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ビタミンDはエルゴカルシフェロール(D2)とコレカルシフェロール(D3)の総称をいいます。
D2は主にキノコ類、D3は主に魚類に含まれています。
D2とD3の分子量はほとんど同じで、体内でも同様に代謝され、同じように作用をします。
昔は 効力は同等と言われていましたが、
両者の分子量はほぼ等しく、体内で同様に代謝され、ほぼ同等の生理効力を現すことから、両者を区別せず、単にビタミン D として数値を設定した。
引用元
5. 1. 2.ビタミン D
PDFページ 1/6
厚生労働省
現在ではD3のほうが、D2より効力が上とされています。
一説によると、2倍の違いがあると言われています。
ビタミン D2 とビタミン D3 は、側鎖構造のみが異なる同族体であり、両者の分子量はほぼ等しく、体内で同様に代謝される。最近ビタミンD3の方が、ビタミン D2 より効力が大きいという報告が見られるが 、現時点では両者の換算は困難であり、ビタミン D の食事摂取基準は、両者を区別せず、単にビタミン D として両者の合計量で算定した。
引用元
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書
ビタミン(脂溶性ビタミン) PDFページ 8/38
厚生労働省
D2とD3の働きは同じといわれていますが、最近ではビタミンD3の方がD2よりも2倍働きが強いとする意見もあります。
引用元
ビタミンD
一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所
なお、日光曝露(日光を浴びて紫外線にビタミンDをつくってもらう)もビタミンDの供給源となります。ビタミンDはビタミンの中で唯一体内でつくることのできるビタミンです。
ビタミンDのサプリはD2とD3に分けられています。
D2の原料は酵母で、D3の原料はラノリンです。
ビタミンD2は酵母内のエルゴステロールに紫外線を照射して生産され、ビタミンD3はラノリンから抽出した7‐デヒドロコレステロールに紫外線を照射し、コレステロールを化学変換することで生産される
引用元
ビタミンD
海外の情報
厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』
【分子量がほとんど同じ・同様に代謝される・同じように作用をする】それでいて効力はD3のほうが上であるならば、ビタミンDサプリはD3のほうを選択すべきだと思います。
海外で販売されている一般的なビタミンDサプリは商品名に「D3」「D2」まで表記されているので、選択に間違いが生じないと思います。
※海外のビタミンDサプリは、ほぼほぼD3です。そこまで気にすることはありません。
この商品だけ注意です。
この商品はビタミンDのみの表記です。で、原料はD2です。
コロナ禍でもっとも株を上げた栄養成分は、なんといってもビタミンDでしょう。
体内のビタミンD濃度が高い人はコロナウイルスでの死亡率が低いとの研究報告↓
Yahoo! JAPAN
参照
感染症から生活習慣病の対策まで! 最強の予防と呼ばれるビタミンDの新たな可能性
ビタミン免疫ラボ
DHC
2020年、もっとも売れたサプリがビタミンDだそうです。
今年、新型コロナウイルス感染が全世界に拡大してから、急激に関心が高まっているビタミンD。世界的に2020年に最も売れたサプリでもある(複数のサーベイ会社調査)。
引用元
《アンチエイジング・予防医療情報 無料Live配信Zoomウェビナー!》 『Sunday Wellness Breeze / 第6回AGEs糖化測定セミナー Stage1』 2020年11月15日(日)朝10時~開催!
@Press
ソーシャルワイヤー
まあ、コロナに直に有効かどうかは確固たるエビデンスがないので、アレなんですが、このご時世(仮にこのご時世でなかったとしても)取って絶対に損しない成分です。
ビタミンDは免疫力を上げるからです。
単に上げるのではなく、「とても」あげるからです。
ビタミンDの免疫向上効果の一部を紹介します。
①マクロファージを活性化させる
外から侵入した異物に対して、自然に反応する最初の免疫が「自然免疫」です。自然免疫の中心を担う免疫細胞がマクロファージです。
体内に入ってきた細菌やウイルスを食べて破壊してくれる役目を担っているマクロファージが元気になれば、病気や感染症にもかかりづらくなり、免疫力の向上が期待できます
引用元
免疫のスペシャリストが解説する! ビタミンDと免疫機能のメカニズム
ビタミン免疫ラボ
DHC
ビタミンDにはマクロファージを活性化させる働きがあります。
②タイトジャンクションを強める
皮膚・胃・腸などの上皮組織を構成する上皮細胞は、となりの細胞と「タイトジャンクション」と呼ばれる構造で結合しています。
出典元
リーキー・ガット(Leaky Gut)
NOSAIオホーツク
そうすることで、外から侵入した異物をブロックしています。ビタミンDはタイトジャンクションを強める働きをします。
③抗菌ペプチドを誘導する
ビタミンDに抗菌ペプチドを誘導する作用があるとされています。これにより細菌やウィルスからの感染に対しての抵抗力を増加させます。
ビタミンDには、この抗菌ペプチドの代表ともいえる『カテリシジン』と『ディフェンシン』の産生を誘発する働きがあるといわれています
引用元
免疫のスペシャリストが解説する! ビタミンDと免疫機能のメカニズム
ビタミン免疫ラボ
DHC
ということで、ビタミンDはサプリで取るべき成分だと思います。
さて、NowのビタミンD3シリーズは、粒あたり400IU、1000IU、2000IU、5000IU、10000IUの5パターンあります。それに粒数が違うVerがあります。
1000IU、2000IU、5000IUであれば、どれも☆5つでおススメできます。
400IUはちょっと少ない、10000IUは多すぎな気がします。
今回レビューしたやつは、5000IU 120粒入りで、値段は約660円です。
iHerbで取り扱っている NowのビタミンD3シリーズで、一番人気にある商品です。
iHerbで取り扱っている 全ビタミンDサプリのなかで、人気Top3に入る商品です。
iHerbで取り扱っている 全サプリメントなかで、人気Top10に入る商品です。
※レビュー時点の話です。
とにかく、凄まじく人気のある商品です。
ちなみに、5000IU=125mcgです。
1粒で、日本人の食事摂取基準(2020年版)のビタミンDの耐容上限量100μgを超えています。
出典元
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書
ビタミン(脂溶性ビタミン)
PDFページ 36/38
厚生労働省
このサプリの目安量は1粒/日ではなく1粒/2日になっています。間違えないでください。
個人的に、1粒/日イっちゃっていいと思っています。
が、「長期間にわたって毎日摂取する場合には、健康へのリスクが上昇する」といった指摘があるので、心配な方は止めたほうがいいと思います。
栄養学の観点から、用量が50μgまたは100μgのビタミンD製剤の毎日の摂取は必要ない。一方、連邦リスク評価研究所は、このような高用量製剤を時折摂取するだけであれば、健康障害が生じる可能性は低いとの見解を示しているが、長期間にわたって毎日摂取する場合には、健康へのリスクが上昇することが最新の研究により指摘されている。
引用元
ビタミンD:高用量のサプリ摂取は不要
リンクDEダイエット
余談ですが、自分は1000IU、2000IUのほうを買うことが多いです。
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※レビューの内容について
→個人の見解です。