オスモチンの評価 A+
オスモチン
オスモチンはファイトケミカルの一種で、植物由来のペプチドです。
ファイトケミカルとは野菜、果物、豆類など植物性食品の中に含まれる化学物質のことをさします。植物の色素、香り、アク、辛味などから成分から発見された物質で抗酸化作用や免疫力をあげる効果があります。
アミノ酸同士の特定の結合のことをペプチド結合といいます。アミノ酸とアミノ酸がペプチド結合して2個以上つながったものをペプチドといます。
オスモチンの特徴は、その分子構造が体内に存在するアディポネクチンというホルモンと似ているところです。そのためオスモチンを体内に取り入れることでアディポネクチンと似た働きをすることが期待できます。
オスモチンを含む食品として有名なのはトマト、じゃがいも、ピーマン、トウモロコシ、リンゴ、キウイ、さくらんぼなどです。
アディポネクチン
脂肪細胞から分泌される生理活性物質をアディポサイトカインといいます。アディポサイトカインには善玉と悪玉がありアディポネクチンは善玉アディポサイトカインの一つです。
アディポネクチンには脂肪を燃焼させる効果や動脈硬化・糖尿病を予防する効果があります。
TVの美容・健康番組では「ヤセホルモン」、「長寿ホルモン」と称してアディポネクチン分泌を促す食べ物、運動方法などがよく特集されています。
- アディポネクチン 脂肪の燃焼を促進する 血管の傷を修復する インスリンの働きをよくする
- レプチン 満腹感を感じやすくする エネルギー代謝を活性化させる
- アンジオテンシノーゲン 血圧を上げる
- TNF-α インスリンの働きを悪くする
- PAI-1 血栓を作り出す
- MCP-1 炎症を引き起こす
中性脂肪が脂肪細胞に蓄積されるとアディポサイトカインのうち悪玉アディポサイトカインの分泌が増え、善玉アディポサイトカインの分泌が減るメカニズムとなっています。
オスモチンの摂取目的
オスモチンの摂取目的は「体型(ダイエット)」です。
髪 「白髪」★☆☆
肌 「美肌」★★☆
肌 「美白」★☆☆
体型「筋肉」★★☆
体型「ダイエット」★★★
体力「普段」★★★
体力「夜のほう」★☆☆
★★★ このカテゴリーを摂取目的とすることを特にお勧めする 一番の摂取目的としている
★★★ このカテゴリーを摂取目的とすることをお勧めする 摂取目的としている
★★☆ このカテゴリーを摂取目的とするのは十分アリ 摂取目的の一つとしている場合もある
★☆☆ 何らかの効果があるのでこのカテゴリーを摂取目的としてもいい 個人的に摂取目的としていない
☆☆☆ このカテゴリーに対する効果は期待しないほうがよい 摂取目的とする必要はないと思っている
オスモチンの効果・効能
病気予防
オスモチンにはアディポネクチンの受容体を活性化させる作用、抗酸化作用があります。次にあげる病気の予防効果が見込まれます。
①メタボリックシンドロームの予防
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪症候群のことです。内臓脂肪が増え、高血圧、高血糖、脂質代謝異常のうち2つ以上が重なっている状態をいいます。
メタボリックシンドロームは血管の病気のリスクを高める動脈硬化を促進させてしまいます。
脂肪細胞から分泌されるホルモン「アディポネクチン」には血管を拡張させる、インスリンの働きを高める、脂質の代謝を高める作用があります。なのでアディポネクチンの分泌を促進することは高血圧、高血糖、脂質代謝異常の予防につながるといえます。
血中のアディポネクチン濃度は内臓脂肪の量と逆相関の関係にあります。
内臓脂肪が増えると分泌されるアディポネクチンが減り血中のアディポネクチン値が低下します。
一方、内臓脂肪が減ると血中のアディポネクチン濃度を高まります。
つまり何らかの方法でアディポネクチンの分泌を増やせば内臓脂肪が減少しメタボリックシンドローム予防になるといえます。
分泌を増やす方法は分泌を促進する栄養成分を積極的に取ることです。その栄養成分の1つにオスモチンがあげられます。
オスモチンの分子構造がアディポネクチンと似ているため、体内に取り入れると筋肉や肝臓のアディポネクチン受容体に結合しアディポネクチンと同じ働きをすることが期待できます。
オスモチンはメタボリックシンドローム予防に適した栄養成分といえます。
②糖尿病予防
糖尿病とは、何らかの理由ですい臓からのインスリン分泌が正常に行われず、ブドウ糖が全身の細胞に取り込まれなくなり血糖値が高くなった状態が続く病気です。
アディポネクチンにはインスリン感受性を高める働きがあります。
アディポネクチンと似た構造をしているオスモチンを体内に取り入れることは同じ働きが期待できます。
オスモチンは糖尿病予防にも役立ちます。
③がん予防
体内に過剰に活性酸素が発生するとその強い酸化力で正常な細胞や遺伝子を攻撃します。がん細胞は正常な細胞や遺伝子が傷つくことで発生するため活性酸素の増加はがんのリスクを高めるといえます。
オスモチンには活性酸素を取り除く抗酸化作用があるためがん予防にもなります。
エネルギー代謝
オスモチンは糖質、脂質の代謝を促進する効果があります。これはオスモチンがアディポネクチンと似た働きをすることから生じる効果です。
食べ物などから取り入れた糖や脂肪をエネルギーに変える代謝をエネルギー代謝といいます。
糖や脂肪を燃焼させる場所は細胞にあるミトコンドリアです。ミトコンドリアではブドウ糖と脂肪酸をエネルギー源として、エネルギー物質(ATP)を合成しています。
この過程においてエネルギー物質(ATP)の管理しているのがAMPキナーゼという酵素です。
AMPキナーゼはエネルギーが足りていないときにATPを作りだすようにミトコンドリアに指示をする働きをします。
運動などをしてエネルギーが減るとAMPキナーゼが活性化します。そうするとブドウ糖や脂肪酸の細胞へ取り込みが促されエネルギーが増える仕組みとなっています。
基本的にAMPキナーゼは運動することで活性化されますが、アディポネクチンは運動せずともAMPキナーゼを活性化させることができます。なので体内でアディポネクチンの分泌を増やせば、糖質、脂質の代謝が促進されて脂肪がつきにくく太りにくい体をつくりあげることができます。
オスモチンはアディポネクチンの受容体を活性させアディポネクチンの分泌を促進します。つまりオスモチンを摂取することはAMPキナーゼの活性化=エネルギーを産生につながります。
オスモチンのサプリメントによくあるキャッチフレーズ集
- メタボにお悩みのかた
- 太りやすい体質から太りにくい体質へ
- やせホルモンと似た働きをする
- 生活習慣病予防に
- 長寿ホルモンを活性化
オスモチンの摂取量、不足、過剰
ファイトケミカルは機能性成分のため、目安となる摂取量が定められていないのがほとんどです。オスモチンもそれに当てはまります。
たんぱく質は1日の推奨摂取量(成人男性60g、女性50g)が定められていますが、植物性たんぱく質のオスモチンから取るよりは肉などの動物性たんぱく質から取ることを考えるべきです。
このような点からオスモチンの目安となる摂取量は特にないといえます。
ただ1日350g以上の野菜を摂取することをお勧めします。現在、厚生労働省では野菜を350g/1日以上摂取することを呼びかけていますが、これをオスモチンの目安摂取量と置き換えてもよいかもしれません。
というのもオスモチンはじゃがいも、トマト、ビーマンなどの野菜に多く含まれているため、野菜を意識して摂取すると必然的にオスモチンを体内に取り入れていることになるからです。
オスモチンがたんぱく質(ペプチド)であるという観点で不足のことを考えると、不足することは危険です。たんぱく質の不足は生命維持や身体活動に大きな支障をきたすからです。
ただ植物由来のオスモチンを軸にして、1日に必要とされる量のたんぱく質を取るというのはまずないと思いますので、これは無視していいと思います。
またオスモチンはファイトケミカルの一種であるという観点からも不足のことを考える必要はありません。ファイトケミカルは健康促進、病気予防、美容効果アップなどの機能をあげるための「機能性成分」です。生命維持や身体活動のために必ずしも必要な栄養成分ではありません。
このようなことから、オスモチンの不足は特に考える必要はないと思われます。
ただオスモチンを体内に取り入れることでアディオポクチンと似た働きが期待できます。オスモチンは分泌をサポートしてくれる大切な存在といえます。
肥満関係なしにアディポネクチンの量は生まれつき多い人もいれば少ない人もいます。
少ない人にとっては、アディポネクチンの働きを代替するものが体内で必要で、その筆頭がオスモチンです。
アディポネクチンの分泌量が少ない人は不足することなく積極的に取り入れたい栄養成分です。
ただしオスモチンを摂取することが目的で野菜、果物を大量に食べた場合に他の成分が過剰になる場合があるので注意してください。例えば果物には糖質が多く含まれているので、取りすぎると肥満につながります。
オスモチンの豆知識
というのもオスモチンは植物自身が紫外線、菌、害虫などから身を守るために作られる成分のため、皮に多く存在するからです。
ただしオスモチンは熟す前の果実に多く含まれています。なのでオスモチンに関してはジュースより生のトマトのほうが多く含まれているといえます。
スーパーで売られているトマトは熟す前に摘み取られています。トマトジュースは完熟したトマトが使用されます。
オスモチンのイメージ
じゃがいも
脂肪を減らす
オスモチンと相性の良い成分
- βコングリシニン
- EPA
- マグネシウム
オスモチンとの相性というよりは、アディポネクチンを増やすその他の栄養成分です。
アディオポクチンを増やしたいのならば、これら栄養成分も体内に積極的に取り入れておくべきです。
オスモチンの勝手にランキング
オスモチンのレーダーチャート解説
- 6
このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる - 5
このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる - 4
このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる - 3.5
このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない - 3
このカテゴリーになんらかの効果があるもの - 2
このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる - 1
このカテゴリーとは関係ないと思われる
※4以上が摂取目的となっているカテゴリー
オスモチン 総合評価 A+ 15.5
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS 18点
S 16点以上
A+ 14点以上
A 12点以上
B+ 10点以上
B 9点以下
髪 評価3
髪の主成分はケラチンです。90%以上はケラチンでできています。ケラチンはたんぱく質なので、植物性のたんぱく質であるオスモチンも髪(ケラチン)の材料になるといえます。
ただオスモチンはペプチド(分子量が小さいたんぱく質)で、実際どのようなアミノ酸が組み合わさっているのかわかりません。そもそも植物性たんぱく質は、動物性と比べるとアミノ酸組成が劣ります。
こういったことからオスモチンは髪のためにとる必要はない成分だと思います。
肌 評価3.5
肌の美肌成分コラーゲンはたんぱく質です。なので植物性たんぱく質であるオスモチンをとることはコラーゲンの材料として貢献することになります。とはいっても髪カテゴリーどうように、美肌のためにとるたんぱく質ではないと思っています。
髪カテゴリーより点数が高い理由が2つあります。①抗酸化②アディポネクチンです。
①抗酸化はいうまでもありません。肌の細胞にダメージを与える活性酸素を取り除くことです。オスモチンは抗酸化作用がある物質なので、この点が美肌づくりにつながります。
②アディポネクチンは脂肪燃焼や動脈硬化予防で有名なホルモンですが、実はコラーゲンをはじめとする美肌成分を増やす効果があるともいわれています。オスモチンはアディオポクチンと同じ働きをすることが期待できるため美肌にもプラスになるといえます。
個人的に目的としていませんが、美肌目的として取ることも悪くないと思います。
体型(ダイエット)5.5
アディポネクチンは脂肪細胞で作られるホルモンで、分泌されると脂肪の燃焼を促進させます。アディポネクチンの分泌を増やせば、ダイエットにつながるといえます。
分泌を増やす方法の一つは分泌を促す成分を摂取することです。有名なところとしてβコングリシニン、EPA、マグネシウム、そして今回紹介したオスモチンがあげられます。
オスモチンはアディポネクチンと似た構造している植物性のたんぱく質で、体内に取り入れることで似た働き(=脂肪燃焼)が期待できます。ダイエット目的で積極的に取るべき成分です。
体力(普段)評価5
アディポネクチンの分泌が増えると糖質、脂質のエネルギー代謝が促進されます。疲労回復の鍵はエネルギーを生み出すこと=エネルギー代謝です。
エネルギー代謝を調整するAMPキナーゼという酵素があります。体内でエネルギーが枯渇している場合にこの酵素が活性化され血液中の糖や脂肪酸を細胞内のミトコンドリアに取り込みが促進されエネルギーが作り出されます。
AMPキナーゼを活性化させるためには運動などを行う必要がありますが、アディポネクチンには運動を行わずともAMPキナーゼを活性化させる働きがあります。なのでアディポネクチンの分泌を増やすことは自然と太りにくい体質を作ることにつながります。
オスモチンの分子構造がアディポネクチンと似ているため、体内に取り入れるとアディポネクチンと同じ働きをすることが期待できます。つまりAMPキナーゼを活性化させる働きが期待できます。この点からオスモチンはエネルギー代謝に大いに関係している成分といえます。
その他(血管)評価5
アディポネクチンには血管にできた傷を修復する、血管を拡張させる、傷ついた血管内に単球が入り込むのを防ぐ働きがあります。
アディポネクチンと似た構造しているオスモチンを体内に取り入れることで、アディポネクチンと同じ働きをすることが期待できます。そう考えるとオスモチンは血管の傷、老化を予防する成分の一つといえそうです。
オスモチン雑感
とにかく受容体(レセプター)って、アンチエイジング・健康にとって大事な存在です。
受容体のなにが大事というとか・・・
・・・・・
・・・・・
一言では言いにくいのですが、とにかく大事なのです。
受容体を小難しく説明するとこんな感じです。
受容体(レセプター)とは主に細胞膜上に存在し、特定の物質と結合することで細胞にシグナルを伝え、細胞の反応を開始させるものです。受容体とその物質が結合することでその効果が生まれます。
えーとこれではわかりにくいので
よくネット上で使われている例えをパクリたいと思います。
受容体とは鍵穴みたいなものです。
鍵穴・・・
という話です。
鍵はホルモンなどです。
例えば成長ホルモンの話をします。
成長ホルモンって脳下垂体前葉の成長ホルモン分泌細胞から分泌されるホルモンです。
成長ホルモンには組織の細胞分裂を促すことで、体を成長させたり、代謝を促進するといった作用があります。
もうちょい具体的にいうとこんな感じです。
成長ホルモンの作用
- 思春期の子どもの身長を伸ばす
- 細胞分裂を促し、新しい細胞をつくる、細胞を再生する
- 骨形成を促進
- たんぱく質の合成
- 糖質、脂質のエネルギー代謝促進
- 血糖値をあげる
- 脂肪分解
でこれら作用って成長ホルモンが脳下垂体から分泌されたらすぐに生じるかといえばそうではありません。
分泌された成長ホルモンが血液で運ばれ、特定の組織や器官にある成長ホルモン受容体と結合することで生じます。
鍵である成長ホルモンは、鍵穴である受容体にくっつくことで
成長ホルモンとしての効果を発揮します。
ということはですよ。
どっちかがぶっ壊れていたら、その効果を発揮できないということになりませんか?
いや
ぶっ壊れるっていう表現を使っちゃいましたが、
ようは
・ホルモンの分泌量が減少したり、正常に分泌されなかったり
・受容体が減少したり、受容体の感受性が低下したり
することです。
なのでアンチエイジングにとって、鍵(ホルモン)と鍵穴(受容体)を毎日ピカピカに磨くことがとっても重要なのです。
・・・・・
とにかく
成長ホルモンだったら、
成長ホルモンの分泌を促す成分、その受容体を活性化させる成分を意識して摂取する必要があるということです。
それでは本題に入ります。
アディポネクチンもホルモンです。アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンです。脂肪細胞で作られたら、血液の流れによって筋肉、肝臓、脂肪組織に運ばれ、そこにあるアディポネクチン受容体にくっついてアディポネクチンの作用を発揮するのです。
アディポネクチンの作用といえばこれです。
①運動を行わずともAMPキナーゼを活性化させる
②血管内の傷を修復したり、血管を拡張させる、傷ついた血管内に単球が入り込むのを防ぐ
つまり①脂肪燃焼と②動脈硬化予防の効果をもたらすのです。
それじゃあ、鍵か鍵穴どちらに不具合があったらこのありがたい効果を得ることができないことなります。
そもそも
答えはNOです。
アディポネクチン学んでいるかたはご存知のことでしょうか、太っていると分泌量が減ります。太っているというか脂肪が脂肪細胞に蓄積していることです。
特に内臓脂肪です。
血中のアディポネクチン濃度は内臓脂肪の量と逆相関の関係にあり、
内臓脂肪が増える→アディポネクチンの分泌量が減る
内臓脂肪が減る→アディポネクチンの分泌量が増える
という関係なのです。もちろんその逆もしかりです。
ということで内臓脂肪を減らせばアディポネクチンが分泌され、
分泌されれば脂肪が燃焼され、さらに内臓脂肪が減るといった良循環が生み出すことができます。
内臓脂肪を減らすためになにをすればいいのか・・・
ズバリ
ということで毎日運動をして内臓脂肪を減らして
アディポネクチンの分泌を増やしましょう。
そうすることで太りにくい体質に変わりますし、健康的な毎日を過ごすことができます。
・・・・・
・・・・・
着地点を間違えました。
えーとですね。
アディポネクチンって生まれながらに分泌が少ない人がいます。肥満でもないのにです。
肥満でもないのにアディポネクチンが少ない人って日本人に30~40%ぐらいいます。
30~40%・・・
40%で考えると5人2人
せっかく鍵穴があるのにそれにくっつく鍵がないって悲しすぎませんか?
それだったら
鍵に代わるものを探しませんか?
ということで
ようやく今回のメインテーマです。
オスモチンが鍵に代わるものの鍵を握っているのです。
・・・・・
えーと
前者の鍵は「アディポネクチン」で後者の鍵は「キー」ポイントのやつです。
オスモチンはなんとアディポネクチンと似た構造をしているのです。
例えるならアディポネクチンの合カギみたいなものでアディポネクチンの受容体にピッタリにくっつくことができるといわれています。
なのでオスモチンを体内に取り入れることは、アディポネクチンを増やしていることと同じことになりアディポネクチンと似た働きを得ることが期待できるのです。
①運動を行わずともAMPキナーゼを活性化させる
②血管内の傷を修復したり、血管を拡張させる、傷ついた血管内に単球が入り込むのを防ぐ
これは生まれながらにしてアディポネクチンが少ない人にとっては吉報です。
少なくない人でも、アディポネクチンを分泌を簡単に増やすことできるのでありがやありがたやという話です。
ということで
分子構造が体内に存在するアディポネクチンというホルモンと似ている「オスモチン」はとにかくダイエットとか生活習慣病予防とかにめっちゃいい成分といえます。
・まとめ
無駄に雑感が長くなってしまいました。まとめに入ります
私はアディポネクチンをどのように体内に取り入れているかというとトマトジュースからです。
まあ正直いうと、オスモチンのためにトマトジュースを飲んでいたわけではなく、知らないうちにオスモチンを取り入れていました。
というのもトマトジュースはリコピンを摂取することを目的としてとってきたからです。
オスモチンの存在は頭の片隅にもなかったのですが、数年前にトマトジュースにも入っていることを知ったので、
結果として毎日オスモチンを取り入れていたことになります。
ちなみに今はオスモチンのこともしっかり意識して、トマトジュースを飲んでいます。
オスモチンはサプリメントとしてたぶん売っていません。売っているかもしれませんが、ズバリ「オスモチン」というサプリメントは見かけたことはありません。
なのでオスモチンを体内に取り入れたい場合は、野菜、果物を積極的に取り入れることを考えるとよいと思います。
野菜だったら、じゃがいも、トマト、ピーマン
果物だったら、リンゴ、ぶどう、さくらんぼ、キウイ
がおススメです。
少しでも多く取り入れたいと思ったら、皮ごといっちゃてください。オスモチンは皮に多く含まれているからです。
個人的に、オスモチン摂取はジュースがおススメです。トマトジュースorりんごジュースがいいと思います。生のものより含有量が少ないかもしれませんが、ジュースだと毎日手軽に摂取できます。
ある程度野菜、果物をとって、トマトジュースorリンゴジュースでも補完するみたいなことをしていれば、たぶんそこそこの量のオスモチンを体内に取り入れていると思います。