L-アスパラギン酸 エネルギー代謝に関与

L-アスパラギン酸

たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の1種
そのうち11種類ある非必須アミノ酸の1種

糖原性アミノ酸の1種

 

 

 

L-アスパラギン酸

アミノ酸は立体構造が左右対称なL型とD型を持つ光合異性体です。たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうちグリシン以外の19種類がL型D型両方持ちます。

なのでアミノ酸のことを言及する際はL-〇〇〇〇(例 L-グルタミン酸)、D-〇〇〇〇(例 D-グルタミン酸)などアミノ酸の前にL-またはD-をつける必要があります。
ただ、このブログでは今まで L-およびD-の表記をしてきませんでした。

今更ですが、このブログの「アミノ酸」は基本すべて「L型」のアミノ酸のことです。

L-表記しなかった理由
①体たんぱく質を構成するアミノ酸はL型です。
②レビューに記載しているアミノ酸の「働き」はほぼL型です。
③アミノ酸のサプリメントの原料は基本L型です。
④他サイトでもそこそこの割合でL-はついていません。

ということで「アミノ酸といえばふつうはL型で、わざわざ言及するまでもない」と勝手に考えてL-表記をしてきませんでした。
なお文章中にてD型のことを触れた時はちゃんとD-をつけています。

 

今回の題名でL-アスパラギン酸とL-表記した理由は、アスパラギン酸が例外だからです。

D-アスパラギン酸はD-アミノ酸のなかでもがっつりの生理作用があります。また余裕でサプリメントとして販売されています。なので20種類あるアミノ酸のうち唯一、別途でD型のレビュー(D-アスパラギン酸)も作ります。
とにかくアスパラギン酸のレビューはL-アスパラギン酸とD-アスパラギン酸の2本立てでお送りします。
なお今回のL-アスパラギン酸のレビューのこれ以降はL-を外した「アスパラギン酸」のみの表記としています(面倒なので)。

 

余談ですがグルタミン酸とフェニルアラニンのレビューではD型およびDL型をその働きの一部とし項目の評価対象としています。

例 
・グルタミン酸の「美肌」項目にて D-グルタミン酸を評価対象

・フェニルアラニンの「病気」「体質」項目にて DLフェニルアラニンのもつ鎮痛作用を評価対象

 

アスパラギン酸だけをわけてしまうのは少々不公平感がありますが・・・
D-アスパラギン酸にがっつりの生理作用がある & D-アスパラギン酸は余裕でサプリとして販売されている =【D-アミノ酸の中でもD-アスパラギン酸は別格(個人的感覚)】ということでご理解ください。

 

※D-アミノ酸では他にがっつりの生理作用があるのは例えばD-セリンです。サプリで販売されているのは例えばD-フェニルアラニンです。
ただしD-セリンはサプリとして販売されていません。D-フェニルアラニンは余裕では販売されていません(個人的感覚)。
そう考えるとD-アスパラギン酸は別格な気がします。


アスパラギン酸とは

アスパラギン酸について

  • たんぱく質は主に20種類のアミノ酸が数十~数百個以上結合し複雑に組み合わさることで作られます

  • 筋肉・皮膚・臓器など同じ「たんぱく質」なのに形・性質・働きが異なっているのはアミノ酸の組み合わせや配列の順番が違うためです。

  • 20種類のアミノ酸は9種類の必須アミノ酸(体内で合成できない)と11種類の非必須アミノ酸(体内で合成できる)に分けられています。アスパラギン酸は非必須アミノ酸に分類されます。
  • 20種類のアミノ酸はたんぱく質を構成する材料となるほか、必要に応じてエネルギー源としても利用されます。アスパラギン酸はエネルギー源として最も利用されやすいアミノ酸の1つです。
  • アスパラギン酸は生体内ではオキサロ酢酸(TCA回路の中間体)から生成されます。アミノ基転移反応においてオキサロ酢酸が、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ作用によりグルタミン酸からの「アミノ基」を得ることで生成されます。
  • ちなみにアスパラギン酸の名前の由来は野菜のアスパラガスです。

     

    アスパラギン酸はアスパラガスから発見されました。

  • アスパラギン酸の主な効果・効能は、エネルギー代謝促進とアンモニアの解毒作用です。そのため摂取すると疲労回復効果が見込まれます。

 

 

摂取量について

推奨・目安摂取量は定められていません。

 

アスパラギン酸の効果・効能

アスパラギン酸の効果・効能 5つ激選

  1. エネルギー代謝に関与
  2. 窒素代謝に関与
  3. 皮膚の新陳代謝を活性
  4. アンモニアの解毒作用
  5. 興奮性の神経伝達物質として

 

そのうち2つを詳しく

①エネルギー代謝に関与

アスパラギン酸はエネルギー代謝に深く関与しているアミノ酸として有名です。

①TCA回路のオキサロ酢酸

TCA回路(クエン酸回路)はミトコンドリアのマトリックスで進行する代謝経路で、糖質・脂質・たんぱく質が好気的条件において最終的に酸化されるための共通する代謝経路です。エネルギー代謝の中心的な役割を果たしている経路といえます。
TCA回路(クエン酸回路)の中間体オキサロ酢酸はアスパラギン酸からアスパラギン酸トランスアミナーゼの作用によって生成されます。

オキサロ酢酸はTCA回路の出発物質です。

※出発物質・・・アセチルCoAがオキサロ酢酸と縮合反応しクエン酸となり回路の流れに入ります。


②糖新生に使われるオキサロ酢酸


血糖値を維持するだけの糖質が体内にない時
に、人間の身体はアミノ酸、脂肪、乳酸などからグルコース(ブドウ糖)を作り出し、エネルギーとして利用することが出来ます。このことを糖新生といいます。

アミノ酸の糖新生は

  • →ピルビン酸オキサロ酢酸⇒糖新生⇒グルコース
  • →TCA回路の中間体であるα-ケトグルタル酸・スクニシルCoA・フマル酸に形をかえる→TCA回路に入る→オキサロ酢酸⇒糖新生⇒グルコース
基本この2パータン(4パターン)で、
いずれにせよ最終的にオキサロ酢酸になったのちに「糖新生」によって糖に作り変えられます。

糖新生に用いられるアミノ酸を糖原性アミノ酸といいます。
糖原性アミノ酸はこのようにワンクッションおいてからオキサロ酢酸に変換されるのですが、なかには直接オキサロ酢酸に変換されるものがあります。それがアスパラギン酸(とアスパラギン)です。

アスパラギン酸は最もエネルギー源として利用されやすいアミノ酸の1つです。


③エネルギー産生に関与するミネラルの吸収

ミトコンドリア内にあるTCA回路のサイクルを円滑に動かす】=【ミトコンドリアの機能を維持する】ためには次にあげるミネラル=電解質(イオン)が必要となります。

  • マグネシウム
    マグネシウムはさまざまな酵素反応に補酵素として関わっています。マグネシウムが関わっている生体内の反応は300を超えるとされています。そのいくつかはミトコンドリア内の「TCA回路」に関与しています。なのでマグネシウムはエネルギー代謝において極めて重要な役割を果たしているといえます。マグネシウムが不足しているとTCA回路が活性されない=エネルギー不足になると考えてください。
  • カリウム
    ATPを産生する場所であるミトコンドリアが正常に活動するには電解質のバランスが一定に維持されていることが条件です。カリウムはマグネシウムどうように細胞内液中に多く存在する電解質です。

電解質のバランスを維持する&整えるためには細胞内液中に多く存在するマグネシウムとカリウムの摂取が重要となります。アスパラギン酸にはマグネシウムとカリウムの吸収を高める働きがあります。アスパラギン酸はこの2つのミネラルを細胞内に取り込むことで【電解質のバランスを整え】それによりエネルギー産生の効率をあげます

 

このようにアスパラギン酸はエネルギー代謝に深く関わっているため肉体疲労時の疲労回復を目的とする栄養ドリンク・滋養強壮剤に よく主成分として配合されています。

 

 

 

④アンモニアの解毒作用

アミノ酸の異化は窒素代謝(アミノ基【₋NH₂】の除去)と炭素骨格代謝(炭素骨格の分解)の順で進められます。

アミノ酸が異化されるケース

  • たんぱく質&アミノ酸の摂取が過剰でたんぱく質および窒素化合物(たんぱく質以外の)の合成に不要な場合
  • 飢餓状態などでグルコースがエネルギーとして利用できない場合(=糖新生)

 

窒素代謝においてアミノ酸はアミノ基転移反応によりグルタミン酸になり、そのグルタミン酸が酸化的脱アミノ酸反応を受けα-ケトグルタル酸とアンモニアを生成します。

生じたアンモニアは、ただちに二酸化炭素と結合しカルバモイルリン酸となり肝臓の尿素回路のオルニチンに組み込まれ無害な尿素に変えられます。

尿素回路

尿素回路の流れ(大雑把)

カルボモイルリン酸+オルニチン→シトルリン

シトルリン→アルギニノコハク酸→アルギニン→尿素+オルニチン

尿素回路の流れ(細かい)

ミトコンドリアにて

アンモニア
+二酸化炭素+2ATP
カルバモイルリン酸+2ADP+リン酸

この反応を触媒する酵素 カルバモイルリン酸シンターゼⅠ


カルバモイルリン酸
オルニチン
シルトリン+リン酸

この反応を触媒する酵素 オルニチントランスカルバミラーゼ

細胞質にて

シトルリン+アスパラギン酸+ATP
アルギニノコハク酸+AMP+ピロリン酸 

この反応を触媒する酵素 アルギ二ノコハク酸シンテターゼ


アルギニノコハク酸
アルギニン
+フマル酸

この反応を触媒する酵素 アルギニノコハク酸リアーゼ


アルギニン
+水
尿素+オルニチン

この反応を触媒する酵素 アルギナーゼ

①~⑤の流れを文章でまとめると

①【ミトコンドリア】
でアンモニアと二酸化炭素とATPの縮合反応によりカルバモイルリン酸が生成されることで尿素回路はスタートします。
②そのカルバモイルリン酸とオルニチンが結合することでシトルリンになります。
③シトルリンは【細胞質】に移動し、アスパラギン酸と結合しアルギニノコハク酸に変化します。
④そしてアルギニノコハク酸がフマル酸を放出してアルギニンに変化し、
⑤そのアルギニンが加水分解され尿素とオルニチンになります。

補足

⑤で生成された尿素について
尿素は血流により肝臓から腎臓に輸送され、腎臓でろ過され尿に入り、体外に排泄されます。


⑤で生成されたオルニチンについて

⑤で生成されたオルニチンは②のオルニチンとして再利用されます。

尿素回路は②のオルニチンと⑤のオルニチンがつながってクルクルと回転しているとイメージしてください。

 

④で生成されたフマル酸について
フマル酸は酵素フマラーゼの作用によりリンゴ酸へ変換、さらにオキサロ酢酸へと変換され、糖新生に利用されます。

 

尿素回路の流れ(大雑把)をもう一度ご覧ください。

カルボモイルリン酸+オルニチン→シトルリン

シトルリンアルギニノコハク酸→アルギニン→尿素+オルニチン

 

ご覧の通り尿素回路に登場(構成)する主な出演者(物質)はカルボモイルリン酸オルニチン、シトルリン、アルギニノコハク酸、アルギニン、尿素の6つです。

アルギニン酸は尿素回路の主な出演者ではないのですが、裏方(→)として非常に重要です。
というのもシトルリンアルギニノコハク酸にアスパラギン酸が必要だからです。シトルリンは「アルギニノコハク酸シンテターゼ」の作用により、アスパラギン酸と縮合することでアルギニノコハク酸に変換されます。

このように尿素回路のキーマン(物質)の1つともいえるアスパラギン酸はアンモニアに対して解毒作用を有するアミノ酸といえます。

※なお尿素は2つの窒素原子を含んでいますが、そのうち1つはアスパラギン酸由来となっています。もう一つはカルボモイルリン酸です。

 

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アスパラギン酸の働き分析【見た目編】

合計 40/60点

カテゴリー別 点数

薄毛 6点

白髪 5.5点

美肌 7.5点

美白 6.5点

筋肉 7.5点

脂肪 7点

 
 

薄毛

6点

「薄毛」改善 に関わるアスパラギン酸の働きは主に2つあります。

  1. ケラチンの材料
    髪の90%以上はケラチンというたんぱく質でできています。
    ケラチンたんぱく質を構成するのは18種類のアミノ酸です。アスパラギン酸はケラチンを構成しているアミノ酸のうち約6%を占めています。

    ケラチンのアミノ酸組成

  2. 頭皮の新陳代謝
    頭皮は体内の中で最も新陳代謝が活発な場所の1つです。
    頭皮の新陳代謝が悪くなると
    ①頭皮への血液の流れが滞ることになります。これは「毛母細胞の活性に必要な栄養素が届かなくなる」につながります。

    ②皮脂が毛穴につまりやすくなります。これは「髪の正常な成長を妨げる」につながります。

    いずれにせよ頭皮の新陳代謝が悪化することにより髪を育成する力が低下していきます。
    アスパラギン酸には皮膚の新陳代謝を活発にする働きがあります。

 

白髪 

5.5点

「白髪」予防 に関わるアスパラギン酸の働きは主に次です。

  1. 頭皮の新陳代謝
    頭皮トラブルは薄毛だけでなく白髪の原因になります。頭皮トラブルとは具体的には「血行不良」「毛穴詰まり」を指します。

    頭皮はもともと体のなかでも新陳代謝が活発に行われている場所です。何らかが原因でこの「新陳代謝」が低下することが頭皮トラブルを生み出し、しいては薄毛&白髪につながっていきます。アスパラギン酸には皮膚の新陳代謝を促す働きがあります。頭皮トラブルの予防・改善効果が期待できます。

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美肌

7.5点

「美肌」作り に関わるアスパラギン酸の働きは主に次です。

  1. 肌の潤い
    アスパラギン酸の「新陳代謝を活発にする」働き、この働きが最も顕著にあらわれる臓器は「肌(皮膚)」といってもいいかもしれません。
    肌の新陳代謝を促すアスパラギン酸には、肌に潤いを与える効果があります。

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    またアスパラギン酸はNMF内のアミノ酸組成においても【約5~6%を占めているアミノ酸】&【約9~10%を占めるアラニンのもと】として重要な存在です。

    とにかく「肌の潤い」に深く関わるアミノ酸です。なので化粧品によく「整肌アミノ酸」として配合されています。

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    アスパラギン酸には内(食べ物から体内へ)・外(化粧品を皮膚に塗布)どちらからでも美肌効果が期待できます。

    NMF

    NMFは人間がもともともっている皮膚の保湿成分で角質細胞内においてケラチンとともに存在しています。角質層において体内の水分を逃さない役割(肌の保湿機能)や外的刺激から肌を守る役割(肌のバリア機能)を果たしています。そのため角質層のNMFが減少すると乾燥肌になりやすくなります。

    NMFの組成

    NMF内のアミノ酸組成

    整肌アミノ酸

    角質層をうるおいで満たし、肌を整えることで、水分と油分のバランスを保つアミノ酸のことを呼びます。敏感肌、乾燥肌でお悩みの方が良く使用する「ミノン」商品の販売もと第一三共ヘルスケア(株)が名付けています。※ミノン商品内の名称です。

 

美白

6.5

「美白」ケア に関わるアスパラギン酸の働きは主に次です。

  1. 肌の新陳代謝
    エネルギー産生に深く関わる&核酸の塩基の生合成に関わるアスパラギン酸は新陳代謝を活発にさせる成分です。

    核酸の塩基

    古い細胞から新しい細胞への入れ替わるためには核酸(DNA・RNA)の働きが必要不可欠となります。DNAやRNAを構成する単位はヌクレオチドと呼ばれます。ヌクレオチドはリン酸、糖および塩基で構成されています。
    主な塩基は5種類あります。アデニン・グアニン・ウラシル・シトシン・チミンです。
    この5つは「プリン塩基」と「ピリミジン塩基」に大別できます。

    • プリン塩基     アデニン グアニン
    • ピリミジン塩基   ウラシル シトシン チミン

    アスパラギン酸はピリミジン塩基を生合成するための「原料」として必要となります。

    なので肌の新陳代謝を促進させる成分としてよく化粧品に配合されています。

    潤いシリーズ系の美肌化粧品に配合されていることが多いのですが、美白ケア化粧品にも配合されています。 それはアスパラギン酸に肌の新陳代謝促進=肌のターンーオーバー促進する効果が大いに見込まれるからと考えられます。

    ※シミ・くすみのもとメラニンは肌の新陳代謝=肌のターンオーバーとともに排出されます。

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筋肉

7.5

「筋肉」増強 に関わるアスパラギン酸の働きは主に5つあります。

  1. 筋肉はたんぱく質
    筋肉はたんぱく質でできています。アスパラギン酸はたんぱく質を構成するアミノ酸の1種です。
  2. 筋肉の収縮
    筋肉の収縮は電解質ミネラルの働きにより行われます。アスパラギン酸はカリウム・マグネシウム・カルシウムといった電解質ミネラルを全身にスムーズに運ぶ働きをします。

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  3. 筋肉痛
    TCA回路がスムーズに回転しないと乳酸が分解されにくくなり、疲労を感じやすくなります。また筋肉痛が生じやすくなります。TCA回路を活性させるアスパラギン酸は乳酸→エネルギーの変換を促します。
  4. 筋肉疲労
    運動時の疲労を引き起こす原因の1つはアンモニアです。アスパラギン酸は尿素回路においてアンモニアを無害な尿素に変換させる働きをサポートします。
  5. グリコーゲン
    激しい運動などによる筋肉の分解を抑制するためにはあらかじめグリコーゲンの貯蔵量を高めておくことが大切です。なぜならグリコーゲンが足りなくなると筋肉を分解してエネルギーを作りだすからです。アスパラギン酸はグリコーゲンの生成を促します。

 

脂肪

7点

「脂肪」減少 に関わるアスパラギン酸の働きは主に次です。

  1. エネルギー代謝
    ミトコンドリアのマトリックスで進行するTCA回路(クエン酸回路)は糖質・脂質・たんぱく質が(好気的条件において)最終的に酸化されるための共通する代謝経路です。

    エネルギー代謝の中心的な役割を果たしているといえ、このサイクルをいかにして効率よく回転(代謝)させるかがエネルギー産生の鍵を握るといえます。
    逆をいえば、このサイクルがスムーズに回転(代謝)しなければ、糖質・脂質からのエネルギー変換が滞ることになります。スムーズに「代謝」されない糖質・脂質は、中性脂肪として体に蓄えられてしまいます。

    アスパラギン酸はエネルギー代謝を促進させる働きをします。
    ダイエットをサポートするアミノ酸の1つと言えます。

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アスパラギン酸の働き分析【中身編】

合計 47/60点

カテゴリー別 点数

身体 8.5点

エネ 9.5点

病気 5点

体質 9.5点

精力 6点

健脳 8.5点

 

身体

8.5

「身体」の構成材料 に関わるアスパラギン酸の働きは主に次です。

  1. たんぱく質の構成
    人間の体を構成するたんぱく質は20種類のアミノ酸から生成されます。20種類は体内で合成できないもの【必須アミノ酸】と体内で合成できるもの【非必須アミノ酸】に分けられています。アスパラギン酸は11種類ある非必須アミノ酸の1つです。

 

エネ

9.5点

「エネルギー」生成 に関わるアスパラギン酸の働きは主に3つあります。

  1. エネルギー代謝
    (アミノ基転移反応において)アスパラギン酸から生成されるオキサロ酢酸はエネルギーを産生するにあたり非常に重要な存在です。

    TCA回路

    TCA回路は糖質・脂質・たんぱく質が最終的に酸化されるための共通する代謝経路(好気的条件において)です。 エネルギー代謝の中心的な役割を果たしています。このサイクルをいかにして効率よく回転(代謝)させるかがエネルギー産生の鍵を握るといえます。


    クエン酸(=アセチルCoA+オキサロ酢酸)→イソクエン酸→α-ケトグルタル酸→スクシニルCoA→コハク酸→フマル酸→リンゴ酸→オキサロ酢酸

    オキサロ酢酸はTCA回路の出発物質としても重要です。

    アスパラギン酸の摂取はエネルギー代謝の促進につながります。

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  2. 糖原性アミノ酸
    飢餓状態の時は主に筋肉のたんぱく質が分解されてアミノ酸が作り出されます。そして分解されて生じたアミノ酸から糖を作りだし、その糖をエネルギー源として利用します。このことを糖新生といいます。

    糖新生に用いられるアミノ酸を糖原性アミノ酸と言います。アスパラギン酸は糖原性アミノ酸です。糖原性アミノ酸のうちアスパラギン酸は直接オキサロ酢酸に変換されます。
    グルタミン酸、アラニンとともに「最もエネルギー源として利用されやすいアミノ酸」にあげられます。

  3. 小腸のエネルギー源
    小腸上皮細胞は体内で最も盛んに分裂・増殖を行う細胞の1つです。3~5日ほどで細胞が入れ替わります。アスパラギン酸は小腸上皮細胞のエネルギー源にもなります。

    補足
    小腸上皮細胞のエネルギー源の1番がグルタミン、2番目が酪酸です。グルタミンが半分以上(50~60%)を占めています。
    なお細胞の主たるエネルギー源であるグルコースは小腸上皮細胞ではわずか6%ほどです。

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病気

5点

「病気」予防 に関わるアスパラギン酸の働きは主に2つあります。

  1. 電解質バランス
    電解質は細胞の浸透圧の調整、筋肉の収縮、神経の伝達、止血など身体にとって重要な役割を果たしています。なので電解質のバランスが崩れるとさまざまな病気が起きます。アスパラギン酸はカリウム・マグネシウム・カルシウムといった電解質ミネラルの吸収を助けることで「バランスが崩れる」のを予防します。

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  2. 肝臓の病気予防
    肝臓はダメージを受けていたり、その機能が衰えていてもなかなか表にでてこない(自覚症状がない)ため沈黙の臓器とも呼ばれています。病気が進行してからはじめてその症状として現れます。

    肝臓の尿素回路にてアスパラギン酸はアンモニアの解毒に働きます。肝機能を向上させる成分の1つです。

 

体質

9.5点

「体質」改善 に関わるアスパラギン酸の働きは主に6つあります。

  1. 疲労回復
    アスパラギン酸はエネルギー代謝&窒素代謝を促進させます。アンモニアの解毒作用に関与します。
    またマグネシウム、カリウムと一緒にとることで、これら電解質イオンの細胞内への取り込みを手助けし、疲労時に起こる電解質バランスの乱れを防ぎます。
    疲労回復効果が非常に高いアミノ酸です。

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  2. 疲労臭
    アンモニアの血中濃度が高くなると尿からだけでなく汗からも排出されるようになります。そうするとツンとした臭いが発生します。俗にいう「疲労臭」です。アンモニアの解毒に働くアスパラギン酸は疲労臭を予防します。
  3. 痙攣
    足がつる原因の1つは電解質バランスの乱れです。アスパラギン酸はマグネシウム・カリウムの細胞内の取り込みを促し電解質バランスの乱れを防ぎます。

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  4. むくみ
    体液は細胞膜を介して細胞内液と細胞外液に分けられます。体液の2/3は細胞内にある細胞内液で、1/3は細胞外にある細胞外液です。

    細胞外液は毛細血管を介して血漿(血液に含まれる水分)と組織間液(細胞と細胞の間を埋めている水分)にわけられます。

    むくみは組織間液が増加した状態=細胞と細胞の間に異常に水分が溜まった状態をいいます。

    通常は水分が細胞内と細胞外の間を常に行き来して、浸透圧を調節したりすることで体液の濃度のバランスが一定に保たれています。この「水分の移動」を司るのはナトリウム・カリウムなどの電解質です。
    なので電解質のバランスの乱れると組織間液が増加した状態に=「むくみ」につながります。アスパラギン酸は電解質の吸収を助けることで「バランス」を維持したり、乱れた「バランス」を整えたりします。

  5. デトックス
    アスパラギン酸には毒性の高いアンモニアを毒性の低い尿素に変換して尿中に排泄する働きをサポートします。利尿作用があるためデトックスに効果を発揮します。
  6. 目の疲れ
    アスパラギン酸は新陳代謝を促進させる働きをします。これは目にもあてはまります。目の新陳代謝を促進し目の疲れを和らげる働きをします。

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    そのため目薬の有効成分の1つとしてアスパラギン酸カリウムまたはアスパラギン酸マグネシウムがよく配合されています。

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精力

6点

「精力」増強&「性機能」向上 に関わるアスパラギン酸の働きは主に次です。

  1. スタミナアップ
    アスパラギン酸の疲労回復効果は、スタミナアップに貢献します。
    なので滋養強壮剤や精力増強剤に配合されていることが多いです。

 

健脳

8.5

「脳」の健康 に関わるアスパラギン酸の働きは主に次です。

  1. 興奮性の神経伝達物質として
    アスパラギン酸は中枢神経系の興奮性の神経伝達物質として作用します。大脳皮質や小脳、脊髄などに存在するNMDA受容体を刺激します(アゴニストとして作用)。
    興奮性アミノ酸として働き、ストレスに対する抵抗力を高めるとされています。

    NMDA受容体

    グルタミン酸受容体は大きくわけてイオンチャンネル型と代謝活性型の2種類があります。イオンチャンネル型はさらにNMDA受容型と非NMDA受容型(AMPA受容型・カイニン酸受容型)に別れています。NMDA受容体は興奮性アミノ酸の受容体で、記憶や学習に深く関与しているいわれています。

 

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アスパラギン酸のサプリメント分析

合計 15/20点

カテゴリー別 点数

継続(価格は安いか) 5点

手軽(購入ルートは多いか)4.5点

選択(品揃えは豊富か)3点

貴重(食品から取りづらいor不足しやすいか)2.5

 
  1. 継続
    例えば海外のサプリでパウダータイプ100g入りが約750円で購入可能です。

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    1日の目安が小さじ1/4~1/2(1/2でアスパラギン酸1.9g)となっているので約50日分~ぐらいになります。

  2. 手軽
    アスパラギン酸単体(アスパラギン酸がメイン成分)サプリはネットで購入可能です。アスパラギン酸が含まれているプロテインやアミノ酸複合サプリ および アスパラギン酸がメイン成分の栄養剤や滋養強壮剤であれば店舗でも購入可能です。

  3. 選択
    某ECサイトで「アスパラギン酸 サプリメント」検索すると約5.5万件ヒットします。アスパラギン酸マグネシウム、アスパラギン酸カリウムとして配合されている栄養剤や滋養強壮剤でヒットすることが多いです。
    ズバリの「アスパラギン酸」は先ほどのソースナチュラズのパウダータイプしか見つけられませんでした。
    アスパラギン酸を取る目的でアスパラギン酸マグネシウム、アスパラギン酸カリウムを選択するもアリだと思いますが(ここではアリとしています)、それでも選択肢は多くあるとは言えません。
  4. 貴重
    アスパラギン酸は体内で合成できるアミノ酸です。アスパラギン酸を食品からとると考えたら、その名の由来となっているアスパラガスがベストです。それ以外にもモヤシやナシ(果物)からも多くとれます。肉類や豆類にも良く含まれています。

    アスパラギン酸は昆布などに含まれるうま味の成分や人工甘味料アスパルテームの原料でもあります。

    アスパルテーム

    アスパラギン酸とフェニルアラニンから成る人工の甘味料の一種。 カロリーは砂糖と同じですが、同じ「甘さ」を得る場合にアスパルテームは砂糖の約1/200の量で足ります。

    体内で合成できる&いろいろな食品に含まれる&うま味成分や甘味料として意識せずともとれている・・・そう考えると特にサプリで取る必要もないかもしれません。
    が、加齢とともに合成量が減る&エネルギーとして利用されやすいので、サプリからもアリだと思います。

 

 

おすすめ品

 

おすすめ理由
純粋にアスパラギン酸のみをサプリから取りたいと考えるならば、これがベターだと思います。自分もこれを飲んだことあります。
ジュース+他の粉末サプリいろいろブレンドして飲んでいたのでこのサプリのみの「味」は覚えていません。ただこの商品のレビューを見るとなんだか「酸っぱい」みたいです。

 

 

 

アスパラギン酸との組み合わせ

アスパラギン酸と相性の良い成分 5つ厳選

  1. カリウム
  2. マグネシウム
  3. カルシウム
  4. 亜鉛
  5. マンガン

 

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そのうち2つをPICK UP

①マグネシウム ②カリウム

効果・効能5つ激選に「ミネラルの吸収を高める」として入れてもいいぐらいアスパラギン酸はミネラルとの相性が抜群です。
特にマグネシウムとカリウムは断トツいいです。

ということでマグネシウムやカリウムのサプリの原料は【吸収率を高めるために】アスパラギン酸と結合させたアスパラギン酸マグネシウムアスパラギン酸カリウムであることがまあまあります
多いですといいたかったのですが、キレート化といえばやっぱりクエン酸で、実際原料としてはクエン酸と結合したもの(クエン酸マグネシウム、クエン酸カリウム)が多いためヘンテコな表現となっています。

アスパラギン酸マグネシウムとアスパラギン酸カリウムの等量混合物であるアスパラギン酸マグネシウム・カリウムはマグネシウムとカリウムの補給として優れた効果を発揮することで有名です。

なお今回載せた5つは一緒に取りましょうというよりはサプリ(の原料)として、すでに結合した形で存在しているという意味合いが強いです。

 

アスパラギン酸のまとめ

アスパラギン酸 評価

総合評価 S 102点 

分析【見た目編】40

分析【中身編】47

分析【サプリ】15

 

アスパラギン酸 履歴書

  1. サプリ服用歴 
  2. 1カ月にかけるサプリ代 
  3. マイサプリ軍の位置づけ 
  4. よく購入するメーカー
    ソースナチュラルズ

 

 

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