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突然ですが、
カモミールを取る目的って何ですか?
リラックス?(カモミールには鎮静作用があります)
胃の不調を抑える?(カモミールには健胃作用があります)
喉の痛みを和らげる?(カモミールには抗炎症作用があります)
どれも正解です。
多くの方は、カモミールを取る目的ってこの3つのいずれか、ないしは いくつかだと思います。
私も昔は、不眠症対策にカモミールを取っていました。
ですが、今はまったく違う目的で、カモミールを取るようになりました。
現在、カモミールに含まれる「カマメロサイド」と「アピゲニン」と言う成分を得たいがため、それらの持つ次の働きをガチで得たいがためにカモミールを積極的に取るようにしています。
①カマメロサイド
→糖化予防
糖化とは体内に余った糖質がたんぱく質とくっつき、たんぱく質を劣化させる現象のことをいいます。糖化によって作られるのがAGEs(終末糖化産物)です。AGEsが体内に蓄積されるといわゆる老化が進みます。
カマメロサイドにはAGEs(の一部)の生成を阻害する働きがあるとされています。
近年の研究により、カマメロサイドが糖化により生成されるAGEs(最終糖化生成物)の一部の生成を阻害する効能があることが判明しました。
引用元
カモミール/カミツレ
わかさの秘密
若さ生活
②アピゲニン
→CD38の活性抑制=NADの分解予防=NADを減らさない≒NADを増やす
アンチエイジングオタクであるならば、『LIFESPAN 老いなき世界』でNMNが紹介されて(また この本がいろんな媒体で取り上げられるようになって)から、空前のNMNサプリブームになっているのはご存知かと思います。
※ちょっと大げさに言っています。
NMNがなぜここまでブームになっているのかというと、
(加齢とともに低下してしまう)NADを増やす方法の大本命が「その前駆体であるNMNを取ること」だからです。
NADが増えるとSirt1が活性化されます。Sirt1が活性化されると老化関連疾患の発症を抑える & 老化現象を遅らせる=老いない世界に、足を一歩踏み入れる(?)ことができます。
だから、NADを増やすとされるNMNサプリが、今 大変人気を集めています。
※自分もこの商品を購入するようになりました。
NADが低下する原因は【加齢とともにNAD合成酵素の活性が衰える】からです。
NAM➡NMN➡NAD➡
始めの➡ではNAMPTと呼ばれる酵素が必要
次の➡ではNMNATと呼ばれる酵素が必要
加齢とともにNAMPTが減ります。
出典元
なぜNAD+は低下するのか?
NOMON研究所
TEIJIN
それだけではありません。
【加齢とともにNADを分解する酵素CD38が増える】もNADが低下する原因の1つです。
ここでは、NADを減らさないことも大きな括りで増やすことと一緒の意味と捉えてください。
ということで、CD38を減らす(=活性を抑制)こともNADを増やすことにつながります。
酵素CD38を減らす代表的な成分が、アピゲニンです。
今回の新しい発見から日常で私たちが何を実践できるかを考えたとき、NMNを効果的に摂取するためにNMNをカモミールティーと一緒に飲むのは一つの手かもしれません。というのも、Apigeninはカモミールティーに含まれる、フラボノイド(ポリフェノールの仲間)の一種で、このApigeninがCD38の働きを抑制することが知られています。
引用元
なぜNAD+は低下するのか?
NOMON研究所
TEIJIN
世間では、(カロリー制限以外に)NADを増やす方法=とにかくNMNサプリを取る のみになっているような気がします。
アンチエイジングを一歩先に行く人(?)は NMNの他に、アピゲニンが含まれているサプリを取るようにしているのではないでしょうか。
このサプリには(1.2%に標準化された)アピゲニンが2粒で3mg含まれています。
3mgという量に関しては、どうでしょう?
多いのでしょうか?
少ないのでしょうか?
Life Extensionの商品でアピゲニン 25mg/粒の商品がいくつかあるので、決して多いとは言えないのかもしれません。
※自分も取ったことあります。向かって右(Cruciferous-Vegetable)のほうがおススメ。
ただ、このカモミールサプリで カモメラサイドも取れる=糖化予防にもなると考えば、かなりイケてる商品だと思います。
なお、同じメーカーNature’s Wayで、Chamomile Flowerが販売されています。こちらにはアピゲニンの量の表示がありません。
※Chamomile Flowerにどのくらい含まれているか気になる方は、メーカーにご確認ください。
ちなみに、カモミール以外にアピゲニンが含まれている植物は、
アーティチョーク、シソ、セロリ、パセリ、グァバなどです。
アピゲニンは、ほかにもアーティチョークや、カモミール、タラゴン、バジル、コリアンダー、オレガノ、タイムなどのハーブ、赤ワイン、リンゴやチェリー、ブドウなどに多く含まれている。
引用元
セロリやパセリに含まれるアピゲニンが脳細胞を増やす。神経変性疾患や統合失調症の治療に効果か(ブラジル研究)
exciteニュース
アピゲニン以外にCD38の活性を抑える成分は、
レスベラトロール、ケルセチン、ルテオリンです。
幸い、レスベラトロール、ケルセチン、ルテオリンといった植物性ポリフェノールにはCD38の活性を抑える働きがあります。
引用元
NAD+は実際に効果があるのでしょうか。この補酵素がエイジングケアの鍵を握ると考えられる理由
iHerb.com
※レビューの内容について
→個人の見解です。