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体のコゲである糖化を防ぐには抗糖化作用をもつ成分を取ることが重要です。
その中でも、絶対とっておきたい成分はビタミンB1とα-リポ酸。
なぜなら、ビタミンB1とα-リポ酸は糖代謝に深く関わっているからです。
出典元
アリナミンが疲れに効く理由
アリナミン
上記、出典元イラストではビタミンB1だけが登場していますが、α-リポ酸も付け加えてください。この2つは糖代謝(酸素あり)における解糖系【ピルビン酸→アセチルCoA】とTCA回路で補酵素として必要です。
不足するようなら、糖代謝がスムーズにいかなくなります。
スムーズにいかなくなると、体内に糖が余る状態に陥ります。
余った糖がたんぱく質と結合し、体温の熱で温められるとAGEs(糖化最終生成物)が生成されます。
👈これが俗にいう 糖化 です。
出典元
【2015年3月号】 あなたの体はコゲている?! 抗糖化ライフで老化予防!
養命酒製造
というわけで、糖化対策に、ビタミンB1とα-リポ酸が必須です。
後は、ビタミンB6でしょうか。
ビタミンB6(ピリドキサミン)には抗AGE作用があります。
ビタミンB1とともに抗AGEビタミンの代表格とされています。
ビタミンB₆の1つであるピリドキサミンは、メイラード反応の最初の反応を抑制します。
引用元
「糖化」を防いで老化を防ぐ!
PDFページ 5/5
健康サイト アリナミン製薬
ビタミンB1とB6は、糖尿病合併症の治療でも使われる抗AGEビタミンの代表格。お互いが助け合って働くため、B群のサプリメントなどでとれば効率がいい。
引用元
老化の元凶AGEを防ぐ 医師に聞く食事の7ルール
NIKKEI STYLE
これより、サプリでの抗糖化対策のベースは、B群サプリ(ビタミンB1とB6の補給)とα-リポ酸サプリ を取る👈これで良いと思います。
ビタミンB1に関しては、なるべくその誘導体である「ベンフォチアミン」で取ることを推奨します。理由はこちら。
ビタミンB1は吸収性が低い(一度に大量に摂っても10mgまでしか吸収されない) 体内に蓄えられない といった性質を持ちます。この欠点を改良したのが、ビタミンB1誘導体「ベンフォチアミン」です。
B群サプリとα-リポ酸サプリ、これにベンフォチアミンサプリを加えると糖化対策として、なおよろしだと思います。
さて、糖化対策をさらに強化するならば、(上記以外の)抗糖化作用をもつ栄養成分を加えるといいと思います。(上記以外の)抗糖化作用をもつ栄養成分の有名どころの2Topはクエン酸、カルノシン。この2つを加えたら、糖化対策はバッチグー!です、もといバッチグー!グー!だと思います。
※個人の見解
アミノ酸の一種であるがカルノシンは、酸化、糖化どちらに対しても優れた抑制効果を発揮してくれる、いわば“最高の抗酸化・抗糖化物質”です。
引用元
食と健康のプロが選ぶ!健康長寿食品ベスト31|アンチエイジングに特化した食べ物徹底調査
介護ポストセブン
以上を踏まえて、今回の商品のレビューに移ります。
「スーパーカルノシン」は粒あたり500mgのカルノシンが含まれています。
60粒入りで、3535円です。
ところでこれって、なにが「スーパー」なんでしょうか?
粒あたりの含有量?
価格の安さ?
例えばNowの「L-カルノシン」は、粒あたり500mgのカルノシンが含まれています。
100粒入りで、3987円です。
例えば、Natural Factorsの「L-カルノシン」は、粒あたり500mgのカルノシンが含まれています。
60粒入りで1931円です。
カルノシンの原料に差はないと思います(おそらく)。
そうであるとして、スーパーカルノシンは、3つの中でコスパ最低です。
1粒あたりの含有量は他と変わらず、1粒あたりの単価が一番高いです。
それなのに「スーパー」と名乗っちゃっているのはちょっとアレです。
実は、スーパーカルノシンにはカルノシン以外の成分が含まれています。
※Natural Factorsのサプリにもカルノシン以外の成分(ビタミンCが25mg/粒)が含まれています。
別途 ビタミンB1、ベンフォチアミン、ルテオリンが含まれています。
スーパーカルノシンの成分表示はこちらです。
チアミン(ビタミンB1) (チアミンHClとして) |
50 mg |
L-カルノシン | 500 mg |
ベンフォチアミン | 50 mg |
ルテオリン[エンジュ(花のつぼみ)から] | 4 mg |
ビタミンB1、
ベンフォチアミン、
カルノシン
・・・
これって・・・
そうです。
このサプリは抗糖化のスペシャリストたちが集まっているサプリなんです。
商品名は「スーパーカルノシン」と、「カルノシン」のみが前面に押し出されているのですが、糖化対策複合サプリみたいなもんです(と私は考えております)。
「スーパーカルノシン」のネーミングはどうかと思いますが、抗糖化のスペシャリストたちを集結させている点はおもしろいと感じます。
後、エンジュ由来のルテオリンが、わずかながら含まれているのもプラス評価です。
※ルテオリン最近はまっています。
糖化対策に力を入れているならば、買って損はしないと思います。
【セール時に】試してみてもよろしいかと思います。
なんやかんやで、先ほど紹介したカルノシンサプリとリーズナブルなベンフォチアミンサプリを合わせたほうが、コスパは良くなると思います。
参照一覧
Super Carnosine, 60 vegetarian capsules
Life Extension
「糖化」を防いで老化を防ぐ!
健康サイト アリナミン製薬
老化の元凶AGEを防ぐ 医師に聞く食事の7ルール
NIKKEI STYLE
「バーベキューは体に最悪の食べ方」医者語る根拠 ソーセージなど加工肉を多く摂るのもよくない
東洋経済オンライン
ビタミンB1 欠乏症:遠くて近い疾患
J-STAGE
ビタミン B1
J-STAGE
ベンフォチアミンの新たな可能性
J-STAGE
4.炭水化物による蛋白の変性と精神疾患との関与
J-STAGE
糖化ストレスと抗糖化作用の評価
J-STAGE
ベンフォチアミン
日経グッディ
老化の原因「糖化」による生成物「AGE」をためる生活習慣から脱却せよ!
アデランス
糖化反応阻害剤(ビタミン類、その他の物質)
からだサポート研究所
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※レビューの内容について
→個人の見解です。