αリノレン酸(亜麻仁油)

αリノレン酸(亜麻仁油)の評価 A


αリノレン酸(亜麻仁油)

脂質の主成分である脂肪酸のひとつです。

多価不飽和脂肪酸でn-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)に分類されます。
人間の体内では合成することのできない必須脂肪酸で、体内ではDHAやEPAに変換されます。
つまりDHAやEPAは同じn-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)であるαリノレン酸の原料をもとに体内で合成されます。
αリノレン酸はDHAやEPAの前駆体といえます。

前駆体
前駆体とはある特定の物質よりも反応段階的に前に位置する物質のこと
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αリノレン酸が多く含まれるもの

αリノレン酸
くるみ、亜麻仁油、しそ油、大豆

αリノレン酸(亜麻仁油)の摂取目的

摂取目的は髪「薄毛」「白髪」、肌「美肌」、体力「普段」、その他「細胞(膜)」です。

 摂取目的
髪「薄毛」「白髪」
肌「美肌」
体力「普段」
その他「細胞」

αリノレン酸(亜麻仁油)の効果・効能

細胞膜
老化は細胞から起こるといわれています。老化とは、細胞が正常に機能していない状態です。それに関係してくるのは細胞膜の異常です。細胞膜の異常とは、細胞膜の透過性が低下している、細胞膜が炎症しているなどがあてはまります。
αリノレン酸などのオメガ3系脂肪酸の脂肪酸は、細胞膜の主成分であるリン脂質の構成成分です。αリノレン酸などの成分が不足することで、細胞膜がしっかりと構成されず、老化の促進にもつながってしまいます。


αリノレン酸は肌からの水分蒸発を防ぎ、うるおいを保つ効果があります。αリノレン酸は細胞膜の主成分リン脂質の構成成分といいましたが、とくに柔らかい細胞膜をつくる効果があるといわれています。細胞膜をやわらかくし、コラーゲンが作られるのをサポートします。
またαリノレン酸が豊富な亜麻仁油には、抗酸化作用のあるリグナンが含まれています。肌老化を遅らせエイジング効果も期待できます。

血液
血中の中性脂肪を下げる効果、血栓ができるのを防ぐ効果があります。その結果、動脈硬化を予防します。脳の働きを高める効果もあります。
この効果・効能はDHA、EPAと一緒です。体内でDHAやEPAはαリノレン酸を原料にして作られているからです。

アレルギー
n-6系脂肪酸(オメガ6脂肪酸)のリノール酸の過剰摂取が各種アレルギー症状の原因のひとつといわれいます。αリノレン酸はリノール酸に対して競合的に働く性質があるため、リノール酸が原因とするアレルギー症状をを抑える効果があります。

αリノレン酸(亜麻仁油)のサプリメントによくあるキャッチフレーズ集

  • 血液をサラサラに
  • 季節の変わり目の花粉やむずむずにアプローチ 環境の変化に負けないからだづくり
  • 生活習慣病の予防に
  • 体内で作れない、必須の飲む美容オイル
  • 食べる美容液で若々しさを 
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 αリノレン酸(亜麻仁油)の摂取量、不足、過剰

αリノレン酸(亜麻仁油)の摂取量
オメガ3脂肪酸の摂取目安量は、一日あたり、約1.8g〜2.4g(性別、年齢による)です。オメガ3脂肪酸には、αリノレン酸のほかDHA・EPAがあります。厚生労働省は、健康維持を目的とした基準の中で、DHA・EPAの1日の目標摂取量を1g以上を推奨しています。そうなるとだいたいαリノレン酸は1g以上が目安の摂取量となります。摂取目安は諸説あります。オメガ3脂肪酸は1日3g以上の摂取を推奨している場合もあります。
 
αリノレン酸(亜麻仁油)の不足
αリノレン酸は体内で作ることのできない必須脂肪酸です。脂肪酸はエネルギー源であったり細胞膜やホルモンの構成材料となっています。特にαリノレン酸は細胞膜の構成成分となっているため、不足すると細胞がもろくなります。細胞が正常に機能しなくなり老化を進めることになります。また生活習慣病のリスクを高めることになります。
 
αリノレン酸(亜麻仁油)の過剰
体に良い油といっても脂質の過剰摂取はずばり肥満の原因になります。脂質は炭水化物やたんぱく質よりも大きなエネルギーを持っています。脂質は少量でも大きなエネルギーを生み出します。体内で脂質が過剰になり、エネルギーが消費されないと脂肪となって蓄積されてしまいます。肥満による生活習慣病のリスクが高まります。
 

αリノレン酸(亜麻仁油)の豆知識

酸化しやすい
αリノレン酸の特徴は非常に酸化しやすいことです。酸化した脂肪酸を摂取することは体にとっては、良くありません。酸化した油は、動脈硬化の原因になったり、老化のスピードを速めたりするからです。そのため、αリノレン酸が入っている油などを使用する場合は、早めに使い切るのがベストです。
一度開封したらきちんとふたをし、冷暗所に保管するのを心がけましょう。
 
DHA、EPAへ変換率
αリノレン酸はDHA、EPAのもととなっていますが、DHA、EPAの効果を期待して取るものではありません。α-リノレン酸のDHA・EPA変換率は高くないからです。その数値は10%~15%いわれています。もっと低いという説もあります。
DHA、EPAの効果を望むのであれば、DHA、EPAそのものを取ったほうがいいです。
 
積極的に取るべし
n-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)とn-6系脂肪酸(オメガ6脂肪酸)の理想的摂取比率は1:1~1:4とされています。
多くの日本人は1:10~1:30というほど、n-6系脂肪酸(オメガ6脂肪酸)を特にリノール酸の摂り過ぎている傾向にあります。
αリノレン酸はリノール酸に対して競合的に働く性質があります。意識してαリノレン酸をはじめとするオメガ3脂肪酸を取る必要があります。
ちなみにαリノレン酸の代表的なものはくるみ、亜麻仁油、しそ油、大豆
リノール酸の代表的なものはヒマワリ油、コーン油、紅花油などです。
 

αリノレン酸(亜麻仁油)のイメージ

くるみ

細胞膜の構成成分のため

αリノレン酸(亜麻仁油)と相性の良い栄養成分

・ビタミンE
・DHA・EPA
・ビタミンC

αリノレン酸(亜麻仁油)の勝手にランキング

 

αリノレン酸(亜麻仁油)のレーダーチャート解説

評価基準

  • 6 
    このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる
  • 5 
    このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる

  • このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる
  • 3.5 
    このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない

  • このカテゴリーになんらかの効果があるもの

  • このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる

  • このカテゴリーとは関係ないと思われる

※4以上が摂取目的となっているカテゴリー 

 

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αリノレン酸(亜麻仁油) 総合評価 A  13.5

 総合評価について
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS  18点
S  16点以上
A+ 14点以上
A  12点以上
B+ 10点以上
B  9点以下

髪(薄毛、白髪) 評価4
αリノレン酸はDHA、EPAのもととなっていますので、当然ですが血液をサラサラにする効果があります。髪のトラブルは血行不良も原因です。髪が抜けたり、黒い髪が作られなかったりする原因の1つに髪のための栄養素や酸素を運ぶ血液の流れが悪くなっていることが挙げられます。

肌(美肌)評価4.5
αリノレン酸は細胞膜の主成分であるリン脂質の構成要素です。細胞膜にとって重要な成分で、とくに柔らかい細胞膜をつくる効果のあるといわれています。細胞膜をやわらかくし、体内でコラーゲンが作られるのをサポートします。そう考えると肌に良いといえます。

体型(ダイエット)評価3.5
αリノレン酸は多価不飽和脂肪酸です。多価不飽和脂肪酸は悪玉(LDL)コレステロールを減らす働きがあります。また中性脂肪を減らす効果もあるといわれています。

体力(普段)評価4
脂質は3大栄養素で、エネルギー源です。エネルギー不足は疲労につながります。αリノレン酸はエネルギー源になる脂質でもあると考えて。

その他(細胞)評価5
αリノレン酸は細胞膜の主成分であるリン脂質の構成要素です。細胞膜をしっかりと構成するにはαリノレン酸をはじめとするオメガ3脂肪酸系の脂肪酸を十分摂取することが必要です。ともかく細胞膜がしっかりしていることは細胞の機能低下を防ぐ、すなわち老化を防ぐ事につながるのでアンチエイジングに重要な役割を果たすといえます。 

αリノレン酸(亜麻仁油)雑感

脂肪酸の摂取の理想は以下です。

飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸=3:4:3

で、多価脂肪酸の摂取の理想は以下です

n-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸):n-6系脂肪酸(オメガ6脂肪酸)=1:1~1:4

で日本人の平均は

n-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸):n-6系脂肪酸(オメガ6脂肪酸)=1:10~1:30

こんな感じになっちゃているといわれています。n-6系脂肪酸(オメガ6脂肪酸)を取りすぎちゃっているということです。なので意識してn-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)をたくさんとっています。

αリノレン酸は亜麻油から主に摂取しています。摂取比率を理想に近づけるというというのも目的ですが、αリノレン酸の数ある効果・効能で一番引かれるのは細胞膜の構成成分だからです(厳密にいうと細胞膜の主成分であるリン脂質の構成成分)。

老化は細胞からといわれるぐらいです。細胞の周囲にある細胞膜は老化を遅らせるキーとなっているはずです。

細胞膜の構成成分は、脂質では、αリノレン酸が含まれるn-3系脂肪酸だけでありません。飽和、不飽和脂肪酸がつまり脂質全体が構成成分になっています。ただ個人的なイメージとしては脂質の中ではn-3系脂肪酸、その中でαリノレン酸が一番貢献しているのではないかと思っています。

ともかく細胞膜にいいものをとるということで、毎日αリノレン酸を多く含む亜麻仁油を摂取しています。後クルミも。

しかし、欠点が酸化なんです。とくに亜麻仁油。酸化するということは加熱に弱いといえますので、直にオイルを飲んでいます。
そのことは問題ないですが、保管期間がすごく気になります。

1本でそこそこの量があり、それを一人で飲むので、長期間にわたって飲むことになります。早めに使い切ろうと、多めにとるということはできないので(油なので、過剰は太る)

長期にわたって飲んでいるとたまにふたがしっかりしまっていないということもあり、
「やべー酸化しちゃったかも」とへこむこともあります。

飲み切るのに3,4カ月かかるとほんま酸化大丈夫なんかと思います。ともかく酸化した油 すなわち過酸化脂質を飲むことは、老化を進めるという逆効果になります。老化に良かれと思ったことが、逆になる

まさに老化の板挟み状態。この点がネックなのです。

私はオイルから摂取していますが、長期保管に適したサプリからとるのも手かもしれません。

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