リコピン

リコピンの評価 A+

リコピン

リコピンはカロテノイドの一種でカロテン類に分類される赤色の色素成分のことをいいます。トマトに多く含まれています。カロテノイド自体が強い抗酸化作用を持った物質ですが、リコピンはそのなかでも特に強力な抗酸化作用を持った物質として有名です。リコピンは脂溶性の抗酸化物質です。

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リコピンの抗酸化力(活性酸素「一重項酸素」に対する)は同じカロテン類であるβカロテンの約2倍あるといわれています。また若返りのビタミンと呼ばれているビタミンEの約100倍もっているともいわれています。

カロテノイド
カロテノイドとは 野菜、果物などの植物や動物に含まれる黄色、赤色などの色素成分の総称でその種類は600種類以上あるといわれています。大きくカロテン類とキサントフィル類の2つに分類されます。アルコールに溶けないほうがカロテン類、アルコールに溶けるほうがキサントフィル類となります。

※もう少し詳しくいうとカロテノイドは、化学式C40H56の基本構造を持つ化合物の誘導体のことをいい、このうち炭素と水素原子のみでできているものをカロテン類とし、それ以外のものを含んでいるのをキサントフィル類としています。

リコピンの摂取目的

リコピンの摂取目的はずばり「抗酸化」で、その抗酸化作用による「美白」「美肌」効果を期待してです。

 摂取目的
肌  「美白」「美肌」
その他「抗酸化」

リコピンの効果・効能

抗酸化
リコピンには強い抗酸化作用があり、体内に過剰に発生した活性酸素を除去する働きをします。

活性酸素は「酸化させる力」が非常に強い酸素のことで、その強い力で体内に侵入したウイルスや細菌を取り除く働きがあります。活性酸素は適量ならば細胞を保護しますが、過剰に発生してしまうと、健康な細胞を傷つけてしまいます。
紫外線、大気汚染、たばこの煙、電磁波、ストレスなどが原因で体の中に活性酸素が過剰に発生します。過剰になった活性酸素は細胞を攻撃し、細胞を酸化させてします。細胞が酸化してしまうことが肌のしみ、しわといった見た目の老化や動脈硬化や生活習慣病といった病気を引き起こす原因となります。

活性酸素にはスーパーオキシド、過酸化水素、一重項酸素、ヒドロキシラジカルなどの種類があります。このうちリコピンは一重項酸素に対する抗酸化力が非常に優れています。一重項酸素とは紫外線などで生じる活性酸素で、脂質を酸化させ過酸化脂質に変えてしまう強力な酸化する力をもっているものです。
体内には抗酸化酵素という活性酸素を除去する酵素が備わっていますが、一重項酸素には効かないといわれています。なので外から一重項酸素を除去する抗酸化物質を摂取する必要があります。

リコピンの抗酸化力が非常に強いといわれる理由がこの一重項酸素を除去する力が高いからです。数ある抗酸化物質でもその抗酸化力は群を抜いています。同じカロテノイドのβカロテンの約2倍、ビタミンEの約100倍の効力があります。


リコピンの抗酸化作用は一重項酸素の除去に発揮されます。これは肌の美白、美肌づくりのにおおきく貢献します。

美白
シミの原因となるのは肌の基底層にあるメラノサイト(角化細胞)でメラニン色素が過剰に作られ、色素沈着してしまうことです。
そもそもメラニンは紫外線から細胞を守る役割をしています。メラニンは自らが酸化されることにより活性酸素の攻撃から肌の細胞を守っています。
※メラニンが酸化されるということは黒くなることです。

シミができる仕組みは簡単にいうと次のようなことです。
紫外線をあびると、紫外線に含まれている活性酸素が肌の表皮細胞を酸化させようとします。表皮細胞にある情報伝達物質が肌の酸化を防ぐためにメラノサイトにメラニンをたくさん生成するように指示します。メラノサイトでアミノ酸チロシンを材料にメラニンが作られます。メラノサイトで過剰に作られたメラニンが表皮細胞に沈着することでシミとなってしまいます。

紫外線に含まれている活性酸素というのが一重項酸素です。一重項酸素を除去することがシミを防ぐことにつながります。リコピンは一重項酸素に対して強い抗酸化力を発揮するため、美白対策には最適な成分です。

リコピンには抗酸化作用とは別にチロシナーゼという酵素が活性化を抑制する効果があります。

メラノサイトはメラニンを作り出す場所です。アミノ酸チロシンを材料にして作られます。
メラノサイトでチロシンがチロシナーゼという酸化酵素と結びつくことでメラニンにかわります。

メラノサイトでチロシナーゼが活性化してしまうと、メラニンがたくさん生成されてしまいます。

さきほど活性酸素が発生すると、表皮細胞にある情報伝達物質が、メラノサイトにメラニンをたくさん生成するように指示すると述べましたが、この指示が伝わるとチロシナーゼが活性化されメラニンをたくさん作り出すという仕組みになっています。
リコピンにはチロセナーゼの活性化を抑えることでもメラニンの生成を抑制することが研究によりわかっています。

美肌

細胞は細胞膜という脂質でできた膜で覆われています。この細胞膜が酸化されると過酸化脂質にかわってしまいます。過酸化脂質は肌の真皮にあるコラーゲン線維やエラスチン線維を分断させます。つまり肌の美肌成分であるコラーゲンやエラスチンといったたんぱく質を破壊するということです。破壊されることで肌のハリや弾力が失われシワやたるみとなって現れます。
紫外線から大量に発生する一重項酸素は肌の細胞を酸化させしわを増やす原因となるものです。この活性酸素の除去に働くリコピンは肌の老化を防ぐ成分といえます。

動脈硬化

リコピンの強い抗酸化作用は血流を改善する効果があります。この効果は動脈硬化予防につながります。


活性酸素などにより血管の内側に傷ができると、そこにLDLコレストロール(以下LDL)が入り込みます。
入り込んだLDLが活性酸素と結びつくと酸化LDLにかわります。

白血球の一種で、貧食細胞と呼ばれるマクロファージは、この酸化LDLを異物と見なし集まり、自分の中に次々と取り込んでいきます。

大量の酸化LDLを取り込んだマクロファージはやがて死に、その残骸がプラーク(こぶ)となり血管の壁に蓄積されます。

結果、血管を狭くなり、動脈硬化が引き起こされます。

リコピンがもっている強力な抗酸作用はLDLコレストロールが酸化されるのを防ぐ働きがあるので動脈硬化予防につながるといえます。

マクロファージ
白血球の一種で死んだ細胞やその破片、体に侵入したウィルスや細菌などを貧食します。体内の清掃屋の役割を果たします。

リコピンのサプリメントによくあるキャッチフレーズ集

  • 紫外線に負けない透明感を生み出したい
  • いつまでも若々しさを維持したい方
  • 毎日のキレイをサポート
  • エイジングケアに最適な成分
  • 生活習慣病予防に
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リコピンの摂取量、不足、過剰

リコピンの摂取量
リコピンは厚生労働省が策定している「食品摂取基準」で特に推奨摂取量を定められていません。
ただしいろんな研究等によりリコピンの効果効能を得るには1日あたり15~20mgの摂取が望ましいとされています。
 
リコピンの不足
リコピンはファイトケミカルのカロテノイドの一種です。カロテノイドは機能性成分で、健康促進、病気予防、美容効果アップなどの機能をあげる物質という位置づけです。
5大栄養素と違い生命維持のために必須なものではないので、不足によりどうこうといったことはありません。
ただしリコピンには強力な抗酸化作用があるので、リコピンが体内で不足していることはその恩恵を受けることができないといえます。
リコピンが不足している状態は老化を早め、生活習慣病などの病気になりやすかったりするともいえるかもしれません。
 
リコピンの過剰
リコピンの過剰はさほど心配する必要はありません。特に過剰摂取による副作用の報告がされていないからです。さらにいうとリコピンの「抗酸化作用」は多くとれば、それだけ効果が高まるといわれています。
とは言っても限度がありますので度を越して摂取するのは避けてください。特にリコピンをトマトジュースで摂取する場合は、塩分の取りすぎになる可能性が高まるので注意する必要があります。
一度にたくさん摂取するよりは、継続して摂取することが大切です。15~20mg(効果を得るのに望ましいといわれる量)を目安に毎日摂取することをお勧めします。

リコピンの豆知識

トマト
リコピンといえばトマトをイメージをするかたが多いと思います。一般的な大きさのトマトの可食部(食べられる部分)には100gあたり、約3mgのリコピンが含まれています。トマトのなかで一番多く含まれているのは、ミニトマトでミニトマト可食部100gあたり、約8mgのリコピンが含まれています。
他にもリコピンを多く含んでいる食材があり、それはスイカとピンクグレープフルーツです。この2つは可食部100gあたり、3.2mgのリコピンが含有されています。
 
トマトジュースがベスト
トマトには生食用のトマトと加工用のトマトの2種類があり、加工用のトマトは生食用のトマトの3倍のリコピンの量が含まれています。
トマトジュースやトマトケチャップは加工用のトマトが原料となっていますので、これらは生のトマトよりリコピンが多く含まれているといえます。
「リコピン」を摂取すること考えた場合は、トマトジュースから取るのがベストといえます。

リコピンの推奨摂取量は1日15mgですが、この量を摂取するには普通の大きさのトマトを2~3個摂取しなければなりません。トマトジュースだったらコップ1杯(200ml)で推奨摂取量を満たすことができます。
加工用のトマトはリコピン以外の栄養素の含有量においても生食用を上回っているものがあります。βカロテン、ビタミンCは約2倍、食物繊維は約1.5倍ほど多く含んでいます。

 
加熱&油
生食用のトマトを食べる時、生でそのまま食べるより一工夫することでリコピンの吸収率を上げることができます。加熱と油です。
トマトを加熱することで、トマトの細胞が破壊されリコピンが外にだされ吸収されやすい形になります。またリコピンは脂溶性のため油に溶けやすい性質をもっています。
トマトを油で調理することで吸収率を約3倍あげることができると言われています。
 
アディポネクチン
アディポネクチンとは脂肪細胞から血中に分泌されるホルモンです。肥満、動脈硬化、糖尿病を予防するといわれています。リコピンを摂取することでこのホルモンの分泌が増えるといわれています。

リコピンのイメージ

トマト

肌、特に美白対策にはベスト

リコピンと相性の良い栄養成分

・オレイン酸(オリーブオイル)
・ビタミンE
・ビタミンB1

リコピンの勝手にランキング

肌(美肌)部門 第10位
肌(美白)部門 第2位

リコピンのレーダーチャート解説

評価基準

  • 6 
    このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる
  • 5 
    このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる

  • このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる
  • 3.5 
    このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない

  • このカテゴリーになんらかの効果があるもの

  • このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる

  • このカテゴリーとは関係ないと思われる

※4以上が摂取目的となっているカテゴリー 

 

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リコピン 総合評価 A+ 15.5

 総合評価について
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS  18点
S  16点以上
A+ 14点以上
A  12点以上
B+ 10点以上
B  9点以下

髪(薄毛、白髪) 評価3.5
リコピンの強力な抗酸化作用は、髪を生み出す土台となる頭皮の健康に関係してきます。頭皮にある髪の毛に関する細胞(毛乳頭細胞、毛母細胞、メラノサイト)が過剰に発生した活性酸素と結びつき酸化されるとその細胞膜が過酸化脂質に変質してしまい各細胞の機能を著しく低下してしまいます。
毛乳頭細胞や毛母細胞の機能が衰えると、ヘアサイクルの成長期が短くなり抜け毛が増えてしまいます。頭皮にあるメラノサイトの機能が衰えると髪の毛は白髪になりやすくなります(メラノサイトが髪を黒くしています)。
リコピンの抗酸化作用は特に紫外線により発生する活性酸素「一重項酸素」の除去に働きます。紫外線を一番多く浴びる頭皮から活性酸素を守るという点でリコピンは重要な成分といえます。
個人的に髪の健康のためにリコピンを取るという感覚はありませんが、薄毛、白髪予防にリコピンを摂取するというのは大いに「アリ」だと思います。

肌(美白)評価6
リコピンは肌にとてもいい成分です。美白、美肌に導く成分といえます。

・リコピンと美白に関すること
①抗酸化作用
リコピンには活性酸素のうち「一重項酸素」に対して強い抗酸化力を発揮します。一重項酸素は紫外線により大量発生する活性酸素で、肌の基底層にあるメラノサイトを刺激させる原因となるものです。このことがシミの原因となります。ちなみにメラノサイトはメラニンを作る場所です。
シミができる流れとしてはこのような感じです。
活性酸素「一重項酸素」の刺激をうけたメラノサイトはメラニンをたくさん作ることで肌の細胞を守る→メラニンは自ら酸化される(黒くなる)ことで細胞を守る→過剰につくられたメラニンがターンオーバーとともに排出されず色素沈着してしまう→シミとなる
リコピンの一重項酸素を除去する抗酸化力はビタミンEの100倍あるといわれています。

②酸化酵素チロシナーゼを抑制
リコピンには抗酸化作用の他にもメラニンの生成を抑制する働きがあります。メラニンはメラノサイトでアミノ酸チロシンがチロシナーゼという酸化酵素と結びつくことでつくられます。上でメラノサイトが刺激されるとメラニンをたくさんつくるといいましたが、もう少し具体的にいうと過剰に発生した活性酸素により刺激されたメラノサイトがチロシナーゼを活性化させることでメラニンを多く作り出すということになります。なのでこのチロシナーゼの活性化を抑制することもシミを防ぐことになります。リコピンにはチロシナーゼの働きを抑制する効果があるので、必要以上にメラニンを作らせないといえます。

肌(美肌)評価5

・リコピンと美肌に関すること
活性酸素は細胞膜を酸化させ、過酸化脂質に変質させてしまいます。過酸化脂質は肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンといった肌のハリや弾力にかかわるたんぱく質をこわしてしまいます。これがしわやたるみの原因となります。
リコピンの強い抗酸化力は細胞膜が過酸化脂質に変わるの防ぎ、肌の老化を予防するといえます。

体型(ダイエット)評価3.5
リコピンの抗酸化作用は血流を改善する効果があります。血流改善は代謝をあげることにつながります。このことは体内にある脂肪を脂肪酸に分解してエネルギーをつくりだす「エネルギー代謝」を促進することになります。つまり脂肪を燃焼する効果が高まることになります。
あとリコピンには、脂肪細胞が増えるのを抑える働きがあるといわれています。脂肪細胞とは脂肪をためこむ細胞のことです。脂肪細胞の増加を抑制をすることで、太りにくい体質になります。

体力(普段)評価3
リコピンの抗酸化作用は生活習慣病を予防する効果が非常に強いといえます。動脈硬化、高血圧といった病気は主に過剰に発生した活性酸素により引き起こされるからです。
血液中のLDL(悪玉)コレストロールが活性酸素により酸化されることは血管壁にプラークがたまることにつながります。
結果、血管内に血栓ができたり、血管を傷つけたりします。このことが動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞を引き起こすことになります。リコピンの強い抗酸化作用はこれら疾病の予防・改善に多いに貢献します。

その他(抗酸化)評価6
このレーダーチャート解説の他のカテゴリーをご覧の通り、評価内容はリコピンの抗酸化作用によるところの効果ばかりです。とにかくリコピンの抗酸化作用はそれだけ強力といえます。

活性酸素の種類は主に4つあります。その4つはスーパーオキシド、過酸化水素、一重項酸素、ヒドロキシラジカルです。
リコピンはこのなかで一重項酸素を除去する働きをします。一重項酸素は紫外線により発生する活性酸素で、シミ、しわ、たるみなどの直接の原因となっているものといっても言い過ぎではないとおもいます。
体内には抗酸化酵素という活性酸素を除去する酵素が備わっていますが、一重項酸素を除去するものは備わっていません。なので抗酸化物質から除去する力を取り入れなければいけません。
リコピンの一重項酸素を除去する抗酸化力は、βカロテンの2倍、ビタミンEの100倍を誇っています。
数ある抗酸化物質の中でリコピンの抗酸化力は1,2位を争うほどといえます。抗酸化部門において文句なしの満点です。

リコピン雑感

だいぶ昔のサラリーマン時代のことです。一応営業マンをしていましたので会社の飲み会や取引先の飲み会などには極力参加していました。
最初の一杯は生を注文していましたが、2杯目か3杯目以降はなんとトマトジュースを注文するという空気の読めないことをよくしていました。

イヤー懐かしいです。

こういう飲みの席ってだいたいタバコを吸う人がいるので(いたので)抗酸化物質を常に体にとりいれていなければと考えが昔からありました。なのでよく飲み会でトマトジュースを飲んでいたことを思い出します。かなり浮いた存在だったことは間違いありません。

効果・効能欄やレーダーチャート解説で散々書いてきましたが、リコピンの抗酸化力ってすごいです。抗酸化物質をレビューするたびに、今までで紹介した抗酸化物質の中ですごいみたいという表現をしてきましたが、リコピンの抗酸化力は本当にすごいと思います。

その理由としては活性酸素のなかの「一重項酸素」を除去する力が極めて高いからです。

ちょっと活性酸素の話をします。活性酸素って体内に入ってきたウイルスや細菌を取り除く働きをするので、適量なら細胞を保護するのですが過剰に発生することにより体に害を与えるものです。害というのは、健康な細胞まで酸化させてしまうことです。

活性酸素っていろんなものから発生します。大気汚染、たばこの煙、電磁波、ストレス、過度の運動、暴飲暴食、etc・・・呼吸をするだけでも発生します。なので普通に生活していれば過剰に発生すると考えていいと思います。

わざとらしく活性酸素の発生原因から外しましたけど、当然「紫外線」からも発生します、しかも活性酸素の中でも強力な酸化力をもったやつを発生させます。

この紫外線から発生する活性酸素こそが「一重項酸素」と呼ばれるものです。
肌に一番影響を与える活性酸素はなんといってもこの「一重項酸素」です。

肌が太陽の紫外線にダイレクトにあたることで大量に発生し、それが皮膚の組織まで入り込むと色素細胞メラノサイトを刺激させて、メラニンをたくさん作らせてしまいます

メカニズムとしては

紫外線を肌にあびる
紫外線に含まれている活性酸素「一重項酸素」が肌の表皮細胞を酸化させる→
表皮細胞にある情報伝達物質がメラノサイトにメラニンを生成するように指示する(肌の細胞を守るため)→
作られたメラニンは自らが酸化されることにより肌の細胞を守る→
メラニンが酸化されるということは黒くなることなので、結果肌が黒くなる→
ターンーオーバーが上手くいかなかった場合に過剰に作られたメラニンの一部が表皮細胞に色素沈着する→

スポット的にシミとなる

つまりメラニンがたくさんできれば、それだけ沈着する率が高まるのでシミになっちゃうわけです。

なのでとにかく出だしの「一重項酸素」が肌の表皮細胞を酸化させるの部分のケアを徹底するのがシミの予防・改善、しいては美白につながるのです。

この一重項酸素ってちょっと厄介な存在です。活性酸素ってストレスや酸素を吸っただけとかでも発生するのですが、そういうのが原因で発生する活性酸素(スーパーオキシド、過酸化水素)を除去する抗酸化酵素というのが人間には備わってます(※ただし加齢とともに減ります)。

ですが一重項酸素を除去したり、無毒化したりする抗酸化酵素って備わっていないです。なのでこれを取り除く抗酸化物質を外から摂取する必要があります。

それがリコピンなのです。

もちろんリコピンのみがこの一重項酸素に対する抗酸化力をもっているわけではなく、他の抗酸化物質にも当然あります。例えばβカロテンにもありますし、ビタミンEにもあります。

ただ全然効き目がちがうのです。リコピンの一重項酸素に対する抗酸化力はβカロテンの2倍、ビタミンEの100倍あるのです

ビタミンEの100倍です。

もう凄すぎるとしかいいようがありません。
紫外線から生まれる一重項酸素って肌のシミやしわの直接の原因となると思っていいとおもいます。特にシミです。なのでそれを除去する効果が極めて高いリコピンは美白対策にすごく適している栄養成分といえます。

リコピンは肌に対する効果はなにも美白だけではありません。美肌を保つためにも重要となってきます。

一重項酸素は脂質を酸化させる力も強いです。細胞は細胞膜という脂質でできた膜で覆われていますが、細胞膜が酸化されると過酸化化脂質に変質されます。真皮層にある肌の細胞が過酸化脂質に変わると美肌成分コラーゲンやエラスチン、それを生みだす繊維芽細胞をつぎつぎに破壊していきます。結果しわやたるみとなって肌にあらわれてきます。

とにかく紫外線から大量に発生する一重項酸素は肌のシミ、くすみ、しわ、たるみの原因となるものです。
その抗酸化力が極めて高いリコピンを摂取することはこれらの予防・改善につながるつまるところ肌の老化防止にすごく貢献する成分なのです。

ということでリコピン摂取は老化を遅らせることに夢中になっている私にとっては必須です。

主に何からリコピンを摂取しているのかというとトマトジュースからです。1日コップ一杯を欠かさず摂取しています。

豆知識欄にも書きましたが、リコピンを取るに一番適しているのがトマトジュースなのです。普通に考えるとトマトまるごと摂取したほうがリコピンが多く取れると思うのですが、全然違うみたいです。

トマトには生食用と加工用がわかれていて加工用のほうがリコピンの含有量が多く、加工用のトマトを原料としているトマトジュースを1日1杯飲むだけで目安摂取量を満たすことができます。
なのでトマトジュースから取るのが最適といえます。

カゴメ、伊藤園、デルモンテなどメーカー関係なしにその時一番安かったものを箱買いしています。

一応サプリメントとしてもリコピンを購入していますが、サプリメントからは毎日とっていません。トマトジュースを買い忘れたときとか紫外線をけっこう多く浴びたと感じた日とかリコピンを多く取りたい気分(?)のときに摂取することにしています。

トマト嫌いな人は、とにかくサプリメントからでもいいのでリコピンは摂取したほうがいいと思います。トマト嫌いは美容、健康面でかなり人生損していると思います。

シミって一度できたらなかなか薄くならないと思います。シミ対策としては当然、UVケアとかのスキンケアがあげられますが一杯のトマトジュースというのもマストだと思います。

リコピンを毎日摂取しても、シミができてしまったらもうシミができる運命なんだと思うぐらいリコピンの美白効果(抗酸化力)を信じています。

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