納豆菌

納豆菌の評価 S

納豆菌

納豆菌は枯草菌と呼ばれる細菌の一種です。
枯草菌とは枯れ草や土壌中、空気中など自然界に幅広く分布している好気性細菌(酸素のあるところで正常に生育する細菌)です。

納豆は大豆を納豆菌によって発酵させて作られます。蒸した大豆に納豆菌を振りかけ、保温して置いておくことで発酵がすすみ納豆に変わります。

納豆メーカーによる納豆の作り方を簡単に説明します。

  1. 洗浄  大豆を豆洗い機で洗浄します。
  2. 浸漬  水槽にうつし水に浸します。大豆に水を吸収させることで、次の蒸煮工程で熱の通りを良くさせます。水に浸す時間は季節や気温によって異なります。
  3. 蒸煮  大豆の水を切り高圧の圧力鍋で蒸します。時間はメーカや大豆の品種によりけりですが約1時間30分ほどです。蒸煮することで納豆菌が増殖しやすい環境なり納豆菌が生み出すさまざまな酵素が大豆に浸透しやすくなります。
  4. 納豆菌噴射 蒸した大豆に納豆菌を振りかけます。
  5. 充填 納豆菌を混ぜた一定量測って発酵容器にいれていきます。発酵容器は発泡スチロール、紙カップなどです。メーカーにより藁苞、経木で包む場合もあります。納豆菌は増殖に酸素が必要なので大豆の間に適度な隙間を作るようにします。
  6. 発酵 発酵室と呼ばれる部屋で1日ほど寝かせ発酵させます。発酵室の温度は約40℃です。
  7. 冷却 発酵が終わると冷やして、発酵で増えた納豆菌を再発酵しないようにします。通常は5℃以下で冷やします。
  8. 包装 きれいに包装して出荷します。

このうち発酵過程で様々な栄養成分が生成されます納豆菌は栄養価の高い大豆を納豆に変えることにより納豆特有の栄養成分を生成します

今回のレビューは納豆菌納豆菌により生成される機能成分をいくつか紹介していきます。
もともとの大豆に含まれている栄養成分は除いた納豆に含まれている栄養成分のレビューと考えていただいても結構です。


 

納豆菌の摂取目的

納豆菌(により生成される成分)の一番の摂取目的は「その他(細胞)」です。

 摂取目的 
髪 「薄毛」★★★
髪 「白髪」★★★
肌 「美肌」★★★
肌 「美白」★★★
体型「筋肉」★★☆
体型「ダイエット」★★☆

体力「普段」★★☆
体力「夜のほう」★☆☆
その他「細胞」★★★
摂取目的の見方

★★★ このカテゴリーを摂取目的とすることを特にお勧めする 一番の摂取目的としている   

★★★ このカテゴリーを摂取目的とすることをお勧めする 摂取目的としている

★★☆ このカテゴリーを摂取目的とするのは十分アリ 摂取目的の一つとしている場合もある

★☆☆ 何らかの効果があるのでこのカテゴリーを摂取目的としてもいい 個人的に摂取目的としていない  

☆☆☆ このカテゴリーに対する効果は期待しないほうがよい 摂取目的とする必要はないと思っている

納豆菌の効果・効能

整腸作用(納豆菌)
人の腸内に棲んでいる菌を腸内細菌と言います。腸内細菌は約100~500種類、100兆ほど存在しており大別すると善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類にわけることができます。
簡単にいうと善玉菌は人の健康にとって良い働きをするもの、悪玉菌は悪い働きをするもの、日和見菌は良い働きも悪い働きもするものです。
健康な人の腸内の腸内細菌のバランスは善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7といわれています。

善玉菌の代表として乳酸菌があげられます。乳酸菌とはブドウ糖やオリゴ糖など糖類を分解して乳酸を作り出す細菌の総称で、整腸作用や免疫作用を有しています。
納豆菌は腸内の乳酸菌を増やす働きがあります。実際に納豆菌と乳酸菌を共生させた場合、乳酸菌の量が約10倍になったという実験結果も確認されています。
乳酸菌に限定して話しましたが、ビフィズス菌など善玉菌全般を活性化させる働きがあります。また悪玉菌を強く抑制する働きもあります。
これは腸内環境の鍵を握るといわれている日和見菌を味方にすることにつながります(日和見菌は腸内の善玉菌、悪玉菌の優勢な方に同調します)。

納豆菌を含む納豆を取ることは腸内の乳酸菌など善玉菌を増殖させることになるので腸内環境の改善が期待できます。
また納豆菌は腸内で長く棲み続ける特徴をもっています。納豆菌は腸のなかで4、5日間生き延びて活動します。善玉菌を増殖させる効果が長く続くので、便秘に悩んでいるかたの強い味方にもなります。
総合的にみて納豆菌には非常に高い整腸作用があるといえそうです。


これより先は発酵される過程で納豆菌の働きにより生まれる納豆特有の成分とその効果・効能を紹介していきます。

美肌効果(ポリグルタミン酸)
ポリグルタミン酸には肌に関わる効果、特に保湿効果があります。肌の表皮の角化細胞を活性化させNMF(天然保湿因子)を増やす働きがあります。

NMFは肌に本来備わっている保湿成分です。NMFの生産が減ると肌の水分を保つことができなくなります。NMFは、角化細胞が角化する過程でたんぱく質から作り出されます。

角化の過程
表皮は内側から基底層、有棘層、顆粒層、角質層の4つの層に分けられます。表皮は角化細胞(ケラチノサイト)とそれが変化した細胞で90%以上を占めています。
※それが変化した細胞とは各層にある細胞のことです(例 顆粒層に存在している細胞→顆粒細胞

表皮の一番下にある基底層で角化細胞は生まれます。基底層の角化細胞が細胞分裂をして、新しい細胞が作られます。

 

 

 

分裂した角化細胞のうちの一つは基底層に残って次の分裂に備えます。細胞分裂で生まれたもう一つ角化細胞は形を変えながら表面に押し上げられていきます。
角化細胞が有棘層→有棘細胞、顆粒層→顆粒細胞、角質層→角質細胞という順番で形態や性質を変化させながら上に上にとあがっていき、最終的にはアカとなってはがれていきます。
基底細胞で生まれた角化細胞が生まれてから剥がれ落ちるまでの過程を「角化」あるいは「ターンオーバー」と呼びます。

これを踏まえてNMFの産生について少し詳しく説明します。
NMFの主成分はアミノ酸です。

NMFの組成

これらアミノ酸は顆粒層にあるフィラグリンいうたんぱく質が角質上層で分解することによって生まれます。

フィラグリンは顆粒細胞のなかにあるケラトヒアリン顆粒から産生されます。
ケラトヒアリン顆粒には、フィラグリンの前駆物質であるプロフィラグリンが存在して、表皮の角化(ターンオーバー)に従って角質細胞に移行してからフィラグリンに変換されます。
フィラグリンは角質細胞の細胞質内でケラチンという繊維状のたんぱく質を凝固させる働きをして、最終的に角質上層で天然保湿因子へと分解されます

NMFは角質層内に水分を取り入れる働きと角質層内で水分を抱え込む働きをしています。吸湿性と保湿性に優れており肌の潤いのための重要な成分です。NMFの量が少ないと肌の水分量が少なくなり乾燥肌へと導いてしまいます。

ポリグルタミン酸にはNMFを増やす効果があります。ポリグルタミン酸は納豆菌の働きにより発酵過程で生成されます。

酵素
納豆菌は様々な酵素を生成します。いくつか紹介します。

血液サラサラ(ナットウキナーゼ)
ナットウキナーゼは、納豆菌に含まれるたんぱく質分解酵素の一つです。ナットウキナーゼには強力な血栓溶解作用があります。
ナットウキナーゼに関して詳しくは別途こちらをご覧ください→ナットウキナーゼの栄養成分レビュー

消化サポート(アミラーゼ)
アミラーゼは主に唾液線とすい臓から分泌される炭水化物分解酵素です。主要なエネルギー源となる炭水化物の消化を助ける働きをします。

消化サポート(プロテアーゼ)
プロテアーゼは主に胃やすい臓から分泌されるたんぱく質分解酵素の総称です。 たんぱく質をアミノ酸に分解して、体内に吸収しやすくする働きをします。

抗酸化作用(カタラーゼ)
カタラーゼは活性酸素の一種「過酸化水素」を除去する抗酸化酵素です。過酸化水素を体内で水と酸素に分解する働きをします。
過酸化水素はスーパーオキシドを除去したときに生まれる活性酸素です(スーパーオキシドがS.O.Dという酵素によって分解されたときに生成されます)。
過酸化水素はカタラーゼなどの働きにより無害化され水になりますが、構造が不安定なので害を与える成分に変わる可能性もあります。有害な成分に変形したときに厄介な活性酸素となります。
※体内の細菌を無毒化させる善玉の作用もあります。

スーパーオキシドとS.O.D
スーパーオキシドはエネルギー産生の際に生まれてしまう活性酸素で、人間が生きていくうえで発生することは避けられないものです。S.O.Dとは、Super Oxide Dismutase(スーパー・オキサイド・ディスムスターゼ)の頭文字を取った抗酸化酵素で、スーパーオキシドを酸素と過酸化水素に分解します。
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新陳代謝促進(ポリアミン)
ポリアミンは細胞の生まれ変わりに関わる物質です。たんぱく質の合成、新陳代謝にかかわりポリアミンが不足することでさまざまな老化現象を引き起こします。納豆にポリアミンが含まれており、その多くは納豆菌により生成されます。
ポリアミンに関して詳しくは別途こちらをご覧ください→ポリアミンの栄養成分レビュー

骨強化(ビタミンK)
ビタミンKは大きくビタミンK1とK2に大別できます。ビタミンK1は植物に含まれビタミンK2は発酵食品、動物性食品に含まれています。
ビタミンK1はフィロキノンと呼ばれ、ビタミンK2はメナキノンとも呼ばれます。

ビタミンK2(メナキナン)は似ている化合物が11種類ありますが、食品に含まれているのはメナキノン-4、-7です。メナキノン₋4は乳製品などの動物性食品に含まれ、メナキノン₋7は納豆に含まれています。通常ビタミンKと呼ばれているのはフィロキノン、メナキノン-4、メナキノン-7の総称です。
メナキノン₋7は納豆に含まれているといいましたが、納豆菌により生成されます。
メナキノン-7は、メナキノンの中でも生理活性が非常に高く特に骨代謝に深く関わっています。オステオカルシンというたんぱく質の分泌を活性化させカルシウムが骨に吸着するのを助けて、骨を強くする働きをします。
納豆を取ることで骨形成が促進されるため骨粗しょう症予防の効果が期待できます。

骨代謝
骨は毎日少しずつですが、古い骨から新しい骨に入れ替わっています。このことを骨代謝といいます。
もう少し具体的にいうと骨には、骨をつくる骨芽細胞と、骨を壊す破骨細胞があり、骨芽細胞による骨形成と破骨細胞による骨吸収を絶えず繰り返すことで、少しずつ新しい骨に入れ替わっています。
オステオカルシン
骨芽細胞が分泌するたんぱく質で、カルシウムが骨に吸収される時に必要な物質です。

ビタミンKに関して詳しくは別途こちらをご覧ください→ビタミンKの栄養成分レビュー

※ビタミンKには血液凝固作用があります。これはナットウキナーゼの血栓溶解作用と相反する作用です。
その2つの成分が含まれている納豆を取ることは、それぞれの効果を相殺してしまうと思うかもしれませんが、基本的に問題ありません。なぜなら凝固と溶解のバランスがとれているからです。簡単にいうと出血し凝固が必要なときにビタミンKが働く、血管内に血栓ができたときにはナットウキナーゼが働くという感じです。
ただしナットウキナーゼのサプリメントではビタミンKは除去されています。除去された方が血栓溶解作用が高まるからとの理由です。

抗菌作用(ジピコリン酸)
納豆菌が作り出すジピコリン酸には強い抗菌作用があります。ジピコリン酸の抗菌作用は病原性大腸菌O-157の繁殖を抑制する効果があることが認められています。他にも抗ウィルス作用やアポトシース作用があるため身近にある風邪ウィルスやがんなどの怖い病気の予防が期待できます。ジポコリン酸を含んでいる納豆を摂取することは丈夫で健康的な体づくりにつながるといえます。

アポトーシス
遺伝子レベルでプログラムされている細胞死のことをアポトーシスと呼びます。
細胞はもともと自然と消滅する機能が備わっており、その機能がアポトーシスです。細胞の自殺のようなものです。

納豆菌のサプリメントによくあるキャッチフレーズ集

※納豆菌のサプリメントおよび納豆菌が作りだす成分のサプリメントのキャッチフレーズ集です。

  • 内側からスッキリ
  • 肌の乾燥が気になる方
  • サラサラの流れをサポート
  • 骨粗しょう症予防に最適
  • 生活習慣病が気になりだしたら

納豆菌の摂取量、不足、過剰

※納豆菌および納豆菌が作りだす成分=納豆と考え、ここでは主に納豆の摂取量、不足、過剰で話をすすめます。

納豆菌の摂取量
納豆菌を納豆から取ると考えた場合、目安は1日納豆1~2パックです。これは納豆菌の量がどうこうというよりは他に含まれている栄養成分との兼ね合いです。2パック以上とると過剰摂取となる栄養成分が含まれています。
納豆菌をサプリメントから摂取する場合は指定されている目安摂取量に従ってください。
 
納豆菌の不足
納豆菌の不足は考える必要はありません。
 
納豆菌の過剰
納豆菌を納豆から取ると考えた場合、過剰にとると肥満を招きます。納豆は1パックで50g=100kcalあります。2パックとると200kcalとなりこれに白米などをプラスさせるとかなりのカロリーとなります。2パック以上とるとカロリーオーバーになりやすくなるので注意してください。
また納豆にはセレンや大豆イソフラボンなどの栄養成分が豊富に含まれています。納豆を2パック以上取るとセレン、イソフラボンが1日の上限値を超え過剰摂取となる可能性があります(他の食事とプラスして)。
納豆に含まれている他の栄養成分特にセレン、イソフラボンが過剰になることを注意してください。

納豆菌の豆知識

ネバネバの糸
納豆のネバネバとした糸の主成分はムコ多糖たんぱく質と糖たんぱく質の混合物です。これは納豆菌が大豆のたんぱく質を分解することでできるポリグルタミン酸フルクタンにより作られます。

グルタミン酸が鎖状に連なって(=ポリグルタミン酸)いて、その間にフルクタンがはめこまれた構造をしています。納豆特有のネバネバした糸を作り出すのがポリグルタミン酸で、フルクタンはそのネバネバを安定させる働きがあります。

 
胃酸に強い
納豆菌は胃酸に抵抗性を示し、生きたまま腸まで到達することができます。
胃酸はかなり強い酸です。酸に弱い乳酸菌は胃酸により死滅してしまうことが多いといわれています。
 
芽胞
納豆菌が胃酸に強い理由は「芽胞」にあります。芽胞は納豆菌の胞子です。わかりやすくいうと納豆菌の種のようなもので、納豆菌が殻に閉じこもって活動をしていない状態ともいえます。芽胞は高温な環境でも生き延びることができます。
さきほど納豆菌は生きたまま腸まで到達することができるといいましたが、これは納豆菌のうち芽胞の状態のものです。納豆菌のうち活発に活動している菌(増殖し菌を増やしている状態)は胃酸で死んでしまいますが、芽胞の多くは生きた状態で腸まで届きます。腸まで届いた芽胞が小腸で発芽してさまざまな栄養成分、酵素を作り出します。
芽胞はごく限られた細菌しか作れないものです。乳酸菌が胃酸により死滅してしまうのは芽胞を作り出せないからです。
 
数がすごい!
納豆には、1g中に約10億個の納豆菌が含まれると言われています。納豆1パック約50gなので、1パックあたり500億個の納豆菌が含まれていると考えられます。
納豆1パックを食べるとおなかの中で100万個程度の納豆菌が生きて腸に届きます(芽胞状態にある納豆菌に限られているため)。
腸に届いた納豆菌は、ものすごいスピードで増殖活動を行います。1個の納豆菌が16時間後には40億個にまで増えるという驚異的なスピードです。
 
生命力がすごい!
納豆菌は腸内で長く棲み続ける特徴があります。納豆菌は腸のなかで4、5日間生き延びて活動します。さらにいうと排出された便の中でもまだ納豆菌は生き続けています
乳酸菌、ビフィズス菌など他の腸内細菌は寿命が短く弱く、その効果を得るためには随時補給しなければなりません。
 
納豆ヨーグルト
納豆菌には乳酸菌の量を増やす働きがあります。納豆菌と乳酸菌を共生させた場合、乳酸菌の量が約10倍になった実験結果が報告されています。そのため納豆菌と乳酸菌を合わせたサプリメントが販売されています。
また納豆とヨーグルトを合わせた「納豆ヨーグルト」(というレシピ)も存在しています。
 
納豆は自宅で作れる
納豆は簡単に作れます。すごく簡単にまとめると大豆に納豆菌を振りかけ約40℃で20時間保管すると納豆ができあがります。詳しく知りたいかたは「納豆 作り方」などで検索してみてください。

納豆菌のイメージ

納豆

お通じがよくなる

納豆菌と相性の良い成分

・乳酸菌

納豆菌の勝手にランキング

納豆菌のレーダーチャート解説

評価基準

  • 6 
    このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる
  • 5 
    このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる

  • このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる
  • 3.5 
    このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない

  • このカテゴリーになんらかの効果があるもの

  • このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる

  • このカテゴリーとは関係ないと思われる

※4以上が摂取目的となっているカテゴリー 

 

 

納豆菌 総合評価 S 17

 総合評価について
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS  18点
S  16点以上
A+ 14点以上
A  12点以上
B+ 10点以上
B  9点以下

 

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髪(薄毛) 評価5.5
このカテゴリーでは納豆菌により生成されるポリアミンが大きく貢献しています。ボリアミンはたんぱく質の合成促進、細胞分裂の活性の効果があります。

髪の主成分となっているのはケラチンです。ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されています。毛細血管より18種類のアミノ酸(+その他髪に必要な栄養素と酸素)を毛乳頭が受け取り、毛母細胞に受け渡しすることで髪を生み出すように指示します。毛母細胞は細胞分裂を繰り返すことで髪の毛を生み出し、成長させていきます。

ポリアミンはこの過程においてケラチンの合成毛母細胞の細胞分裂に関係してきます。ポリアミンを摂取することでケラチンの合成が高まり、毛母細胞の細胞分裂が活性化され太く黒く抜けにくい健康な髪を生み出すことできます。

髪(白髪)評価5
ポリアミンは核酸の合成、たんぱく質の合成を促進する物質です。
ようするに細胞分裂を活発にさせる効果があります。
髪(白髪)に関していえばメラノサイトを生み出す色素幹細胞、髪の毛を作りだす毛母細胞などの分裂を活発にさせることになります。これら細胞の機能の衰えが、髪の白髪につながりますのでポリアミンを含む納豆菌を摂取することは白髪予防になるといえます。

肌(美肌、美白)評価5.5
この部門においては美肌に関してはポリグルタミン酸、美白はポリアミンが大きく貢献しています。

美肌
角質層内にあるNMF(天然保湿因子)は肌の保湿に重要な役割を果たしています。

肌の表皮の角質層(この絵の一番上の部分)は角質細胞と細胞間脂質で構成されています。角質細胞はケラチンと繊維間物質で構成されています。

 

 

 

NMFは角質細胞の繊維間物質に存在し、角質層内に水分を取り入れてそれを保持する働きをしています。吸湿性と保湿性に優れており肌の潤いのためには必須の成分です。NMFの減少は乾燥肌になる原因の一つです。
ポリグルタミン酸には肌の表皮の角化細胞を活性化させNMF(天然保湿因子)を増やす働きがあります。

美白
肌のターンオーバーは表皮の細胞が細胞分裂することで行われます。細胞分裂が活発に行われることはターンオーバーの正常化につながります。ターンオーバーを正常化させることでシミの原因となるメラニンをしっかり排出させることができるため美白につながります。

しみの原因となるメラニンは、肌のターンオーバーと一緒にどんどん押し上げられて最終的に垢と一緒に排出されます。

 

 

 

ターンオーバーが乱れるとメラニンの排出が滞り表皮の細胞に色素沈着しシミとなって肌に現れます。ポリアミンは肌の新陳代謝を促進させる働きをします。ポリアミンを体内に増やすことで肌のターンオーバーの正常化につながり美白を保つことができるといえます。

納豆に含まれているポリグルタミン酸やポリアミンは納豆菌により生成されます。

体型(ダイエット)評価4
納豆菌は腸内に棲みつくと、ブドウ糖を食べるという性質をもっています。

ブドウ糖は一番のエネルギー源となりますが、余剰になりやすく余ると脂肪細胞に中性脂肪として蓄積されます。納豆菌が腸内にいる間は、余ったブドウ糖を食べてもらえ脂肪の蓄積を防げるといえます。
そもそも高い整腸作用をもつ納豆菌を摂取をすることは腸内環境改善につながります。これにより代謝、便通が良くなるためダイエット効果が見込めます。
ポリアミン(代謝をアップさせる)、ナットウキナーゼ(血流をよくする)等さまざまな栄養成分を含む納豆は肥満予防・改善には最適な食材で「納豆ダイエット」と呼ばれるダイエット法も存在しています。

体力(普段)評価5
納豆菌により生成されるナットウキナーゼには強力な血栓溶解作用があります。
血栓が溶けにくくなる原因はフィブリンという物質にあります。フィブリンが糊のような役割をして血栓をより強固にしてしまいます。ナットウキナーゼはフィブリンに直接働きかけ分解する働きをします。また血栓を溶かすために働く酵素(ウロキナーゼ)を活性化させる働きもします。このことは心筋梗塞、脳梗塞の予防・改善になります。

納豆菌により生成されるビタミンKはカルシウムが骨に沈着するの手伝う働きがあります。骨の強化につながり骨粗しょう症予防に効果があります。事実納豆の消費量が少ない都道府県は骨折率が高いという調査結果も報告されています。
納豆は病気予防にはもってこいの食材で、健康のために毎日とることをお勧めします。

その他(細胞)評価6
納豆に含まれるポリアミンは細胞分裂、新陳代謝に関わる成分です。ポリアミンが不足することは「細胞が老化する」ことにつながります。細胞が老化することは身体そのものが老化するといえます。なのでエイジングケアには重要な成分です。
ポリアミンは体内で合成できる成分ですが、合成できる力は加齢とともに衰えていきます。そのため食事などで外から補う必要があります。
納豆はポリアミンを豊富に含む食品の代表格です。納豆に含まれているポリアミンの多くは納豆菌により生成されます。
納豆を摂取することはポリアミンを増やすことにつながります。
納豆は細胞レベルで若返ることができる食材といっても言い過ぎではないかもしれません。

納豆菌雑感

納豆菌のレビューを作っている途中であることに気づきました。

これって問題作じゃね?

ということにです。

一応「納豆菌納豆菌により生成される機能成分」をひっくるめて「納豆菌」として栄養成分レビューを作りました。

ですが、我ながらすごくグレーなラインだと思いました。だって納豆菌により生成された成分ってその時点で納豆菌ではなくなっています。
これを「納豆菌」としてまとめてしまうのもいかがなものかと

作っている途中で気づきました。

それだったらまだ「納豆」としてレビューを作ったほうがまだ整合性があるかもと

作っている途中で思いました。

結局どうにでもなれの精神で「納豆菌」の栄養成分レビューを作成しちゃいました。

・・・・・

スイマセン、この場を借りてあやまっておきます。

そして言い訳を今から語ります。

納豆の特有成分といえばナットウキナーゼです。ただナットウキナーゼに関してはあまり語ることがありませんでした(よろしければ前回のナットウキナーゼの栄養成分をご覧ください)。

納豆オンリーの成分はナットウキナーゼのみだとおもいますが、納豆特有の成分というのも結構あります。これらを無視して毎日欠かさず食べている納豆をナットウキナーゼのレビューのみで終わらせてしまうのもなんか納得いきませんでした。しかも納豆を食べている理由はナットウキナーゼを取るためではないのにです(これは後で話します)。

毎日食べている納豆を、大活躍している納豆を「ナットウキナーゼ」のみで終わらせていいのか・・・

いいわけない!!

というわけで苦肉の策として「納豆菌」として別途レビューをつくったというわけです。

なのでこんなの納豆菌のレビューじゃねえだろ!と厳しいツッコミはなしでお願いします。

繰り返しになりますが、今回のレビューは納豆菌納豆菌により生成される機能成分についてで、まとめて納豆菌としちゃっています。まあこれを納豆もともとの大豆に含まれている栄養成分は除いた)の栄養成分のレビューと捉えていただいても構いません。

・納豆は大事

なぜそこまでして「納豆菌」のレビューを作りたかったのかというと、私にとっては納豆が主食だからです。白米、パンより主食だからです。

まったく興味がないと思いますが、ここで私の1日の食事のスケジュールを発表します。

朝食

  • ゆで卵 2個
  • 納豆 1パック
  • ヨーグルト 1個
  • プロテイン
  • トマトジュース
  • バナナ 1本

昼食

なし

間食

  • チョコレートor旬のフルーツ
  • コーヒー
  • トマトジュース

夕食

  • 納豆 1パック
  • 調理したものを食べる(肉料理がメイン)

※この合間合間にサプリメントを体内に取り入れています。

こんな感じです。

納豆をごはんにかけるということはここ数年間しておらず、直に食べるようにしています。

直といっても納豆オンリーではなく、オリーブオイル、お酢、モズク酢、唐辛子、とろろ昆布などと混ぜ混ぜして食べます。

まあ納豆を味わって食べるというよりは一種の栄養素として体内とりいれているわけです。

これに

これとかを混ぜるということです。
毎日2パックは必ずとりいれています
※ちなみにプロテインとか飲みもの系もシナモンとかココアとかをいろいろ混ぜ混ぜしています。

このように納豆はサプリメント感覚で毎日取り入れているものなので、どうしても別途レビューを作りたかったのです。ただ「納豆」として作ってしまうと栄養成分(もともと大豆に含まれている)がたくさんあり書くとキリがないので、納豆菌の働きによって発酵過程で作られる納豆特有の栄養成分にしぼったというわけです。
しつこいようですが、それが今回の「納豆菌」のレビューです。

・クイズ

さてなぜ故に毎日納豆を2パック取り続けているのでしょうか?

実は納豆を取り続けている理由はたった一つの成分を摂取するためです。納豆にはいろいろな成分が含まれていてそれが美容、健康によいからとかではなく、とある成分を取りたいがために毎日とっています。

ナットウキナーゼ?

いいえ違います。初めのほうでナットウキナーゼではないことをすでに発表しちゃっています。

さてなんでしょうか?

 

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正解はポリ・・・

グルタミン酸ではなく

アミンのほうです。

ポリアミンを摂取するために納豆をとっています。

ポリアミンのサプリントってなかなかないのです。

ポリアミンの原料はアルギニンやオルニチンなのでそっから取っているといえばそうなんですが・・・ズバリの「ポリアミン」っていうものがなかなか見つからず・・・
納豆にポリアミンが豊富に含まれていることが有名なので、それだったら納豆から取ろうと考え毎日とるようになりました。

だから自分のなかでは納豆を取っているというよりはポリアミンのサプリメントを取っているという感覚です。

ちなみに豆知識ですが、納豆をかき混ぜればかき混ぜるほどポリアミンの量は増えます。50回以上かき混ぜ、ちょい時間おいてから取るとポリアミンがいっぱい増えるみたいです。

もちろん私は実践しています。

えーと とにもかくにも

納豆は体に良い

ので、ぜひ毎日1パックは食べることをお勧めします。

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