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グルタチオンは3つのアミノ酸【グルタミン酸・システイン・グリシン】のトリペプチドです。この3つのアミノ酸を原料に酵素(γ-グルタミルシステイン合成酵素とグルタチオン合成酵素)の働きによって、主に肝臓で合成されます。
出典元
2-アミノ酪酸による新たなグルタチオン代謝制御機構を発見 -錆びない体づくりの秘訣として期待-
研究ニュース
神戸大学
グルタチオンは、体内で強力な抗酸化作用や解毒作用を発揮します。
サプリで グルタチオンを増やす方法の定番は3つです。
- グルタチオンそのものを取る
- グルタチオンの前駆体NACを取る
- グルタチオン合成の律速基質システインを取る
すでにご存知かもしれませんが、FDAがNACサプリの販売を禁止した(する)ためNACのサプリが非常に手に入りづらくなっています。そのあおりを受けシステインもです。
ぶっちゃけ、グルタチオンを増やすにはグルタチオンそのものよりNACとかシステインで取ったほうがいい説がある(その説のほうが有力な)ので、
しかし、グルタチオンはそのまま内服しても、体内のグルタチオンの量にほとんど影響を及ぼさないと報告されています。
引用元
2-アミノ酪酸による新たなグルタチオン代謝制御機構を発見 -錆びない体づくりの秘訣として期待-
研究ニュース
神戸大学
グルタチオンオタクにとっては、現在どえらい状況になっております。
※iHerbで、極たま~にNACおよびシステインが入荷されます。こまめにサイトを覗くことをオススメします。
さて、グルタチオンを増やす方法は、先の定番や鉄板【グルタチオン合成酵素の構成成分(セレン・マグネシウムなど)等、グルタチオンの合成に関わっているヤツ】以外にもグルタチオンの生成を促す成分を取る もあります。
そのメジャーどころといえば、シリマリンでしょうか。
研究にて、シリマリンが肝臓内のグルタチオン値を上昇させることが確認されています。
ところで、このレビューで、なんでグルタチオンの話をしているのでしょうか?
実は、このサプリに含まれている乳酸菌ME-3にグルタチオンを増やす働きがある んです。
しかし近年の研究で、新規のグルタチオン合成酵素が発見され、菌種によってはグルタチオンを合成することが分かってきました。ME-3はこのグルタチオンを合成する機構を持っており、抗酸化能をはじめ、様々な生理活性が期待されている菌です。
引用元
Lactobacillus fermentum ME-3
セティ
ME-3はグルタチオンを合成する機構を持っている みたいなんです。
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えーと、とりあえず買ってみました。
で、率直な意見はこちらです。
感想 リピはないかな~
理由 高いから
サプリで通常価格5000円OVERは余程の成分でない限り ナシです。
余程の成分の例 NMN
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👆でわざわざ「通常価格」を付けているんですけど、この言葉を付けた理由は、この商品 高い頻度で iHerbのSS(スペシャルセール)の対象商品となっている からです。
20~30%offは当たり前~になっています。自身もSSの時に購入しました。
「この商品を購入してみたい、別に急いでいない」
こんな方は、SSの対象になっている時を狙ったほうがよろしいかと思います。
※こなかったらごめんなさい。
なお、このレビュー作成時(2021/10/21)も対象となっています。
参照一覧
マリアアザミ(ミルクシスル)
MSDマニュアル プロフェッショナル版
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※レビューの内容について
→個人の見解です。