NaturesPlus パントテン酸 1000mg

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パントテン酸は水溶性ビタミンの1つです。

ビタミンB5とも呼ばれます。
パントテン酸は生体内ではCoAやACPの補欠分子族4′-ホスホパンテテインの構成成分として存在しています。

CoAやACPは代謝やホルモン合成などの酵素の補酵素として機能しています。
その数は140種類以上といわれます。
酸化還元反応、加水分解反応、転移反応、合成反応など生体内で起こるさまざまな反応に関わっています。

生体内代謝での CoA や ACP の役割は，酸化還元反応，転移反応，加水分解反応，分解反応，異性化反応，合成反応など，ほとんどすべてのタイプの反応に関与し，140 種類以上の酵素の補酵素として機能しています

引用元
1.ビタミン B1
PDFページ 12/18
日本ビタミン学会

パントテン酸といえば、個人的にアセチルCoAとしてのエネルギー代謝（糖質の代謝・脂質の代謝）でしょうか。

アセチルCoAは、CoAにアセチル基が結合した物質です。
ということで、パントテン酸が不足した場合、脂質や糖質のエネルギー代謝に支障をきたすと考えてください。

なお、パントテン酸はストレスを多く感じている人はたくさん摂ったほうがいいです。

我々ヒトはストレスを感じると副腎皮質からホルモンが分泌され、ストレスに対応しているんですけど、
パントテン酸は副腎皮質ホルモンの合成に関与にしています。

パントテン酸は副腎皮質ホルモンの合成に関わっています。副腎皮質ホルモンはストレスをやわらげる働きをするため、そのホルモンを合成するパントテン酸は「抗ストレスビタミン」ともいわれています。

引用元
パントテン酸
栄養素ガレッジ　大塚製薬

というわけで、パントテン酸はストレスが多い場合、消費が激しくなります。

ついでいうと、カフェインやアルコールを摂取することでも消費されます。コーヒー、お酒をよく飲む人はパントテン酸を意識することは大切です。

 

ていうか、パントテン酸ってATP産生に深く関わっているので、肌や髪にもいいです。ダイエットにもいいです。
とくにストレスを感じていなくても、コーヒーやお酒をあまり飲まなくても、単体サプリを取って全然いいと思います。

過剰症については、パントテン酸単独での過剰症の報告例はありません。2週間のあいだ、過剰のパントテン酸（遊離のパントテン酸として3,664㎎）を摂取した研究でも、健康への悪影響は認められませんでした。

引用元
パントテン酸の働きと1日の摂取量
健康長寿ネット　公益財団法人長寿科学振興財団

さて、パントテン酸サプリって基本的に 原料、品質に 「差はでない」と考えていいと思います。
つまるところ評価基準はコスパ一択となります。

それを前提に、この商品のコスパを見てみましょう。

このサプリは1000mg/粒です。
iHerbで売っているパントテン酸サプリのだいたいは500mg/粒です。
なので2倍の大容量タイプとなっています。

この商品の粒あたりの単価は 約34円です。
となると500mgのやつが約17円～であれば、この商品のコスパがいいことになります。
※iHerbでレビュー作成時の価格

パントテン酸ページにある主要ブランド（NOW、Solaray、Jarrow Formulas、Life Extension、Nature’s Way）の500mg/粒タイプの商品はLife Extensionを除いて粒単価17円以下でした。
安いヤツだと約10円です。こちらです。

となると今回レビューしたヤツはコスパがいいとはいえません。

もっと比較しやすい商品がありました。KALの商品で同じ1000mg/粒のがあります。

これ粒単価 約26円です。

ということで、やっぱりコスパがいい商品とはいえません。

というわけで、★4つです。

ちょ、ちょっ待てよ！

これ パントテン酸サプリでは珍しい徐放性のサプリ（長時間かけて成分を徐々に放出する）です。
これはプラス材料です。

ストレスが多い方やコーヒーをよく飲む方はこれをあらかじめ体内に取り入れておけば、とりあえずの消費を最小限に食い止めることができます。

うーん

別にコスパがいいヤツを間隔あけて、都度取れば済む話か・・・

でも徐放性のパントテン酸って珍しいしなあ～

うーん

おまけで★5つ

 

参照一覧
パントテン酸
わかさの秘密　わかさ生活

パントテン酸
栄養素ガレッジ　大塚製薬
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