Now Foods L-テアニン 100mg

テアニンだけでなくカテキンも取れる?

★★★★☆

この商品は、粒あたり100mgのテアニンが含まれています。90粒入りで、約1500円です。
前回レビューしたLake Avenue Nutrition L-テアニン 100mgは、180粒入りで、約1500円です。
※価格はすべてiHerbで、レビュー作成時。

粒あたりの単価は倍の値段します。

全然ダメじゃんと思いきや・・・

成分表示を確認すると Decaffeinated Green tea(Camellia sinensis)(Leaf)←カフェイン抜きの緑茶(チャノキ)(葉)が250mg含まれており、そのうち100mgがテアニンといった内容みたいです。

残りの150mgは、おそらくなんですけど 、主にポリフェノール(主にカテキン)だと思います。

このような考えに至った理由は次です。

この商品の成分表示はこちらになります。

緑茶葉エキス(チャノキ)(ポリフェノール50%[250mg]、カテキン30%[150mg]、EGCG[没食子酸エピガロカテキン]15%[75mg]) 500mg

緑茶葉エキス(チャノキ)500mgのうち50%がポリフェノール、30%がカテキン、15%がEGCです。
ポリフェノール50%のうち30%がカテキン、15%がEGCGとも読めなくはありません。
どちらが正解は知りませんが、ここでは一旦置いておきます。

とりあえず、【緑茶葉エキス(チャノキ)には、ポリフェノールが 特にカテキンが多く含まれている】をインプットしてください。

Nowの商品は、カフェイン抜きの緑茶(チャノキ)(葉)が250mg含まれており、そのうち100mgがテアニンといった内容です。
と言うわけで、残りの150mgは、ポリフェノールが 特にカテキンが多く含まれている ことになると思います。

補足

逆を言えば、先のJarrowの商品にも、それ相応のテアニンが含まれていることになります。

緑茶には、カテキン、カフェイン、テアニンが多く含まれています。
その緑茶をエキスにすれば、記載がなくともこの3つは多かれ少なかれ含まれていると思います。
Nowのはカフェイン抜きの緑茶なので、カフェインは含まれていないと思いますが、カテキンは多かれ少なかれ含まれていると思います。

ということで、これ テアニン 100mgだけの商品ではないということです。
この場合は、Lake Avenue Nutrition L-テアニン 100mgと比較しても、全然ダメじゃんにはならないと思います。

まあ、それでも粒あたりの単価が倍近く違うので・・・

さすがに、このサプリ買うならば、テアニン目的になると思うので・・・

なんやかんやで、Lake Avenue Nutritionと比較すると、ちょいダメじゃん・・・

ということで★4つです。

テアニンのリラックス効果については、前回のレビューにて簡単にまとめています。よろしければご覧ください。

今回は追加の情報を入れておきます。

テアニンは、別名「グルタミン酸エチルアミド」です。
ということで、テアニンはグルタミン酸の誘導体です。グルタミン酸の供給源の役割も果たします

グルタミン酸から生成される有名な生理活性物質と言えば、何が思い浮かびますか?

そうです、最強の抗酸化物質の異名をもつ【グルタチオン】です。

グルタチオンはグルタミン酸・システイン・グリシンの3つのアミノ酸から成ります。

というわけで、テアニンを取ることは回りまわってグルタチオンの増加にもつながります。
※「グルタチオンを増やす」において、シスチンとテアニンの同時摂取が勧められています。

グルタチオンは、そのまま飲んでも吸収されません。アミノ酸“シスチン” と“テアニン” は、グルタチオンをつくるための材料で、それを飲むことで、免疫細胞でグルタチオンが十分作られるようになります。(図1)

 アミノ酸“シスチン” と“テアニン” を一緒に飲むことで、体内のグルタチオン量が増えて自然免疫力を高めます。

解決 ~効果を発揮する成分について~ 風邪・インフルエンザ
味の素KKいきいき健康研究所 味の素

 

テアニンはリラックスのみならず、美容にも活躍する成分と言えそうです。

自分はグルタチオンを増やすことに力を入れています。
テアニンを購入した場合は、なるべくシステインと同時に取るようにしています。
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※レビューの内容について
→個人の見解です。

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