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カンカニクジュヨウ(Cistanche tubulosa)は、ハマウツボ科ニクジュヨウ属の多年草です。
日本での通称はカンカです。
※以降、カンカで説明します。
カンカの主要産地は、タクラマカン砂漠の南にあるホータン地域です。
砂漠人参とも呼ばれ、ホータンの人々の常食になっています。
ホータンは世界有数の長寿地域です。長寿の源となっているのがカンカといえます。
カンカに含まれる成分は、エキナコシド・アクテオシド・カンカノシド・カンカノースなどです。
特にエキナコシド・アクテオシドが多く含まれています。この2つが、カンカの主な有効成分だと考えてください。
※ここでは「カンカ抽出物」として、各成分がもつ作用を一緒くたにします。
カンカ抽出物の効果はたくさんあります。
強壮・強精、血管拡張、免疫増強、更年期障害改善、抗酸化作用、美白、認知症改善などあげればきりないです。
日本では、どうでしょうか?
カンカサプリ(および カンカ配合商品)は、主に「疲労回復」「活力チャージ」「性機能増強」をアピール材料として販売されているような気がします。
私は、次の目的でカンカを取るようになりました。
◆HGFの発現を増やす←育毛効果
成長因子とは特定の細胞の分化・増殖を司るたんぱく質の総称のことです。そのうちの「いくつか」は毛包内に発現し、髪に大きな影響を与えています。HGF(肝細胞増殖因子)は、いくつかに当てはまります。
HGFには休止期の毛包を成長期へ導く働きがあるとされています。
成長期(約2年~6年)→退行期(約2週間)→休止期(約3カ月)→【脱毛】→再び成長期
HGFは休止期の毛包を成長期へ導く因子として知られており、その産生を高めることは育毛・発毛作用に有用であると考えられます。
引用元
生薬(ホコウエイ根)及びその含有成分に「HGF産生促進作用」と「毛包・毛髪強化因子の発現促進作用」を確認
バスクリン
研究にて、カンカ抽出物にはHGFの発現を増やす働きがあることが、それより、カンカ抽出物が高い育毛活性を示すことが確認されています。
これらのことから、in vitroにおいて『カンカエキス』がHGFを介して表皮角化細胞の増殖を促進し、高い育毛活性作用を有することが示唆されました。
引用元
東洋新薬 『カンカエキス』に育毛活性作用を発見。育毛活性メカニズムに肝細胞増殖因子(HGF)が関与することを解明
東洋新薬
参照一覧
国際カンカ研究会
カンカ
わかさの秘密
わかさ生活
カンカニクジュヨウ
エイチ・ホルスタイン
KARADA・KANKA
あかりえ
※レビューの内容について
→個人の見解です。