コエンザイムQ10
ビタミン様物質の1種
コエンザイムQ10とは
コエンザイムQ10ついて
- コエンザイムQ10はユビキノンとも呼ばれます。他に補酵素Q10やビタミンQといった別名ももちます。
- コエンザイムQ10はビタミン様物質に分類されます。
- コエンザイムQはキノン骨格とイソプレノイド側鎖から成る化合物です。
Qに続く数字「10」はイソプレノイド側鎖の長さを示しています。
コエンザイムQ10の「10」が側鎖のイソプレン単位の数が10であることを示しています。 - コエンザイムQには側鎖の数の違いによる同族体がいくつか存在します。人間を含む高等動物に存在するのは側鎖「10」の コエンザイムQ10です。
- コエンザイムQ10はあらゆる細胞【内のミトコンドリア】に存在しています。
- 生体内では酸化型コエンザイムQ10(ユビキノン)と還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)の2種類が存在しています。
- コエンザイムQ10はミトコンドリアにおける電子伝達系の複合体ⅠおよびⅡと複合体Ⅲ間の電子の受け渡しをする際に働きます。
複合体ⅠおよびⅡから電子受け取ったユビキノンがユビキノールに変わり、ユビキノールはその電子を複合体Ⅲに渡す働きをします。
酸化型【=ユビキノン】→還元型【=ユビキノール】の変換を行うことで電子の受け渡しを行います。 - 電子伝達系の構成成分であるコエンザイムQ10にはエネルギー産生賦活作用があります。また抗酸化作用も有します。
コエンザイムQ10の補足 その1
- コエンザイムQ10は体内で合成することができます。
- コエンザイムQ10はキノン骨格(ベンゾキノン環)とイソプレノイド側鎖から成る化合物です。
ベンゾキノン環はチロシンから合成され、イソプレノイド側鎖はアセチルCoAからメバロン酸経路を経て合成されます。 - コエンザイムQ10の合成量は20歳をピークに減少していきます。そのため体内の存在量は加齢とともに減っていきます。
.
20歳の心臓での量を100%とした場合、40歳では約68%に、80歳では約43%まで落ち込みます。
なので食事からの摂取が重要となります。 - 日本人の食生活におけるコエンザイムQ10の摂取は1日約5㎎とされています。対して1日の目安摂取量(の一例)は100㎎です。
- 目安摂取量に達するには食事からだと非常に厳しいため、サプリメントを上手に活用することをお勧めします。
コエンザイムQ10の補足 その2
- コエンザイムQ10は1957年にウシ心筋ミトコンドリアの電子伝達系の構成成分として発見されました。
- コエンザイムQ10は以前は医薬品成分として利用されていました。
1974年に「うっ血性心不全症状」を改善する薬として販売されました。商品名はユビデカレノンです。 - 2001年3月の食薬区分の改定により食品として利用が認可されました。
- 医薬品としてのコエンザイムQ10は1日30㎎の用量で認められています。
- 一方でサプリメントでは30mgを超える商品が数多く販売しています。海外のサプリにおいては100㎎以上の商品が多く流通しています。
- ただ これに関しては心配する必要はなく、(財)日本健康・栄養食品協会において、「1日摂取目安量として300mgまで安全である」とのデータが得られています。
コエンザイムQ10の補足 その3
- 生体内では酸化型コエンザイムQ10(ユビキノン)と還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)が存在しています。
- 体内で合成されるのは還元型です。
- 体内にあるコエンザイムQ10の大半は還元型で存在します。血液中のCoQ10の95%以上が還元型で存在すると言われています。
- コエンザイムQ10の抗酸化活性は還元型のみが示します。
- サプリには酸化型と還元型の2種類があります。
◆酸化型
◆還元型
- 酸化型は小腸で吸収されるときに還元型に変化します。還元型はそのまま吸収されます。
ただ酸化型の「還元型に変化される能力」は加齢とともに低下すると言われています。
体内での「効率的な利用」を考えた場合、還元型のサプリを選択することがベターです。 - 一般的なコエンザイムQ10のサプリは酸化型です。
還元型の場合はその明記があります。海外では主にユビキノールとして販売されているのが還元型コエンザイムQ10のサプリです。
摂取量について
◆目安量の一例
100㎎/日
日本では上記量を目安量に設定していることが多いです。
ワルファリンはビタミンK類似構造のクマリン誘導体で、血液を固まりにくくし、血栓ができるのを予防する薬です。コエンザイムQ10とワルファリンの併用によりワルファリンの抗凝固効果が薄れてしまった症例が報告されています。
コエンザイムQ10の効果・効能
コエンザイムQ10の効果・効能 2つ厳選
- エネルギー産生賦活作用
- 抗酸化作用
そのうち2つを詳しく
①エネルギー産生賦活作用
糖質・脂質からのATPの生成過程の大まかな流れ以下です。
糖質の場合(好気的条件)は
グルコース→解糖系→TCA回路→電子伝達系
脂質の場合は
脂肪酸→β酸化→TCA回路→電子伝達系
.
ここで電子伝達系にクローズアップします。
電子伝達系
ミトコンドリアは外膜と内膜の二重の生体膜で構成されています。
外膜はおおもとを囲っている線、内膜はくねくねした部分の線です。
電子伝達系はミトコンドリアの内膜に存在します。
電子伝達系はミトコンドリア内膜上に存在する【呼吸鎖複合体と呼ばれるⅠ~Ⅳの複合体】や【補酵素】間で【解糖系およびβ酸化・TCA回路で生じ、NADHやFADH₂で運搬してきた電子】のやり取りが行われる過程のことをいいます。
出典元
ミトコンドリア呼吸鎖(電子伝達系)複合体と活性酸素種
理学部 生物学科
東邦大学
- 電子
e⁻ 電子 → 電子の流れ
- 補酵素
Q ユビキノン QH₂ ユビキノール Cytc シトクロムC
- 呼吸鎖複合体
Ⅰ~Ⅳ
※以降の文章中の文字の色は引用元イラストの色とリンクさせています。
コエンザイムQ10(ユビキノン)は補酵素として 電子伝達系の複合体ⅠおよびⅡと複合体Ⅲ間の電子の受け渡しをする際に働きます。
イラスト中のNADHおよびFADH₂より運ばれた電子の流れをご覧ください。
電子伝達系では以下のように電子の受け渡しが行われています。
電子→複合体Ⅰ→ユビキノン→複合体Ⅲ→シトクロムc→複合体Ⅳ→酸素
電子→複合体Ⅱ→ユビキノン→複合体Ⅲ→シトクロムc→複合体Ⅳ→酸素
.
複合体ⅠおよびⅡから電子(e⁻)受け取ったユビキノン(Q)がユビキノール(QH₂)に変わり、ユビキノール(QH₂)はその電子(e⁻)を複合体Ⅲに渡す働きをします。
その後は、複合体Ⅲ→シトクロムc→複合体Ⅳという順に電子(e⁻)が渡されていき、最終的に酸素(O₂)と結合し水(H₂O)が生成されます。
電子伝達系を電子が通る際にミトコンドリア内膜の内外にプロトン濃度勾配が形成されます。
このプロトン濃度勾配を利用してATP合成酵素によりADPとリン酸からATPを産生します。
電子伝達系に共役しておこる反応を酸化的リン酸化といいます。なおATP合成酵素は複合体Vとも呼ばれます。
このようにコエンザイムQ10は電子伝達系において、「電子伝達体」の1つとして ATP産生に直接関与しています。
つまるところ、エネルギー産生において必要不可欠な存在です。
②抗酸化作用
コエンザイムQ10の抗酸化作用について説明します。
※抗酸化作用を有するのは還元型です。記載はしていませんが、すべて「還元型コエンザイムQ10」のことです。
前提知識として「酸化ストレスおよび活性酸素」について簡単にまとめました。まずはこちらをご覧ください。
酸化ストレス
生体において酸化反応と抗酸化反応のバランスが崩れ、生体に対して【酸化力>抗酸化力となって】悪影響を及ぼしている状態
酸化 物質の電子が失われる反応
還元 物質が電子を受け取る反応
※同定義
酸素と結合→酸化 酸素を失う→還元
水素を失う→酸化 水素と結合→還元
酸化ストレスの要因
活性酸素
活性酸素種が過剰に生成されている状態が酸化ストレスの状態
活性酸素
反応性の高い酸素種のこと
※定義はまちまち
活性酸素の種類
狭義の活性酸素は4種類
【スーパーオキシド・過酸化水素・一重項酸素・ヒドロキシラジカル】
そのうち
フリーラジカルはスーパーオキシド・ヒドロキシラジカル
フルーラジカルでないのは過酸化水素・一重項酸素
物質を構成するのは原子です。原子は原子核と電子からできており、原子核の周りを電子がぐるぐると回っています。
原子核の周りを回る電子は2つで一対となることで安定な物質となっています。フリーラジカルとは原子核の周りにある電子の数が1つの分子(不対電子)のことをいいます。
2電子が一対になっているときは安定
なっていないときは不安定
※原子2つ以上が結びつくことで分子となります。イラストがフリーラジカルというわけではありません。
フリーラジカルは、不対電子をもっている=不安定であるために、安定するため他の物質から電子を奪う性質があります。この性質によって「酸化」が生じます。
◆過酸化水素
フェントン反応によりヒドロキラジカルを生じさせます。結果的にフリーラジカルになると考えてください。
フェントン反応とは二価の鉄イオン(または一価の銅イオン)が過酸化水素と反応し、ヒドロキシラジカルを生成する反応のことです。
◆一重項酸素
電子そのものは一応すべてペアになっていて不対電子を持っていません。ですが、片側に空の軌道がありそこに電子を強く求めます。そのため酸化力が強いです。
他の抗酸化物質にあまり見られないコエンザイムQ10の抗酸化作用の「魅力」を3つあげます。
魅力 その1
スーパーオキシドは酸素に電子が1個加わった最も一般的な活性酸素です。スーパーオキシドそのものは酸化力は強くありません。ですが、より強い酸化力をもった活性酸素(過酸化水素・ヒドロキシラジカル)を発生させる元となります。
生体内で生じるスーパーオキシドの約90%はミトコンドリアで発生しているとされています。電子伝達系における電子の伝達の際に、複合体Ⅰや複合体Ⅲから漏れ出した電子によって、酸素分子が一電子還元され活性酸素の1種「スーパーオキシド」が発生するとされています。
スーパーオキシドを消去する抗酸化物質の1つがコエンザイムQ10です。
つまるところ
コエンザイムQ10は電子伝達系において「電子伝達体」の1つとして ATP産生に直接関与しながらATP産生に伴って発生した活性酸素を自らが消去するといった2役をこなしています。
魅力 その2
コエンザイムQ10は脂溶性の抗酸化物質です。脂溶性抗酸化物質の代表ともいえるビタミンEとタッグとなり細胞膜の脂質過酸化反応を防止します。
「タッグ」の意味は以下です。
細胞膜においてビタミンEは自らの電子を与えることで活性酸素(フリーラジカル)と不飽和脂肪酸の反応を抑えて、過酸化脂質の生成および連鎖を防ぎます。
電子を与えたビタミンEは電子が1分子のビタミンEラジカルとなり、それによりフリーラジカルによる過酸化脂質の生成および連鎖的酸化を防ぎます。
コエンザイムQ10はビタミンEラジカルを還元してビタミンEの抗酸化力を再生する働きをします。
ビタミンEはラジカルのままだとビタミンEラジカル自身が脂質を酸化させてしまいます。
つまりビタミンEラジカルのままだと脂質の過酸化が進行することになります。
なのでそれを防ぐ【=ビタミンEの力を最大限に発揮する】にはコエンザイムQ10の存在が必要不可欠となります。
なおビタミンEを還元したコエンザイムQ10は酸化型となりますが、酸化型は血流をめぐり肝臓に吸収された後に還元されます。そして再び還元型となって血液中に放出され全身をめぐります。
魅力 その3
コエンザイムQ10は体内で合成できる唯一の脂溶性抗酸化物質です。
以上が、他の抗酸化物質にあまり見られないコエンザイムQ10の抗酸化作用の「魅力」です。
活性酸素に対する直接的な消去能力は 他の抗酸化物質と比較するとコエンザイムQ10は「さほど」です。
例えば一重項酸素に対する消去能はありますが、同じ脂溶性抗酸化物質であるアスタキサンチンの1/1000しかありません。
下線部 参照
コエンザイムQ10の約1000倍のパワー! 注目の抗酸化成分「アスタキサンチン」の一重項酸素消去能を実証
富士フイルム ヘルスケア未来研究所 富士フイルム(株)HP
ただし、「抗酸化力」というものをさまざまな側面から評価した場合に、
コエンザイムQ10の抗酸化作用
- ATP産生に関与かつそこで発生する活性酸素を除去する
- ビタミンEを再生する
- 体内で合成できる
コエンザイムQ10の働き分析【見た目編】
合計 45/60点薄毛
6.5点
「薄毛」改善 に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- 発毛エネルギー
細胞のエネルギー源であるATPは発毛の際にたくさん必要となります。なのでエネルギー産生工場と呼ばれるミトコンドリアを元気にさせることが「発毛」にとって大切です。ミトコンドリアは、細胞のさまざまな活動に必要なエネルギー(ATP)の生産を担っています。ATPは発毛・育毛エネルギーとしても必要であり、元気な髪を作るため為には、ミトコンドリアが元気でなければいけません。
引用元
Vol.3 温泉で毛が生える? AGA、女性脱毛症、円形脱毛症、老人性脱毛症には温泉藻類®RG92
Colorda(カラーダ) HPコエンザイムQ10にはミトコンドリア賦活効果があります。
- 抗酸化作用
髪は毛乳頭に運ばれた栄養素をもとに毛母細胞が細胞分裂をすることで生まれてきます。
頭皮に発生した活性酸素は毛母細胞を傷つけその働きを弱めます。また皮脂を酸化させ頭皮を硬化させます。
活性酸素を除去する抗酸化物質をとることは薄毛予防の基本です。
コエンザイムQ10には抗酸化作用があります。
白髪
7点
「白髪」予防 に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- 発毛エネルギー
髪(頭皮)は細胞分裂が活発な場所です。一方で生命に関わらないためエネルギーの供給が体の中で一番後回しにされています。頭皮に存在する毛母細胞、毛乳頭細胞、色素細胞など「髪」に関わる細胞が機能するには多くのエネルギーを要します。なのでエネルギーが不足すると体内において髪が最も影響を受けると考えられます。影響を受ける=薄毛&白髪になる です。電子伝達系の構成成分として ATP産生に直接関与しているコエンザイムQ10はこのエネルギー視点の髪の悩みの解決策となりそうです。
- 抗酸化作用
紫外線などにより生じる活性酸素は色素細胞(メラニンを作る細胞=メラノサイト)のもととなる色素幹細胞を攻撃しその機能を低下させます。
※毛母細胞に隣に色素細胞が存在しています。色素幹細胞は色素細胞から少し離れたバルジ領域(皮脂腺の下あたり)に存在しています。色素幹細胞の機能が低下すると「色素細胞減少→メラニン減少→白髪発生」というような流れを作ってしまいます。抗酸化作用を有するコエンザイムQ10は色素幹細胞の機能低下を防ぐと考えられます。
参照
白髪を増やさない 血流アップ&抗酸化【日経ヘルス19年2月号】
日経doors HP
美肌
8.5点
「美肌」作り に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- 繊維芽細胞
真皮は「コラーゲン」「エラスチン」といった線維状のたんぱく質と「ヒアルロン酸」などのゼリー状の基質でできています。
コラーゲン・エラスチンが皮膚を支え、ヒアルロン酸が真皮の水分量を一定に保つ働きをしています。これら3つの成分の働きにより肌にハリ・弾力・潤いが生まれます。なお3つの成分を生み出しているのは繊維芽細胞です。
真皮はひし形が並んでいる部分です。
紫の薄い線はコラーゲン、そのつなぎ目にある濃い紫の線はエラスチン、それ以外の部分はヒアルロン酸など 、◎は繊維芽細胞です。
- コラゲナーゼの発現抑制
コラゲナーゼとは、コラーゲンを分解する酵素のことです。なのでコラゲナーゼを阻害する成分にはしわ・たるみなどに対する予防・改善効果が期待できます。コラゲナーゼは紫外線暴露(特に真皮まで届くUVAの照射)により繊維芽細胞にて産生されます。
コエンザイムQ10にはUVA照射による線維芽細胞のコラゲナーゼ発現の抑制作用があります。
そのためコエンザイムQ10が含有されている化粧品がよく販売されています。参照
コラゲナーゼ産生を抑制するコエンザイムQ10配合リポソーム (EXTRASOME® Q10)
J-STAGE HP【共同研究報告】コエンザイムQ10のしわ改善のメカニズムを細胞レベルで明らかに。
常盤薬品工業(株)HP - 過酸化脂質
繊維芽細胞は美肌成分(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸)を産生する細胞です。
脂質で構成されている細胞膜が酸化され過酸化脂質に変わると細胞の機能が低下します。イコール「美肌成分をつくりだす力が衰える」につながります。それだけではありません。過酸化脂質は、細胞内で新たに活性酸素を作るようになります。するとまわりにある他の脂質を酸化させ、さらなる過酸化脂質を作り出すといった連鎖反応を引き起こします。
過酸化脂質が蓄積することにより皮膚組織全体に悪影響を及ぼします。まさしく「肌の老化」を促進する元凶となる物質といえます。過酸化脂質を防ぐ抗酸化物質としてビタミンEが有名です。脂溶性であるビタミンEは細胞膜に入り込み、そこで活性酸素を除去します。
若返りとガン予防にビタミンE~成人病の温床「過酸化脂質」を抑制する (ふるさと文庫)この働きを手助けするのが同じく脂溶性のコエンザイムQ10です。
活性酸素を除去したビタミンEはその抗酸化力を失いますが、コエンザイムQ10はその力を蘇らせる働きをします。
コエンザイムQ10はビタミンEと共同して過酸化脂質に立ち向かいます。
美白
8点
「美白」ケア に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- 過酸化脂質の生成を抑制
「過脂化」とは体内に過酸化脂質が蓄積した状態のことをいいます。過酸化脂質が肌のメラノサイト内に蓄積されると通常のメラニンとは異なる過脂化メラニン生み出し「より濃く、より長く居座るシミ」を生み出すことになります。過脂化を防ぐには、体内の脂質が過酸化脂質に変化するのを防ぐことです。それには脂溶性抗酸化物質の活躍が必要となります。
その代表といえるのがビタミンEです。ビタミンEは自らの電子を与えることで活性酸素と細胞膜の構成成分である脂質の反応を抑えて、過酸化脂質の生成および連鎖を防ぎます。さて、ビタミンEが活躍するにはコエンザイムQ10の存在が不可欠です。というのもコエンザイムQ10はビタミンEラジカルを還元してビタミンEの抗酸化力を再生する働きをするからです。
コエンザイムQ10が不足しているとビタミンE(ビタミンEラジカル)自身が脂質を過酸化させてしまいます。 - 肌のターンオーバーを促進
メラニンは肌のターンオーバーとともに排出されます。メラニンが過剰に作られて、それがターンオーバーとともに排出されないと肌の細胞に色素沈着しシミとなって肌の表面に現れます。
ATPをたくさん作る代謝過程「電子伝達系」に必須のコエンザイムを摂取することで体内の新陳代謝が改善されます。肌でいうと表皮細胞の新陳代謝=肌のターンオーバーが促進されることになります。
筋肉
6点
「筋肉」増強 に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- トレーニング効果向上
コエンザイムQ10はエネルギーを多く必要とする骨格筋に多く存在します。そして【ミトコンドリアの電子伝達系にてエネルギー生成に関与&活性酸素を除去する働き】をしています。
イコール【有酸素系の運動に必要なエネルギーを効率的に生み出す&激しい運動を行うことで発生する酸化ストレスを軽減する】ことに貢献しています。実際にダブルブラインド試験(医薬品の開発で用いられる試験方式)でトレーニングとコエンザイムQ10の摂取の併用によりトレーニング効果が高まることが確認されています。
参照
還元型コエンザイムQ10のアスリートにおけるトレーニング効果促進について
お知らせ (株)カネカ HP
脂肪
9点
「脂肪」減少 に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- エネルギー産生賦活作用
エネルギー(ATP)に代謝されなかった糖質・脂質は中性脂肪として体に蓄えられます。糖質の場合(好気的条件)は
グルコース→解糖系→TCA回路→電子伝達系脂質の場合は
脂肪酸→β酸化→TCA回路→電子伝達系といった流れで代謝されていきます。最後の電子伝達系にて大量のATPを産生します。コエンザイムQ10はミトコンドリアの電子伝達系の構成成分です。その摂取はATP産生速度を速めてATP産生量を増やします。
「ミトコンドリアのCoQ10の総量と ATP生合成の活性とが相関する」といわれているほどコエンザイムQ10はエネルギー代謝において重要な存在です。
コエンザイムQ10は余分な脂肪の蓄積を防ぐ(by 糖質エネルギー代謝)&脂肪の燃焼を促進する(by 脂質エネルギー代謝)ので ダイエット効果が高い成分といえます。
コエンザイムQ10の働き分析【中身編】
合計 51/60点
身体
6.5点
「身体」の構成材料 に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- コラーゲン
人間の体を構成しているたんぱく質のうち30%はコラーゲンでできています。体内にあるコラーゲンのうち、約40%が皮膚に、約10~20%が骨・軟骨に、約7~8%が血管に存在しています。コラーゲンの体内構成比率コラーゲンの体内構成比
※%はおおよそです。コエンザイムQ10はコラーゲンの合成促進およびコラーゲン量の減少抑制に関与しています。
コラーゲンの合成促進
①肌の真皮に存在する繊維芽細胞を活性化させコラーゲンの産生を促します。②軟膏において軟骨細胞を活性化させ、軟骨でのコラーゲンの合成を高めます。
コラーゲン量の減少抑制
コラゲナーゼはコラーゲン分解酵素です。紫外線(UVA)の影響により活性化されます。コエンザイムQ10にはUVA照射による線維芽細胞のコラゲナーゼ発現の抑制作用があります。参照
γ-シクロデキストリンにもこんな効果が…
(株)シクロケム HP
エネ
10点
「エネルギー」生成 に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- 電子伝達系
電子伝達系はミトコンドリア内膜の複合体や補酵素間で電子(解糖系およびβ酸化・TCA回路で生じ、NADHやFADH₂で運搬してきた)のやり取りが行われる過程のことをいいます。
これにより生じるプロトン濃度勾配を利用してATPの合成が行われます。電子伝達系でコエンザイムQ10は補酵素として機能します。
電子伝達系における電子の流れは以下です。
電子の流れ
NADHからの電子 →複合体Ⅰ→ユビキノン→複合体Ⅲ→シトクロムc→複合体Ⅳ→酸素
FADH₂からの電子→複合体Ⅱ→ユビキノン→複合体Ⅲ→シトクロムc→複合体Ⅳ→酸素複合体ⅠおよびⅡから電子受け取ったユビキノン(酸化型コエンザイムQ10)がユビキノール(還元型コエンザイムQ10)に変わり、ユビキノールはその電子を複合体Ⅲに渡す働きをします。
電子伝達系の構成成分であるコエンザイムQ10はエネルギー生成過程において必要不可欠な存在です。
病気
8点
「病気」予防 に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- 心筋梗塞
心筋のエネルギー産生に関わるコエンザイムは心筋の働きを改善させます。そのため心臓でのコエンザイムが欠乏すると【心筋の働きが低下して】息切れや動悸などの症状が現れやすいといわれます。医薬品としてのコエンザイムQ10の効果・効能は「基礎治療施行中の軽度及び中等度のうっ血性心不全症状」です。
- 動脈硬化
動脈硬化の主たる原因は活性酸素です。
血液中のLDLコレストロールが活性酸素の攻撃により酸化されると酸化LDLに変わり、血管壁に沈着します。そうなると血管の内側は細くなって動脈硬化を引き起こします。ビタミンEは血液中のリポたんぱく質(水に不溶な脂質を運搬するミセル状の複合体)の酸化を防ぐ働きをしています。
コエンザイムQ10はビタミンEの抗酸化力を再生する働きをします。この点より、コエンザイムQ10は動脈硬化予防に貢献する成分といえます。
- 糖尿病
コエンザイムQ10に血糖値を下げる働きがあることが2型糖尿病患者において報告されています。
糖尿病患者では健常対照群に比較して血中コエンザイムQ10の濃度が低下していることが報告されています。コエンザイムQ10の摂取が抗糖尿病になる可能性があることが示唆されています。
※すでに血糖降下薬を利用されている方は医師にご相談ください。薬の効果に影響を与える可能性があります。
- 筋ジストロフィー
筋ジストロフィーとは、筋肉の変性や壊死が起き、次第に筋萎縮と筋力低下が進行していく遺伝性疾患の総称です。コエンザイムQ10は筋ジストロフィ―に対しての有効性が示唆されています。
実際、補完治療としても広く臨床研究が行われています。参照
筋ジストロフィーってどんな病気ですか?
一般社団法人 日本筋ジストロフィー協会 HP - 加齢黄斑変性
加齢黄斑変性とは、モノを見るときに重要な働きをする黄斑が、加齢とともにダメージを受けて変化し、視力が低下する病気のことです。活性酸素による酸化ストレスが加齢黄斑変性の原因の一つとされています。抗酸化作用を有するコエンザイムは加齢黄斑変性のリスクを低下させる成分の1つにカウントされています。
体質
10点
「体質」改善 に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- 疲労回復
エネルギー生成を手助けするコエンザイムQ10には疲労回復に役立ちます。 - アンチエイジング(by 抗酸化作用)
老化を早める2大現象は体をサビさせる「酸化」とコゲさせる「糖化」です。この2つを予防することがアンチエイジングにとって重要となります。
強力な抗酸化作用を有するコエンザイムQ10はアンチエイジング効果が非常に高い成分と言えます。
一部ではビタミンC・ビタミンEと並び抗酸化物質のトップスリーと言われています。参照
健康と長寿の可能性を握るコエンザイムQ10
大学の学びはこんなに面白い 東京工科大学HP - 長寿(by サーチュイン遺伝子)
人の細胞には老化や寿命をつかさどる長寿遺伝子サーチュイン(Sirtuin=SIRT1)が存在しています。通常はこのSIRT1は眠っている状態で働く事はありません。言うなれば普段はスイッチがオフの状態になっています。このオフになっているスイッチをオン(活性化)させることで様々な病気の引き金となる「老化」を抑えることができるといわれています。
研究により CoQ10の新しい作用メカニズムとして、サーチュイン遺伝子の発現を介してミトコンドリアの量を増やすことが明らかにされています。
この研究は、株式会社カネカと共同で、還元型コエンザイムQ10(以下、還元型CoQ10)摂取によりみられる老化遅延及び加齢性難聴の進行抑制効果の作用メカニズムが、サーチュイン遺伝子(一般に長寿遺伝子と言われる)の発現を介したミトコンドリア量増加およびその機能の活性化であるとの新たな知見を得ました。
引用元
疾患予防医科学系専攻加齢生物学講座の樋口京一教授の研究グループが「還元型コエンザイム Q10による老化遅延効果の新たな知見」を発表しました
トピックス
信州大学 医学部 HP - 口腔環境
唾液は口の中を潤すだけでなく、口内の細菌の増殖を抑えたり、プラークを中和し再石灰化を促す働きをしています。なので「唾液の分泌低下」はドライマウス、口臭、歯周病、虫歯などの原因となります。コエンザイムQ10を摂取すると唾液の分泌量が増えることが研究により確認されています。
- いびき
いびきとは、睡眠中に鼻や喉で生じる雑音のことをいいます。
寝ているときは舌や喉の周辺の筋肉が緩みます。その結果、のどの奥の空間が狭くなり「いびき」が生じます。電子伝達系の構成成分であるコエンザイムQ10はエネルギー産生作用を有します。この作用は舌や喉の周辺の筋肉細胞の活性化につながるといわれています。
そのためコエンザイムQ10の摂取はいびきの予防・改善につながると考えられます。実際、それを目的としたサプリが販売されています。 - 関節痛
関節痛とは 歩いたり立ち止まったり、座ったり立ちあがったり、階段を昇り降りしたりする際、関節を曲げ伸ばしする時に痛みを感じることをいいます。その「痛み」は骨と骨との間でクッションの役割をしていた軟骨がすり減ったり、変形することで骨と骨がこすれてしまい、その結果として関節周囲の組織に炎症が起きたり、膝に水がたまることにより生じます。
コエンザイムQ10が軟骨細胞に届くと、軟骨細胞を活性化させ軟骨をつくる働きを促進するといわれています。 - 片頭痛
片頭痛もちの人は細胞内のミトコンドリアの働きが悪いといわれています。ミトコンドリアの電子伝達系で働くコエンザイムにはミトコンドリア賦活効果があります。片頭痛の予防に効く成分の1つとされています。 - 加齢臭
コエンザイムQ10には加齢臭を抑制する働きがあるようです。資生堂は、高い抗酸化作用を持つコエンザイムQ10に、体表ではなく体内から放出される加齢臭の原因物質ノネナールを抑える効果があることを世界で初めて発見しました。 コエンザイムQ10を4週間摂取したところ、肌の内側から放出されるノネナールの濃度が2~3割減少し、加齢臭が顕著に抑制されました。
引用元
コエンザイムQ10に体内から放出される加齢臭の抑制効果を世界で初めて発見
ニュースリリース(株)資生堂 HP
精力
8.5点
「精力」増進&「性機能」向上 に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- 女性不妊症
卵子のミトコンドリアを活性させることは妊活にとって非常に重要です。
また卵巣内での酸化ストレスは不妊の原因となります。コエンザイムQ10は細胞のミトコンドリアに存在しエネルギー産生賦活作用【=ミトコンドリアを活性】と抗酸化作用【酸化ストレスを軽減】を発揮します。
不妊治療に有効な成分の1つです。 - 男性不妊症
上記の話は、当然ですが精巣・精子にもあてはまります。高い抗酸化作用をもつコエンザイムQ10には精子中の酸化ストレスの軽減効果が期待できます。
コエンザイムQ10の摂取により、精子の運動率を高めるといった結果が報告されています。
実際、男性不妊の内服治療として活用されています。参照
男性不妊 精子の状態検査…手術や内服治療で改善
ヨミドクター 読売新聞社 HP - NO産生
「コエンザイムQ10が血管内皮細胞のゴルジ体膜における一酸化窒素合成酵素(eNOS)を安定化させることにより一酸化窒素(NO)産生に関わっている」ことが研究で報告されています。参照
還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)の生理機能と健康 J-STAGE
健脳
8点
「脳」の健康 に関わるコエンザイムQ10の働きは主に次です。
- パーキンソン病
パーキンソン病の発症原因の1つは酸化ストレス、それに伴うミトコンドリア損傷といわれています。抗酸化作用を有するコエンザイムQは脳内の酸化ストレスの改善に寄与します。そのためパーキンソン病予防の効果が期待できます。海外の研究ではコエンザイムQ10の摂取によりパーキンソン病初期患者の進行が有意に抑制されたことが示されています。
またパーキンソン病患者のミトコンドリアのコエンザイムQ10の濃度が低いといった研究報告もあります。参照
コエンザイムとパーキンソン病
代替医療情報 IME 特定非営利活動法人 医療教育研究所 HP - アルツハイマー病
アルツハイマー病の脳では、アミロイドβと呼ばれるたんぱく質(40程度のアミノ酸から成るペプチド)の断片が処理されずに蓄積され、老人斑というゴミの塊を形成します。このゴミがたまると【神経細胞が傷害を受ける→神経細胞が死滅する→脳が萎縮する→脳の機能障害が起こる】といった流れをたどります。
なのでアミロイドβの蓄積がアルツハイマー型認知症の発症原因の一つとされています。アルツハイマー病のモデルマウスにコエンザイムQ10を投与したところ、脳内酸化マーカーが抑制作用とアミロイドβ42の低減作用が認められました。
※アミロイドβ42(Aβ42)とは42のアミノ酸から成るペプチドです。
Aβは、γセクレターゼの作用により産生される際に、アミノ酸の長さが異なるいくつかのAβ種が産生されます。これまでは、40個のアミノ酸残基からなるAβ40と42個のアミノ酸残基からなるAβ42がアルツハイマー病の発症に重要だと考えられ、他のAβ種の存在は見過ごされてきました。
引用元
アルツハイマー病の重要な原因物質としてAβ43が浮上 -見過ごされていたアミロイドβ亜種が強力な病態促進因子-
理化学研究所 HP参照
アルツハイマー病の新たな発症メカニズムを解明
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 HP脳機能改善のための栄養素について(8)CoQ10
(株)シクロケムバイオ HP
コエンザイムQ10のサプリメント紹介
成分表示中のコエンザイムQ10に着目
(ユビキノン)
1粒=100mg 120粒入り
使用目安 1日=1粒
%DV
価格1553円
30日分の価格 約387円
1日あたりの価格 約12.9円
※価格は記事作成時のものです。価格が変動する可能性があります。
Doctor’s Best高吸収CoQ10には、コエンザイムQ10(ユビキノン)とバイオペリンが含まれています。CoQ10は心臓機能をサポートし、細胞内のエネルギーの産生を促進する役に立ちます。特に、心臓ではATP(アデノシン三リン酸)の産生に不可欠です。ストレス、フリーラジカル、スタチンを含む薬剤ならびに老化は、CoQ10濃度に影響を与えることがあります。CoQ10は、エネルギーの産生、筋肉の収縮、およびタンパク質の合成において非常に重要です。研究によりバイオペリンはCoQ10の吸収を増加させることが明らかになっています。
- 心臓血管の健康と細胞エネルギーを促進するのに役立ちます
- 加齢とコレステロール低減薬(スタチン)により低減するCoQ10を回復するのを助けます
- 時おり疲れを感じる人にエネルギーを提供するのに役立ちます
- 吸収と生体利用効率を高めるバイオペリンブラックペッパーエキスが配合されています
Doctor’s Best, High Absorption CoQ10 with BioPerine, 100 mg, 120 Softgels
iHerb.com
成分表示中のコエンザイムQ10に着目
(カネカユビキノール、還元型CoQ10)
1粒=100mg 60粒入り
使用目安 1日=1粒
%DV
価格3015円
30日分の価格 約1506円
1日あたりの価格 約50.2円
※価格は記事作成時のものです。価格が変動する可能性があります。
Doctor’s Bestのカネカ配合ユビキノールには、コエンザイムQ10の還元体が含まれています。ユビキノール(CoQ10-H2)とユビキノン(CoQ10)はいずれも代謝的に活性です。各形態は、健康な心機能のサポートやエネルギー産生強化など、抗酸化作用に関連する独特の役割を細胞内で果たしています。ユビキノールは、ビタミンCやEといった他の抗酸化物質の再生を助けます。この栄養素を十分に摂取するのが困難な中高年者や栄養吸収に不安のある方に、バイオアベイラビリティ改善が期待できます。
酸化型コエンザイムが含まれているサプリメントを紹介します。
成分表示中のコエンザイムQ10に着目
(CoQ10)
1粒=30mg 30粒入り
使用目安 1日=1粒
%DV
価格1740円
30日分の価格 1740円
1日あたりの価格 58円
※価格は記事作成時のものです。価格が変動する可能性があります。
ミトコンドリアは、体に不可欠な細胞エネルギーのほとんどを生成するオルガネラ(細胞小器官)です。ミトコンドリアはすべての細胞内に存在するものの、特に高いエネルギー需要がある心臓や脳といった器官に集中しています。ピロロキノリンキノン(PQQ)は、ミトコンドリアを酸化ストレスから保護するのに役立ち、細胞内で新たなミトコンドリアの生成を促進するビタミンB様酵素補因子です。従って、PQQは着実な細胞エネルギー産生を維持し、心臓の健康をサポートし、正常な認知機能の促進を補助すると考えられます。CoQ10とアセチル-L-カルニチンは、ミトコンドリア機能およびエネルギー産生における重要な役割のため含有されています。
Now Foods, PQQエナジー、ベジタリアンカプセル30錠
iHerb.com
- サプリの形態(錠剤、カプセル、タブレット、ソフトジェルなど)は粒で統一しています。
- %DVとはDaily Value(DV)に占める割合(%)のことです。DVは海外の基準です。基準はメーカによりけりです。
- 価格は記事作成時のものです。価格が変動する可能性があります。
- 価格に送料は含まれていません。
コエンザイムQ10のまとめ
分析【見た目編】45点
分析【中身編】51点
コエンザイムQ10 エネルギー産生賦活作用 参照一覧
注目の成分 還元型コエンザイムQ10 健康カガクラボ (株)カネカHP
コエンザイムQ10 J-STAGE HP
食事から摂りたい還元型コエンザイム Q10 J-STAGE HP
還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)の生理機能と健康 J-STAGE HP
コエンザイムQの体内動態・代謝と作用機構 J-STAGE HP
コエンザイムQ10 による脂肪組織の代謝制御を介した抗肥満・抗糖尿病効果 J-STAGE HP
コエンザイムQ10 研究情報 今、注目していること (株)シクロケムバイオ HP
コエンザイムQ10について (Ver.181218) 「健康食品」の安全性・有効性情報 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 HP
コエンザイムQ10の安全性に関する食品安全委員会 への食品健康影響評価の依頼について
報道発表資料 厚生労働省 HP
第62回 学ぶこと、伝えること 医療薬学科 教員コラム 姫路獨協大学 HP