白髪の予防・改善に効くと思われる栄養成分のランキングです。このブログの管理人が独断と偏見で勝手につけたランキングです。
※栄養成分レビューの追加などによりランキングの変動があります。
髪(白髪)部門の評価項目は主にこの4つです。これらに関連する栄養成分をピックアップし、個人的に効果を感じるものが上位に入っています。
- メラニンの材料
- メラノサイトの機能を改善する
- たんぱく質の合成
- チロシナーゼを活性化する
評価項目についての詳細はこちら→勝手にランキングについて
※上位3つは主にメラニンを増やす栄養成分のため肌(美白)部門においてはマイナスの効果をもたらすことがあります。過剰摂取にはご注意してください。
髪(白髪)部門ランキング TOP15
第1位 チロシン
チロシンの髪(白髪)評価6
評価項目 メラニンの材料
チロシン
人間の体をつくっているものはたんぱく質でできています。ここでいう「体をつくっているもの」とは筋肉、皮膚、髪、血管などのことです。体内に取り入れられたたんぱく質は、消化されアミノ酸に分解されます。
分解されたアミノ酸は各組織の細胞に送られ、体を作っているたんぱく質に合成されます。
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第2位 フェニルアラニン
フェニルアラニンの髪(白髪)評価6
評価項目 メラニンの材料
フェニルアラニン
たんぱく質は人間の体を構成しているもの(皮膚、筋肉、臓器、髪、血液など)の材料となっています。
このほかにも酵素やホルモンの材料などにもなっていて、たんぱく質は体内にさまざま形で存在しています。人間のからだを作っているたんぱく質は健康に生きていくには欠かすことのできない重要な成分といえます。
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第3位 銅
銅の髪(白髪)評価6
評価項目 チロシナーゼを活性化する
銅
銅は16種類ある必須ミネラルの1つです。そのうち微量ミネラルに分類されます。微量ミネラルとは体が正常に機能するために、1日に必要とされる摂取量が100㎎以下のミネラルのことをいいます。
体内に約80mg存在し、その半分が骨、骨格筋、血液に、1割が肝臓中に存在します。
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第4位 ビオチン
ビオチンの髪(白髪)評価6
評価項目 たんぱく質の合成
ビオチン
ビオチンは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一種です。ビタミンH、ビタミンB7、コエンザイムR(補酵素R)とも呼ばれます。化学名はビオチンとなっています。
ビオチンの主な働きはカルボキシラーゼという酵素の補酵素として働くことです。この酵素は3大栄養素の代謝過程で働く酵素のため、ビオチンは3大栄養素すべての代謝に関与しているといえます。
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第5位 亜鉛
亜鉛の髪(白髪)評価6
評価項目 たんぱく質の合成
亜鉛
亜鉛は必須ミネラル16種類の一つです。必須ミネラルのうち1日必要とされる摂取量が100mg以下のミネラルを微量ミネラルといいますが、亜鉛は微量ミネラルに含まれます。亜鉛は体内に約2g存在しています。体内の亜鉛の95%以上は細胞内に存在しています。新陳代謝が活発な細胞に多く存在しています。例えば、血液、皮膚、骨、肝臓、腎臓、筋肉、脳、毛髪などです。
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第6位 核酸(DNA、RNA)
核酸(DNA、RNA)の髪(白髪)評価6
評価項目 たんぱく質の合成 メラノサイトの機能を改善する
核酸(DNA、RNA)
核酸とは、細胞核の中に存在しているDNA(デオキシリボ核酸)と細胞核と細胞質に存在しているRNA(リボ核酸)のことをいいます。
DNAは遺伝情報を記録していて、新しい細胞をつくるときに必要な設計図と考えることができます。この設計図に基づいて、RNAがアミノ酸をもとに細胞の材料となるたんぱく質をつくります。
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第7位 ヒハツ
ヒハツの髪(白髪)評価6
評価項目 毛細血管を増やす→メラノサイトの機能を改善する
ヒハツ
ヒハツは、東南アジアなどで生育されているコショウ科の植物で、ナガコショウ、ロングペッパーとも呼ばれています。ヒハツの実がコショウによく似た風味もっているため香辛料として使用されています。ヒハツに含まれている有効成分は「ピぺリン」というものです。
ピぺリンはヒハツの辛味を生み出す成分で、このピペリンが健康や美容に様々な効果をもたらします。
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第8位 シナモン
シナモンの髪(白髪)評価6
評価項目 毛細血管を増やす→メラノサイトの機能を改善する
シナモン
シナモンはセイロンニッケイ、肉皮(ニッキ)、桂皮(ケイヒ)とも呼ばれる香辛料です。主に香辛料として利用されますが、古くから漢方としても利用されています。こしょう、ナツメグ、クローブと並ぶ世界4大スパイスの一つで、香辛料のなかでもさまざまな効果・効能があるため「スパイスの王様」の異名も持っています。
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第9位 ビタミンB6
ビタミンB6の髪(白髪)評価5.5
評価項目 たんぱく質の合成
ビタミンB6
ビタミンB6は水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一種です。ビタミンB6(以下文中はB6)の化学名はピリドキシンです。
B6は3大栄養素すべての代謝にかかわりますが、特にたんぱく質の代謝に関わっています。
B6を知る上で必要な情報①ビタミン②水溶性ビタミン③ビタミンB群④代謝(酵素、補酵素)⑤TCA回路(クエン酸回路)について述べます。
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第10位 シリカ(ケイ素)
シリカ(ケイ素)の髪(白髪)評価5.5
評価項目 ケラチンの結びつきを強める
シリカ(ケイ素)
シリカ(ケイ素)は、ミネラルの一種で自然界に存在する非金属元素です。シリカ(ケイ素)としていますが、厳密にいうとシリカとケイ素は違います。ケイ素は、元素記号14 元素記号はSiで英語名シリコンといいます。
一方シリカ(ケイ素)は、ケイ素と酸素の結合した二酸化ケイ素(元素記号はSio2)、あるいは二酸化ケイ素によって構成される物質の総称のことをいいます。自然界ではケイ素はシリカ(ケイ素)の状態として存在しています。
続きはこちら→シリカ(ケイ素)の栄養成分レビュー
第11位 ポリアミン
ポリアミンの髪(白髪)評価5.5
評価項目 たんぱく質の合成 メラノサイトの機能を改善する
ポリアミン
ポリアミンはほとんどすべての生物の細胞に存在している物質です。
細胞分裂において重要な役割を担っており、新陳代謝に深くかかわっている成分です。ポリアミンが不足していると細胞の老化が早まるといわれています。ポリアミンとは一つの物質ではなく、分子内にアミノ基を複数持つ炭化水素の総称のことで、体内には20種類以上のポリアミンが存在しています。
代表的なポリアミンはプトレスシン(プトレッシン)、スペルミン、スペルミジンです。
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第12位 ヨウ素
ヨウ素の髪(白髪)評価5
評価項目 メラノサイトの機能を改善する
ヨウ素
ヨウ素は、ミネラルです。16種類の必須ミネラルに含まれていてそのうち微量ミネラルに分類されています。ヨウ素は体内にわずかしか存在しない栄養素ですが、重要な役割を担っています。体の中では甲状腺に多く存在しています。甲状腺ホルモンの主要な構成成分となっています。
甲状腺ホルモンは身体のほとんどの組織に作用するホルモンで、たんぱく質、脂肪、炭水化物の代謝や交感神経の活性化などに関係しています。
続きはこちら→ヨウ素の栄養成分レビュー
第13位 鉄
鉄の髪(白髪)評価5
評価項目 酸素を供給する 過酸化水素を分解する
鉄
鉄は16種類の必須ミネラルのうちの一つで、微量ミネラルに分類しています。鉄は体の中に3~4g存在しています。
鉄は赤血球を構成するヘモグロビンの成分となり、全身の細胞や組織に酸素を運ぶ役割をしています。体内の鉄の約70%が血液中の赤血球をつくっているヘモグロビンの成分になって、酸素を運ぶ働きをしています。のこりの約25%は肝臓などに貯蔵されています。これは酸素を運ぶ役割をしている鉄が不足した時のためにに蓄えている鉄です。体内の鉄の0.3%は、酵素の構成成分にもなっています。
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第14位 葉酸
葉酸の髪(白髪)評価5
評価項目 たんぱく質の合成 酸素を供給する
葉酸
葉酸は水溶性のビタミンで、ビタミンB群の一種です。ビタミンB9、ビタミンMと呼ばれることもあります。葉酸の化学名はプテロイルグルタミン酸といいます。
葉酸の主な働きは、赤血球を生成し、悪性の貧血を予防すること、DNAの合成を補酵素として手助けすることです。
これら働きを行うにはB群のビタミンB12も必要となります。
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第15位 ビタミンB12
ビタミンB12の髪(白髪)評価4.5
評価項目 たんぱく質の合成 酸素を供給する
ビタミンB12
ビタミンB12は水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一種です。ビタミンB12(以下文中ではB12)は分子内にミネラルのコバルトを含むためコバラミンとも呼ばれます。化学名はコバラミンです。B12(コバラミン)は「コバルトを含んだ同様の作用を持つ化合物(誘導体)」の総称のことです。
B12誘導体として有名なものは、シアノコバラミン、メチルコバラミン、アデノシルコバラミン、ヒドロキソコバラミン、スルフィトコバラミンの5つです。
続きはこちら→ビタミンB12の栄養成分レビュー