体型(ダイエット)部門 評価指標物質 とりまとめ15 その13~その15
その13 SIRT1(サーチュイン遺伝子)
SIRT1(サーチュイン遺伝子)【酵素】
人の細胞には老化や寿命をつかさどる長寿遺伝子サーチュイン(Sirtuin=SIRT1)が存在しています。通常はこの長寿遺伝子SIRT1は眠っている状態で働く事はありません。言うなれば普段はスイッチがオフの状態になっています。このオフになっているスイッチをオン(活性化)させることで様々な老化の要因を抑えることができるといわれています。
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される
ミトコンドリアを活性
評価内容
ミトコンドリアを活性
SIRT1を活性させることはアンチエイジングのみならずダイエットにもつながります。SIRT1が活性化されるとPGC₋1αの脱アセチル化が促進(=活性化)されるからです。
PGC₋1α はミトコンドリア生合成と機能のマスター制御因子として機能しており、活性化されるとミトコンドリアの生合成が増強されたり・UCP-1の発現が増加します。
つまりSIRT-1活性させれば【PGC-1αが活性され】エネルギー消費量の増加(ミトコンドリア増強)、白色細胞の褐色化(UCP-1)が促されることになります。これらは肥満予防・改善につながります。
SIRT-1を活性させる方法は日々の摂取カロリーを25%制限する or SIRT‐1を活性させる成分を取るです。
「長寿」でクローズアップされることが多いですが、
ダイエット効果も期待できます
②AMPキナーゼを活性させる
③SIRT1を活性させる成分をとる
その14 グルカゴン
グルカゴン【ホルモン】
グルカゴンは空腹時に血糖値が下がると分泌されます。グルカゴン受容体に結合すると肝臓から糖を放出し血糖値をあげる働きをします。
脳がエネルギーを確保するため脂肪分解するよう命じる
脂肪分解を促進する
評価内容
脂肪分解を促進する
空腹時に血糖値が下がるとグルカゴンが分泌され、肝臓の受容体に結合するとグリコーゲン分解&糖新生により糖を放出して血糖をあげます。
グルカゴンの受容体は肝臓以外にも様々な組織に存在して、脂肪組織にも存在します。このことが中性脂肪の改善につながります。
脂肪組織の受容体に結合するとHSLを活性させ脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解し血中に放出します(その遊離脂肪酸は末梢神経にエネルギー源として運ばれていきます)。
グルカゴンは脂肪動員作用をもつホルモンの1つとして脂肪燃焼の第一歩「分解」に関わっています。
おススメかもサプリ
糖尿病の最新治療(32(Vol.8 No.4 2) 糖尿病治療の“今”を伝える専門誌 特集:低血糖を回避する糖尿病治療 感想(0件) |
ダイエットつぶやき
その15 成長ホルモン
成長ホルモン【ホルモン】
脳がエネルギーを確保するため脂肪分解するよう命じる
脂肪分解を促進する
評価内容
脂肪分解を促進する
脂肪動員とはエネルギーが不足した時に、体脂肪を分解することで脂肪酸とグリセロールを血液中に放出することをいいます(放出された脂肪酸は燃焼されエネルギーとして利用されます)。
この作用をもつホルモンは脂肪動員ホルモンと呼ばれています。
成長ホルモンはそのうちの一つです。成長ホルモンが分泌されると脂肪分解酵素リパーゼが活性化され体脂肪が遊離脂肪酸とグリセロールに分解されます。つまり成長ホルモン分泌→HSL(ホルモン感受性リパーゼ)活性→脂肪分解といった流れを作ります。
成長ホルモンは血糖値が下がったときにも血糖値をあげるホルモンとしても分泌されます。グルカゴン・アドレナリンの次に分泌されます。
おススメかもサプリ
一生太らない体のつくり方 成長ホルモンが脂肪を燃やす! [ 石井直方 ] 感想(65件) |
ダイエットつぶやき
ちょっと評価は低めです
ただ総合的なアンチエイジングの観点からすると たぶんTOPになります
②睡眠を十分にとる
③成長ホルモンを活性化させる成分をとる
体型(ダイエット)部門 評価指標物質とりまとめ15
評価指標物質とりまとめ15 その13~その15