繰り返されている。X-Yに配列されるアミノ酸はプロリン(X位)とヒドロキシプロリン(Y位)であることが多くなっている。
    なのでコラーゲンのアミノ酸組成のうちグリシンが1/3、プロリン&ヒドロキシプロリンが1/5を占めている。

    コラーゲンのアミノ酸組成
    コラーゲンのアミノ酸構成比
    なおコラーゲンを構成するアミノ酸は18種類ある。
  4. 生体内ではこのコラーゲン分子が集まって、酵素の働きによりコラーゲン分子間に架橋が入る(コラーゲン分子が橋を架けあうように結合する)ことでコラーゲン繊維が形成される。この架橋構造がコラーゲン繊維を強くしコラーゲン特有の強い弾力性や柔軟性を与える。

 

ここでリジンの話に戻ります。

リジンはコラーゲンを構成している18種類のアミノ酸の1つですが、その率としては3~4%と決して多くありません。
それではなぜリジンがコラーゲンの構造上において重要な役割を果たしているのかというと次の2点が挙げられます。

 
螺旋構造の安定化

コラーゲンの構造の特徴その①
で説明しましたがコラーゲン分子は3本のα鎖が螺旋状に絡まった構造をしています。このα鎖間で水素結合を形成して三重螺旋構造の安定化に寄与しているのがヒドロキリジンです。

※α鎖にリジンとして組み込まれた後に酵素リシルヒドロキシラーゼにより水酸化されたのがヒドロキシリジンです。
ちなみに螺旋構造の安定化にもっとも寄与しているのはヒドロキシプロリンで、こちらはα鎖にプロリンとして組み込まれた後に酵素プロリンヒドロキシラーゼにより水酸化され生成されます。

 
コラーゲン架橋の形成

コラーゲンの構造の特徴その④
で説明しましたが生体内ではコラーゲン分子が橋を架けあうように結合し、コラーゲン繊維を形成しています。
この架橋は、アルドール縮合またはシッフ塩基型結合によって形成されます。これにリジンが深く関与しています。

その理由
コラーゲン分子中の特定のリジンまたはヒドロキシリジンの側鎖基(ε位アミノ基 )が酵素リジルオキシダーゼよってアルデヒドに変わります。

  • このアルデヒドが別の分子のアルデヒドと反応する【→アルドール縮合】
  • このアルデヒドが別の分子のリジンまたはヒドロキシリジンのε位アミノ基と反応する【→シッフ塩基型結合】
とコラーゲン分子間の架橋が形成されます。


このようにリジン(とヒドロキシリジン)はコラーゲン組織特有の強い線維構造を作ることに大きく貢献しています。なのでコラーゲンを形成する上で欠くことのできない成分です。

真皮にあるコラーゲンは肌に潤いや弾力を与え、美肌を保つ上で重要な役割をはたしています。その形成に関わるリジンは美肌づくりに重要な存在といえます。

 

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リジンの働き分析【見た目編】

合計 53/60点

カテゴリー別 点数

薄毛 9点

白髪 7.5点

美肌 9点

美白 8.5点

筋肉 9点

脂肪 10点

 
 

薄毛

9点

「薄毛」改善 に関わるリジンの働きは主に4つあります。

  1. ケラチン生成促進
    髪の主成分はケラチンと呼ばれるたんぱく質です。髪の90%以上はケラチンでできています。ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されています。

    ケラチンのアミノ酸組成
    ※%はおおよその値です。

    リジンはケラチンを構成しているアミノ酸の1つで、うち約2.6%を占めています。比率は少ないのですが、リジンにはケラチンの生成を促す働きがあります。ケラチンを作るうえで欠くことのできないアミノ酸です。

  2. 細胞分裂促進
    髪は栄養素と酸素を受け取った毛母細胞が分裂し角化することで作られ、伸びていきます。


    成長ホルモンには細胞分裂を促進する作用があります。
    リジンは成長ホルモンの分泌を促す働きをします。

  3. AGA治療薬との相性
    リジンはAGA治療薬と相性が良い成分として有名です。特にミノキシジルとの相性がよく、ミノキシジルの効果(血管拡張&細胞増殖・たんぱく質合成促進効果)を高めるとされています。
    なのでAGA対策としてリキッドタイプ(外用)・経口タイプ(内服)のミノキシジルとリジンの併用がよく用いられています。
    リジンがミノキシジルの効果を高める理由としてリジンの「たんぱく質の合成を促進する」と「血流をよくする」働きが関係すると考えられます。

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  4. 広範囲な発毛効果
    リジンには広範囲な発毛効果があるとされています。実際にバイオサイエンティフィック社(英)が【リジンは男女問わず、さまざまな原因でおこる薄毛・脱毛に対して発毛効果を発揮する】ことを実験で証明し【薄毛・脱毛治療にリジン摂取が有効】とする米国特許を取得しています。

 

白髪 

7.5点

「白髪」予防 に関わるリジンの働きは主に2つあります。

  1. ケラチンの合成
    髪の色のもと【メラニン】はメラノサイトで作られています。一方で髪の毛本体といえる【ケラチン】は毛母細胞が細胞分裂をすることで作られています。

    ※メラノサイトは毛母細胞の隣に存在しています。

    毛母細胞が細胞分裂して髪が作られる過程で、メラノサイトで生成されたメラニンが毛母細胞に受け渡され髪が黒くなります。

    白髪を予防するにはメラノサイトの働きを活発にさせることが大切です。ただしそれはメラニンの受け取り先である髪の毛がしっかりと作られることが前提となります。
    リジンはケラチンの合成を促します。色素の受け取り先である髪の毛を生成するのに大切な成分です。

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  2. メラノサイト活性
    細胞の増殖・分化に関与する成長因子IGF-1は成長ホルモンの刺激により作られます。生成されたIGF-1が細胞にある受容体に結合するとでその細胞の働きが活性化されます。
    これは頭皮内にある色素細胞メラノサイトにもあてはまり、IGF-1はメラノサイトを活性化させ黒髪のもととなるメラニンの産生を促し白髪を予防する効果をもたらします。

    リジンは成長ホルモンの分泌を促すアミノ酸です。【リジン摂取→成長ホルモン分泌→IGF-1増加→メラノサイトの働き活性】といった流れを作ることで白髪の増加を抑制します。

 

美肌

9点

「美肌」作り に関わるリジンの働きは主に4つあります。

  1. コラーゲンの形成
    コラーゲンは肌の真皮層でハリや弾力を生みだしています。肌の美しさを保つためになくてはならない成分です。


    ※真皮層を拡大したイラストです。ひし形の線部分がコラーゲン。

    コラーゲン分子は、互いに橋を架けあうように絡み合ってコラーゲン繊維を形成しています。この「コラーゲン架橋」を形成するにあたりリジンおよびヒドロキシリジンは重要な役割を果たしています。

    国産原料、国内生産のL-プロリン、L-リジン、各120粒。コラーゲン生成セット。

     

  2. 糖化予防
    コラーゲン架橋は大きく2つにわけられます。善玉架橋と悪玉架橋です。架橋が規則的に並んで形成されているのが善玉架橋で、バラバラであったり過剰に形成されたりしているのが悪玉架橋です。
    架橋が悪玉化する原因となるのが「老化」と「糖化」です。

    老化
    加齢によりコラーゲン代謝の衰えると余分な架橋が増えます。このことを老化架橋といいます。
    糖化
    糖化とは体内に余った糖質がたんぱく質とくっつき、たんぱく質を劣化させる現象のことをいいます。糖化により生まれたAGEsがコラーゲンの分子間に無秩序な架橋を形成します。このことをAGEs架橋といいます。
    ※善玉架橋は生理的架橋とも呼ばれます。

    リジンには糖化を防ぐ働きがあります。というのもたんぱく質の代わりに糖質と結合し、リジン自らが糖化され体外に排出されるからです。

    糖化を防ぐことは悪玉架橋を防ぐことになります。リジンはこの点からも「コラーゲン架橋」に重要な存在といえます。

  3. ケラチンの合成
    肌の一番外側である角質層は繊維状のたんぱく質ケラチンがたくさん含まれています。


    ケラチンは水分と合わさると柔らかくなるという性質をもっていて、角質層内にあるケラチン(とNMF)のおかげで肌の潤いを保つことができています。

    髪の毛のケラチンと肌のケラチンはアミノ酸組成が違います。なので同じケラチンでも性質がまったく異なるものになっています。
    リジンは肌のケラチンの合成にも関与しています。

  4. 肌のターンオーバーを促進
    肌の細胞の分裂・再生は成長ホルモンにより促されます。リジンは成長ホルモンの分泌を促進します。肌の細胞の生まれ変わりをサポートする成分です。

 

美白

8.5点

「美白」ケア に関わるリジンの働きは主に3つあります。

  1. 肌のターンオーバーを正常化
    シミ・くすみのもとメラニンは肌のターンオーバーとともに排出されます。

    ターンオーバーが乱れるとメラニン排出がスムーズにいかなくなりシミ・くすみの増加につながります。
    肌のターンオーバーは表皮細胞の新陳代謝のことです。なので細胞分裂を促進することでその乱れを整えることができます。
    成長ホルモンの分泌を促すリジンには表皮細胞の分裂を促進させる効果=肌のターンオーバー正常化効果が期待できます。

  2. 抗糖化作用
    糖化とは体内に余った糖質がたんぱく質とくっつき、たんぱく質を劣化させる現象のことをいいます。糖化によって作られるのがAGEs(終末糖化産物)です。AGEsが肌の内側に蓄積すると肌に透明感がなくなり黄色くくすみます。
    リジンには糖質とたんぱく質がくっつく前に糖質と結合する抗糖化作用があります。AGEsの蓄積を防ぎ肌の透明感を保ちます。
  3. 抗カルボニル化作用
    カルボニル化も糖化どうように肌の黄くずみの原因となるものです。カルボニル化は糖化と違いたんぱく質と脂肪の分解物の結合によりおこります。

    脂肪の分解物
    活性酸素が肌に過剰に発生すると肌の脂質が過酸化脂質に変性します。過酸化脂質が酸化分解されるとアルデヒド(カルボニル化合物)と呼ばれる物質が発生してしまいます。このアルデヒドがたんぱく質と結合することをカルボニル化といいます。カルボニル化により生まれる物質はALEs(終末脂質過酸化産物)と呼ばれます。

    肌の真皮にALEsが蓄積すると肌にあるたんぱく質(コラーゲンやエラスチン)そのものが変性し黄色くなります。AGEsの蓄積により起こる黄ぐずみよりずっと濃い黄ぐずみになるとされています。
    リジンは先とどうように【たんぱく質の身代わり】となり脂肪の分解物とくっつきALEsの蓄積を防ぎます。

    抗糖化作用&抗カルボニル化作用をもつリジンは肌の透明感が低下するのを抑制する働きがあるため、「透明感」を売りにしている美白ケア化粧品によく配合されています。

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筋肉

9点

「筋肉」増強 に関わるリジンの働きは主に2つあります。

  1. 筋肉のたんぱく質
    筋肉はたんぱく質でできています。筋肉を構成するたんぱく質は合成と分解を24時間繰り返しています。筋肉を増量するためには合成を繰り返し行えるだけの「たんぱく質」を意識して摂取する必要があります。
    筋肉のたんぱく質は20種類のアミノ酸で構成されていますが、筋肉を増量するために特に意識して摂取するべきは体内で作ることのできない9種類の必須アミノ酸です。リジンは必須アミノ酸に分類されます。
  2. 成長ホルモンの分泌促進
    成長ホルモンは筋たんぱく質の合成を促進します。なので成長ホルモンの分泌を増やすことは筋肉増強につながります。
    アミノ酸の中に成長ホルモンの分泌促進効果をものがあり、リジンはその一つに挙げられます。

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    リジンにはリジン自身が成長ホルモンの分泌促進させるだけでなく他のアミノ酸の成長ホルモンの分泌促進効果を高める働きもあります。そのアミノ酸がアルギニンです。リジンはアルギニンとの相性がよく、アルギニンとリジンを一緒に取るとアルギニンの成長ホルモン分泌促進効果が大幅にUPすると言われています。

 

脂肪

10点

「脂肪」減少 に関わるリジンの働きは主に3つあります。

  1. 脂肪分解酵素を活性化
    脂肪燃焼は次の3つのステップを経て行われます。

    脂肪燃焼メカニズム

    1. 分解 体内に蓄積された中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解する
    2. 運搬 分解されてできた脂肪酸を細胞のミトコンドリアに運搬する
    3. 燃焼 ミトコンドリアで脂肪酸がエネルギー貯蔵物質ATPに変わる

    ATPがエネルギーとして消費される→脂肪燃焼

    ①分解の文章の最初には【脂肪分解酵素が活性され】を付け加える必要があります。

    →【脂肪分解酵素が活性され】体内に蓄積された中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解する

    リジンには脂肪分解酵素を活性させる働きがあります。リジンを摂取すると脂肪の分解が活発になり脂肪燃焼が促されることになります。

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  2. AMPK活性
    AMPKは細胞内のエネルギーの減少を感知しATPのレベルを回復させる作用をもつ酵素のことをいいます。この酵素が活性されると【ATP産生の促進とATP消費の抑制】が誘導され細胞内のATPレベルが回復するメカニズムとなっています。
    AMPKは激しい運動をしたときや空腹状態の時に活性化されます。

    【ATP産生の促進とATP消費の抑制】とは【糖・脂肪・たんぱく質の分解促進と糖・脂肪・たんぱく質の合成抑制】です。このことをダイエット目線でいうと「体内から中性脂肪が減る」ということになります。

    リジンにはAMPKを活性させる働きがあります。なのでリジンの摂取は激しい運動せずともまた空腹状態にさせなくとも脂肪減少効果をもたらす可能性があります。リジンはこの点からも脂肪燃焼効果が高いアミノ酸と言えます。

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  3. 脂肪酸の運搬サポート
    脂肪酸をATPに変える場所は細胞内ミトコンドリアです。脂肪酸は細胞内のミトコンドリアで、酸素を用いて完全燃焼され二酸化炭素と水にまで分解されます(=ATPが生成される)。
    脂肪酸はミトコンドリアのマトリックスで酸化されますが、そこに入るにはカルニチンと結合しなければなりません。

    ミトコンドリアは外膜と内膜の二重の生体膜で構成されています。外膜はおおもとの周りで、内膜はマトリックス(くねくねした部分)の周りのことです。

    なぜなら脂肪酸のままでは内膜を通過することができず、一時的にカルニチンと結合することで内膜を通過することができるからです。
    つまるところカルニチンは下記脂肪燃焼メカニズム②運搬において必須の成分ということになります。

    脂肪燃焼メカニズム

    1. 分解 体内に蓄積された中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解する
    2. 運搬 分解されてできた脂肪酸を細胞のミトコンドリアに運搬する
    3. 燃焼 ミトコンドリアで脂肪酸がエネルギー貯蔵物質ATPに変わる

    ATPがエネルギーとして消費される→脂肪燃焼

    カルニチンが不足しているあるいは脂肪酸とカルニチンの結合が上手くいかない場合、脂肪酸は酸化されず脂肪に再合成されてしまいます。

    リジンはカルニチンの材料です。また脂肪酸とカルニチンの結合を触媒する酵素を活性させる働きもします。リジンは脂肪燃焼メカニズム②運搬の過程においても重要な存在といえます。

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リジンの働き分析【中身編】

合計 45.5/60点

カテゴリー別 点数

身体 10点

エネ 9点

病気 6点

体質 6点

精力 6.5点

健脳 8点

 

身体

10点

「身体」の構成材料 に関わるリジンの働きは主に2つあります。

  1. たんぱく質の材料
    人体の6割は水です。残りの4割の半分を占めるのがたんぱく質です。
    人間の構成比
    筋肉、内臓、皮膚や赤血球、白血球などの血球成分の主成分となっているのがたんぱく質です。体内にあるさまざまなホルモンや酵素の主成分もたんぱく質です。
    これらたんぱく質は主に20種類のアミノ酸が複雑に組み合わさることで作られます。アミノ酸の組み合わせが違うため、たんぱく質の形・性質・働きが異なっています。

    リジンはたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の1種で、そのうち体内で合成することのできない必須アミノ酸に分類されます。

    必須アミノ酸の中でもっとも不足しやすいと言われてているのがリジンです(食品中のたんぱく質においてリジンが最も制限アミノ酸になりやすい)。
    体たんぱく質の合成を考えた時にリジンの摂取は特に重要となります。

  2. たんぱく質の合成促進
    リジンはたんぱく質の材料として利用されるだけでなくたんぱく質の合成を促進させる働きもします。なので体たんぱく質を作るうえで非常に重要なアミノ酸といえます。

 

エネ

9点

「エネルギー」生成 に関わるリジンの働きは主に3つあります。

  1. 脂質のエネルギー代謝
    脂肪からエネルギーを産生する流れは簡潔にいうと次です。

    1. 分解 体内に蓄積された中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解する
    2. 運搬 分解されてできた脂肪酸を細胞のミトコンドリアに運搬する
    3. 燃焼 ミトコンドリアで脂肪酸がエネルギー貯蔵物質ATPに変わる

    リジンは以下の理由からこの流れに深く関与しています。

    ①リジンは脂肪分解酵素を活性させる働きをし脂肪の分解を促します。

    ②分解された脂肪酸はカルニチンと結合することで燃焼させる場所(ミトコンドリア内)に入ることができます。
    リジンはカルニチンの原料です。また脂肪酸とカルニチンが結合する際に必要な酵素を活性させる働きもします。

    つまるところリジンは【脂肪の分解を促す&脂肪を燃焼する場所へ運ぶ手助けをする】ことで、脂肪からのエネルギー産生を促進させています。

  2. AMPK活性
    AMPKは細胞内のエネルギーの減少を感知しATPのレベルを回復させる作用をもつ酵素のことをいいます。AMPKが活性されると【ATP産生の促進とATP消費の抑制】が誘導され細胞内のATPレベルが回復するメカニズムとなっています。
    リジンにはAMPKを活性させる作用があるとされています。

  3. ケト原性アミノ酸
    体内で糖が枯渇している時に、筋肉のたんぱく質が分解されてアミノ酸が作り出されます。そのアミノ酸が糖新生やケトン体生成や脂肪酸生成に利用されます。糖新生に用いられるアミノ酸を糖原性アミノ酸、脂肪酸生成やケトン体生成に用いられるのをケト原性アミノ酸といいます。
    リジンはケト原性アミノ酸に分類されます。ケト原性アミノ酸はアセチルCoAまたはアセト酢酸(ケトン体)に変換されます。
    アセチルCoAはTCA回路に組み込まれてエネルギーとして利用されたり、脂肪酸に生成されたりします。

 

病気

6点

「病気」予防 に関わるリジンの働きは主に3つあります。

  1. 脳卒中
    脳に血液が行き渡らなくなり脳に障害が起きている状態を総じて脳卒中といいます。脳の血管が破れたり(脳出血)、脳の血管に血が詰まったりする(脳梗塞)ことによって生じます。リジンには血管を丈夫にする働きがあります。この働きが脳卒中の予防になるとされています。
  2. 肝臓の病気
    肝臓はダメージを受けていてもなかなか自覚症状がでないので沈黙の臓器と呼ばれています。病気が進行してからはじめてその症状として現れます。
    肝臓の病気を予防するためには日頃から肝機能を向上させる栄養成分を意識して摂取する必要があります。リジンはそのうちの1つで肝臓の機能を高める働きがあります。
  3. 骨粗鬆症予防
    リジンには腸管でのカルシウムの吸収を促進する働きがあります。カルシウムと一緒にとることで骨粗鬆症予防になります。

 

体質

6点

「体質」改善 に関わるリジンの働きは主に3つあります。

  1. 免疫力
    リジンは免疫抗体の材料となります。リジンの摂取は免疫力を高めるので感染症の予防になります。
  2. ヘルペス
    ヘルペスとは「ヘルペスウイルス」が皮膚や粘膜に感染して、小さな水ぶくれの集まりができる病気のことです。たとえば口唇ヘルペスはくちびるの周りに、性器ヘルペスは性器の周りに小さな水ぶくれの集まりができます。
    ①で話しましたがリジンにはウィルス感染を抑える働きがあります。とくにヘルペスウィルスに有効とされ、「ヘルペス予防にリジンの摂取が効く」は非常に有名な話です。

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  3. 疲労回復
    糖や脂肪の代謝を促進しエネルギー産生を高める働きをするリジンには疲労回復効果が期待できます。

 

精力

6.5点

「精力」増強&「性機能」向上 に関わるリジンの働きは主に次です。

  1. カルニチンの原料
    女性不妊の原因の一つに卵子の老化があげられます。卵子には多くのミトコンドリアが存在しており、このミトコンドリアの機能低下が卵子の老化につながるとされています。なので卵子のミトコンドリアを活性化させることができれば卵子の老化を遅らせ、その質を保つことになります。

    カルニチンはミトコンドリアを活性させる働きをし妊娠しやすい体質づくりをサポートします。
    ※カルニチンはエネルギー源である脂肪酸をミトコンドリア内に運ぶ際に必須の成分。

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    「ミトコンドリアを活性させる」働きは当然ですが卵子のみならず精子にもあてはまります。実際カルニチンの摂取は精子の運動率を向上させることが報告されています。

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    つまりカルニチンは不妊に悩んでる女性・男性両方の手助けとなる成分です。

    リジンはカルニチンの原料です。カルニチンは肝臓および腎臓でリジンとメチオニンを原料にして生成されます。

 

健脳

8

「脳」の健康 に関わるリジンの働きは主に次です。

  1. 集中力
    脳は多くのエネルギーを必要とします。脳のエネルギーとなるのはブドウ糖のみでブドウ糖が不足すると脳の働きが悪くなり集中力の低下につながります。
    ※ケトン体も脳のエネルギーになります。

    脳のエネルギーを確保するにはエネルギー源であるブドウ糖の摂取だけでなくブドウ糖をエネルギーに変える、いわゆる「糖代謝を促進する」成分も一緒にとることが大切です。
    糖代謝を促進する成分の代表と言えばビタミンB1ですが、それにリジンも加えることができます。
    リジンには吸収したブドウ糖をスムーズにエネルギーに変換させる働きがあります。

    脳を働かせる栄養素としてブドウ糖+ビタミンB1&リジンのセットは有名です。

 

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リジンのサプリメント分析

合計 18/20点

カテゴリー別 点数

継続(価格は安いか) 5点

手軽(購入ルートは多いか)4.5点

選択(品揃えは豊富か)4.5点

貴重(食品から取りづらいor不足しやすいか)4点

 
  • 継続
    例えば1000㎎配合で50日~100日分(100粒入り)は約1200円で購入可能です。
  • 手軽
    リジン単体(リジンがメイン成分)サプリは主にネットで購入可能です。
  • 選択
    某ECサイトで「リジン サプリメント」検索すると約1.2万件ヒットします。
  • 貴重
    リジンは必須アミノ酸です。食事などで外から必ず取り入れなければならないアミノ酸です。
    魚類・大豆類に多く含まれています。有名なのはカツオ・湯葉です。
    穀物には少ないので主食中心の食生活の方は不足する可能性があります。

 

 

愛用品&おすすめ品

 
愛用理由
1粒あたり500㎎で含有で250粒入り約1500円です。目安は1日1~3粒となっています。2粒1000㎎だと4カ月は持ちます。コスパが優れています。

 

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リジンとの組み合わせ

リジンと相性の良い成分 7つ厳選

  1. プロリン
  2. ビタミンC
  3. アルギニン
  4. オルニチン
  5. 糖質
  6. ビタミンB1
  7. 亜鉛

 

そのうち4つをPICK UP

①プロリン②ビタミンC

コラーゲンの生成において特に重要な成分を3つあげるとしたら、プロリン(&ヒドロキシプロリン)・リジン(&ヒドロキシリジン)・ビタミンCだと思います。
プロリン(&ヒドロキシプロリン)はコラーゲン構造の安定化リジン(&ヒドロキシリジン)はコラーゲン繊維の熟成に寄与しているからです。

ビタミンCがなぜ重要かというとプロリンおよびリジンを水酸化するつまりヒドロキシプロリンおよびヒドロキシリジンに変換する際に働く酵素の補酵素として必要だからです。
この3つの成分を同時に取ることで体内のコラーゲン量が大きく増えると考えていいと思います。

ちなみに私がコラーゲンを増やす目的として取っているメインサプリは下記です。かなりおススメです。

 

③アルギニン④オルニチン

アルギニンとオルニチンを組み合わせることで各々がもつ【尿素回路の活性】や【成長ホルモンの分泌促進】の働きがさらにUPされます。

この2つによく一緒に配合されている成分があり、それがリジンです。
アルギニン+オルニチンにリジンを組み合わせ「トリアミノ」と呼ばれるものがサプリで販売されています。

3つとも成長ホルモンの分泌を促進するアミノ酸です。同時にとることで成長ホルモンの促進効果が大幅にUPされると考えられます。
成長ホルモンは睡眠中にたくさん分泌されます。3つがその手助けをすることからこの組み合わせは「ナイトタイムフォーミュラ」とも呼ばれています。

 

リジンのまとめ

リジン 評価

総合評価 SS 116.5点 

分析【見た目編】53

分析【中身編】45.5

分析【サプリ】18

 

リジン 履歴書

  • サプリ服用歴 
    15年
    (リジン単体サプリとして)
    ※取らなかった時期あり

  • 1カ月にかけるサプリ代 約1000円
  • マイサプリ軍の位置づけ 主力
  • よく購入するメーカー
    NOW ソースナチュラルズ



    ※1年半~で消費してきたリジンサプリ(関連含む)

 

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