サプリメントレビュー 100個作り終えました。
せっかく?なので順位をつけたいと思います。
部門ごとに5位まで順位をつけます。単体サプリは10位までつけます。
- 単体サプリ
商品のネーミングがその成分名(例 ビタミンC)
基本 その成分のみで構成
他にもあるが、その成分が明らかに主人公 - 準複合サプリ
商品のネーミングが 亜鉛 & 銅 みたいに2つの成分名になっている
基本 2~4つの成分のみで構成
他にもあるが、2~4つの成分が明らかに主人公 - 複合サプリ
商品のネーミングが成分名ではない(例 HAIR & SKIN Bone up)
5つ以上の成分が含まれている
※ここでの(このブログでの)定義です。
一応 下記を評価材料として、順位をつけています。
共通
- 同じ種類のサプリと比較して
コスパに優れているかどうか
高性能(吸収力や純度を高めたもの)かどうか - サプリとして貴重か
食事からでは十分にとれない成分
日本では医薬品扱いでサプリとして販売されていない
そもそもサプリであまり売っていない - その栄養成分のもつ効果・効能が魅力的
など
準複合・複合サプリ
- 相乗効果が見込める組み合わせ
組み合わせが理にかなっている - 差別化されているサプリ
その組み合わせが他になかなか見られない - 単体サプリを複数とるより合理的
など
なるべく「個人的に好み」に比重が置かれないように、順位をつけました。
なので、ランキングに入っているからといって必ずしも取っているわけではありません。
いろんなサプリを取っているため、しばらく買っていないものもありますし、ぶっちゃけ1回しか買ったことのない商品もあります。
え~
これ言っちゃアレなんすけど・・・
・・・・・
・・・・・
同じ種類のサプリ(例えば ビタミンCサプリ)で比較する ならまだしも、すべての種類のサプリを比較するというのは、そもそも論でアレです。
後、順位に関して【ご納得いただける】根拠はまったくありません。
「個人的に好み」に比重が置かれないようと言っておいてなんですが、
単に好み~ とか・・・
iHerbのレビューを見て、Amazonのレビューを見て、
人気がありそう~
とか
個人の勘というか、なんとなく~の感覚で・・・
・・・・・
・・・・・
とにもかくにも
ノーツッコミでお願いします。
第1位
California Gold Nutrition フィセチン
★★★★★
今一番推している成分は何かと聞かれたらフィセチンと答えます。
理由は次の3つです。
理由その① フィセチンの老化細胞除去効果が魅力的
研究により、フィセチンに老化細胞を減少させ、健康寿命を延ばす働きがあることが確認できました【 ←高齢のマウスにフィセチンを投与したところ、老化細胞が減少し、寿命を延ばすことに成功】。
ミネソタ・メディカル・スクール大学のPaul D. Robbins氏、Laura J. Niedernhofer氏などの研究グループが、「野菜や果物に多く含まれる“フィセチン”という物質が体内に蓄積された老化細胞のレベルを減少させることを発見した」と、このほど発表した。フィセチンは老化細胞と呼ばれるダメージを負った細胞を減らし、寿命を延ばして健康状態を改善するというのだ。
引用元
やっぱりそうか!「野菜や果物」食で“健康寿命が延びるって
アサ芸プラス
(株)徳間書店
理由その② フィセチンは食事からなかなかとれない
イチゴに圧倒的に多く含まれています。ただ、一番多く含まれるイチゴでさえ、0.16mg/gしか含まれていません。
リンゴや柿、ブドウ、タマネギ、キュウリなどの多くの果物や野菜にフィセチンが含まれており、イチゴには多く含有されています(0.16mg/g)。これは次にフィセチン含有量が多いとされるリンゴの約6倍にもなります。日本の平均的な食事において、天然由来のフィセチンの食事摂取量は約0.4 mg/日であることが報告されています。
引用元
LIFE IS LONG JOURNAL
NOMON
BioriginalのNovusetin®サイトを参照するとフィセチンの推奨量は1日あたり50~125mgとのことです。食事からでこの数値に達するのは不可能です。
理由その③ フィセチンサプリは実質2つ
iHerbでは、現時点ではDoctor’s BestとCalifornia Gold Nutritionの2つだけしか取り扱っていません。
Doctor’s Best フィセチンとCalifornia Gold Nutrition フィセチンは、まったく同じ仕様【原料は Bioriginalの登録商標 Novusetin® で100mg/粒 30粒入り ※Novusetin® は日本のハゼノキから抽出されたフィセチン】です。
価格はこちらの方が安いです。
.
管理人より一言 と ・・・
第2位
※iHerbは2個パックではなく1個
★★★★★
フィセチンはイチゴに多く含まれるフラボノイドです。
フィセチンには【記憶力を増強する働き】【老化細胞を減らす働き】 などがあります。
個人的に、老化細胞を減らす働きに注目しています。
老化細胞は簡単にいうと、「細胞老化を起こした細胞」のことです。
老化細胞(の蓄積)は、加齢性疾患の発症原因になります。
細胞は一定の回数の分裂後に、不可逆的に分裂停止状態に陥ります。
この現象(分裂停止状態)を細胞老化と呼びます。細胞老化を起こした細胞=老化細胞はすぐ死ぬのではなく長期間生存します。生体内に蓄積した老化細胞は【炎症作用や発がん促進作用がある】炎症性サイトカインや炎症性物質を分泌します。結果、がんをはじめとするあらゆる加齢性疾患の発症が促進されます。
「老化細胞を除去する」ことって、大げさに言うと「若返る」ことです。
ということで、老化を遅らせることに夢中になっている私にとって、フィセチンは願ったり叶ったりな成分と言えます。
フィセチン単体サプリは、ほとんど売っていません。iHerbで販売されているフィセチン単体サプリは、現時点ではDoctor’s BestとCalifornia Gold Nutritionのみです。
健康寿命が延びることを期待して、どちらかを飲み続けようと考えています。
.
管理人より一言 と ・・・
今でしょ!!
第3位
Source Naturals リデュースト グルタチオン コンプレックス
★★★★★
グルタチオンはペプチドです。
なので経口摂取しても最終的に3つのアミノ酸(グルタミン酸・システイン・グリシン)に分解されてから吸収される可能性があります。
が、サプリとして販売されている以上は、グルタチオンとして吸収され、グルタチオンとして効果を発揮するものと考えていいと思います。
ただ、取ったグルタチオンサプリの全部が全部そのまま細胞に届くというよりは、一部が分解されずに届くと考えたほうが無難かもしれません。
えーと何が言いたいのかというと、グルタチオンサプリって疑い半分で取ったほうがいいと思います。
※個人の見解です。
グルタチオンサプリには大きく3つの形態があります。
リポソーム化されたもの、舌下錠、通常のものです。
※ここでの「もの」は液状、粉末、カプセル、錠剤いずれかです。
同じ含有量であれば、この順に効力が高い(グルタチオンのまま届く確率が高い=グルタチオンが分解される率が低い)と予想しています。
リポソーム化されたものが1番であることに異論はないと思います。
で、残りの2つは舌下錠>通常のもの だと勝手に思っています。
舌下錠のほうが上だと予想した理由が、「舌の下の粘膜から血管へ吸収される」ほうが「通常のやつで胃や腸を通ってから吸収される」よりは効力が高いのと思ったからです。
グルタチオンとはまったく関係ありませんが、舌下錠についてわかりやすく説明しているサイトがあったので、ご参照ください。
有効成分は胃酸で分解されてしまうため、噛み砕いたり、飲み込んだりすると、効果が低減してしまいます。
舌の下で溶かすと有効成分が胃酸の影響を受けることなく舌の下(裏)の粘膜から血管へ吸収され、患部に届いて効果を発揮します。
引用元
よくあるご質問(製品Q&A)
ヘモリンド
小林製薬(株)
出典元
ヘモリンド舌下錠 ヘモリンド作用イメージ
製品情報
小林製薬(株)
「舌下錠」「安い」「おやつ感覚」この3点より、個人的にかなり気に入っているグルタチオンサプリです。
けっこうな頻度で購入しています。
ただ、舌下錠>通常のもの が正しいかどうかわからない & 1粒あたりに含まれているグルタチオンの量がかなり少ない ので、通常のものと併用しています。
.
管理人より一言 と ・・・
通常のもの(たまにリポソームのやつ)を取りつつ、これをプラスして取っています。
このサプリをグルタチオンサプリのメインとして取ることはないですけど、欠かさず取っています。
第4位
★★★★★
昔やっていた「崖から落っこちそうになり、雄たけびをあげながら這い上がる、そしてタウリン配合の栄養ドリンクを飲む」CMが、タウリン=疲労回復・滋養強壮のイメージ
それもあって、お疲れな方が多い日本ではタウリン配合の栄養ドリンクが売れに売れまくっています。
さて、タウリン配合の栄養ドリンクを取る目的が「タウリンの摂取」であるならば、このサプリを選択するのがよろしいかと思います。価格にかなりの差がでるからです。
(商品や販売店やセット本数にもよりますが、)タウリン1000㎎配合ドリンクは 1本だいたい130円ぐらいします。
これを30日毎日飲み続ければ約3900円になります。
一方、この商品タウリン ダブルストレングスは1粒1000㎎ 100粒入りで約870円です。つまるところ100日分で約870円です。1日当たり約9円です。
※価格はレビュー作成時、変動します。
リポビタミンDをはじめとするタウリン配合の栄養ドリンクは、他の成分(例 イノシトール、ビタミンB群など)も含まれていますし、なにより味がめっちゃ美味しいです。
純粋に サプリとの比較はできません。
タウリンサプリの中でも、Now社のこの商品が圧倒的コスパを誇ります。
これがタウリンサプリの個人的No.1です。
なお、けっこうな確率で売り切れています。
買える時に買っておいたほうがよろしいかと思います。
.
管理人より一言 と ・・・
サプリとしては販売されていません。
日本で(食事以外で)タウリンを取るとしたら、「第3類医薬品」のタウリン配合の栄養ドリンクが主になります。
第5位
★★★★★
成長ホルモンの作用は若返り効果をもたらすものばかりです。
だから、若返りホルモンなんて呼ばれています。
- 細胞分裂を促進
→ 新陳代謝促進(骨形成・発毛・美肌など) - 細胞の修復
→ ケガの回復・肌のターンオーバー正常化 - たんぱく質の合成を促進
→ 筋肉量の増加 - 糖質、脂質の代謝促進
→ エネルギー産生・脂肪の蓄積を防ぐ・脂肪の分解を促す - 血糖値が低い時に血糖値をあげる
→ 低血糖を防ぐ
成長ホルモンは加齢とともに分泌量が減ります。
なので、分泌させるを意識することが大事です。
成長ホルモンを分泌させる方法は運動・睡眠・食事です。
食事は主にアミノ酸です。アルギニンを筆頭に、オルニチン、シトルリン、リジン、グリシン、グルタミン、GABAといったアミノ酸に成長ホルモン分泌促進作用があります。
さて、今回レビューしたα-GPCは、海外ではコリンの補給剤と認知されています。
ゆえに、血液脳関門を通過できるコリンの前駆体として【脳のアセチルコリンを増やす目的=記憶力アップ】がα-GPCのメインの技と言っていいと思います。
実はα-GPCには裏技があります。
それが成長ホルモンの分泌を促す働きです。
先にあげたアミノ酸たちと違うコンセプト【成長ホルモンの分泌を抑制するソマトスタチンを阻害する】で成長ホルモン分泌促進作用をもたらすので、とにかく成長ホルモンの分泌を増やすことに力を入れている方には、ぜひとも摂取することをおススメします。
.
管理人より一言 と ・・・
続きはこちら→単体サプリ TOP10 2021/05 後編
フィセチンサプリを取っているか、取っていないか。