フコイダン評価 S
フコイダン
フコイダンは褐藻のヌメリ成分
フコイダンは硫酸化多糖類で、水溶性食物繊維の1種です。
フコイダンは海藻の褐藻類に含まれます。
フコイダンは褐藻類特有のヌメリ成分です。
硫酸化多糖類とは、硫酸基を持った多糖類のことを言います。
海藻類は、光合成色素の違いによって大きく緑藻、褐藻、紅藻の3つに分類されています。
食品として利用される褐藻類にはコンブ類、ワカメ、モズク類、メカブ、ヒジキなどがあります。
フコイダンの主成分はフコース
フコイダンは「フコース」の硫酸エステルを主成分としています。
出典元
ヤクルトフコイダン
ヤクルト薬品工業(株)
フコース以外にもガラクトース、キシロース、マンノース、ウロン酸なども含みます。
フコイダンという名は同一の構造をもつ物質につけられたわけではなく、主成分がフコースである多糖類の総称としてつけられています。
「総称」なので原料となる褐藻類によって、構造や機能が異なります。
先ほどの出典元(ヤクルトフコイダン)の構造はモズク由来フコイダンです。
なおヌメリの元となるのは、結合している「硫酸基」です。
フコイダンの原料 3つ
褐藻類は数多くあるので、それだけ「フコイダン」と呼ばれる物質が存在することになります。
ただ、フコイダンとして覚えるべきは
オキナワモズク、ガゴメ昆布、メカブを原料としている「3つのフコイダン」でよろしいかと思います。
というのも
JHFAのフコイダン食品 品質規格基準において、
フコイダンは「オキナワモズク、ガゴメ昆布、メカブなどの褐藻類に含まれるフコースを含む水溶性硫酸化多糖類の総称」と定義されているからです。
各原料の定義および特徴をまとめました。
- オキナワモズク由来
【オキナワモズクの抽出物に含まれるα-1,3グルコシド結合で結ばれたフコースとグルクロン酸を含むピークトップが分子量 20,000以上の硫酸化多糖】がオキナワモズク由来フコイダンです。特徴
・フコイダンの構造(α1,3グルコシド結合したフコースを主鎖)がシンプル。
・フコイダンの含有量が一番多い。 - ガゴメ昆布由来
【ガゴメ昆布の抽出物に含まれるフコース、ガラクトース、グルクロン酸、マンノース、その他の糖(ラムノース、キシロース)を含む高分子の硫酸化多糖】がガゴメ昆布由来フコイダンです。特徴
・3種類のフコイダンを含む。3種類のフコイダン- F-フコイダン
硫酸化フコースのみ - U-フコイダン
硫酸化フコース以外にウロン酸を含む - G-フコイダン
硫酸化グルコースと硫酸化フコースから成る
・フコイダン分子中の硫酸基含有量が多い。
- F-フコイダン
- メカブ由来
【ワカメの胞子葉であるメカブの抽出物に含まれるフコース、ガラクトース、その他の糖(グルクロン酸、マンノース、ラムノース、キシロース)を含む高分子の硫酸化多糖】がメカブ由来フコイダンです。特徴
・フコースとガラクトースの含有量が多い。ほぼ同率で含まれている。
・硫酸基が多い
※褐藻の写真は実物とは異なります。
参照
フコイダン食品 品質規格基準
公益財団法人 日本健康・栄養食品協会
.
このように海藻の原料により、構造や特徴に違いがあります。
なので、フコイダンの有するさまざまな機能の活性の強さは、海藻の原料によりけりです。
低分子 VS 高分子
さて、フコイダンインのサプリを語る上で避けて通れない議論があります。
それは低分子化されたものがいいのか高分子のままのものがいいのかといった議論です。
フコイダンは、分子量20万~の高分子の成分です。これを前提に低分子派と高分子派の主張を簡単にまとめると以下となります。
ヒトが体内に吸収できる分子量は3000分子以下とされている。
高分子の状態のフコイダンを摂取したとしてもそのほとんどが体外に排出されてしまう。
低分子化(500以下)にすることで、フコイダンが効率よく吸収され、フコイダンの有する生理作用を活用できる。
そもそも論で、フコイダンは硫酸化多糖類。
分子量を500以下にすると多糖類ではなくなり、品質が変わってしまう可能性がある。自然のまま=高分子状態に取るのが当然である。
JHFAの規格基準の要件も高分子【分子量10,000以上の多糖が70%以上であること】となっている。
.
例えば
フコイダンの有するとある作用に関して
【低分子にしかない】
【高分子にしかない】
フコイダンの有するとある作用の活性に関して
【低分子のほうが強い】
【高分子のほうが強い】
などの報告がされおり、バチバチにやり合っています。
ここでは完全スルーさせていただきます。
素人(私)がへたな意見を言うと大やけどすると事案です。
これ以降で説明する「フコイダンの作用」の活性は、海藻の原料により弱かったり、強かったりします。また低分子・高分子で弱かったり、強かったりします。
へたしたら、海藻の原料により、また低分子・高分子どちらかに その作用が無かったりする可能性もあります。
が、これ以降は 一括して「フコイダン」でまとめていきます。
例
低分子化したガゴメ昆布フコイダンには○○作用があるとします。
高分子のままのモズクフコイダンには○○作用があるかわかりません。
→ここでは 「フコイダンには○○作用がある」でまとめます。
ご了承ください。
フコイダンの効果・効能
抗がん
フコイダンには抗がん効果が期待できます。
次の3つの作用を有するからです。
- 免疫増強作用
がんに対する免疫力を高めます。 - アポトーシス作用
がん細胞を自然死に導きます。 - 血管新生抑制作用
がん細胞は分裂や増殖を行うために、酸素・栄養素の運搬通路となる新たな血管を作り出します。これを抑制します。
ここでフコイダンの免疫増強作用を紹介します。
免疫増強作用
腸管は全身の免疫細胞の60%~70%が集まっている最大の免疫臓器です。
うち小腸は免疫システムの中心です。
小腸にはパイエル板と呼ばれる免疫機能を司るリンパ組織があります。
出典元
腸管免疫系に特徴的な細胞群による 免疫応答誘導と腸内共生菌と食品の作用
PDF 2/5
J-STAGE
パイエル板の入り口にM細胞と呼ばれる抗原取り込み専門の細胞が存在し、病原体をパイエル板の中へ誘導しています。
パイエル板の領域には、T細胞・B細胞・樹状細胞などの主要な免疫細胞が集まっており、病原体はこの免疫細胞たちにより処理されます。
パイエル板は、腸管の免疫はもちろんのこと、全身の免疫にとって重要な役割を果たしている組織です。
フコイダンはパイエル板を介して免疫細胞に働き、IFN-γの産生能を高めることが、マウス実験で確認されています。IFN-γはマクロファージやキラーT細胞やNK細胞を活性化させ、免疫力を高めます。
出典元
4.自然免疫と獲得免疫
簡単!免疫バランス講座 イムバランス
ニチモウバイオティックス(株)
育毛
フコイダンは育毛効果が期待できる成分として有名です。
理由は、いくつかの発毛を促す成長因子を増やす働きをするからです。
成長因子とは特定の細胞の分化・増殖を司るたんぱく質の総称のことです。そのうちのいくつかは毛包内に発現し、髪に大きな影響を与えています。
FGF-7産生促進作用
FGF-7は線維芽細胞増殖因子7のことです。KGF(ケラチノサイト増殖因子)とも呼ばれます。
FGF-7が毛乳頭細胞で産生され、毛包にある受容体に作用すると、ヘアサイクルの退行期への移行を阻害する&成長期を維持する働きをします。
成長期(約2年~6年)→退行期(約2週間)→休止期(約3カ月)→【脱毛】→再び成長期
フコイダンにFGF-7産生促進作用があることが確認されています。
参照
最先端毛髪科学の 研究現場から 2013 Autumn Vol.01
PDFページ 9/12
(株)アデランス
HGF産生増強作用
HGFは肝細胞増殖因子のことです。文字通り肝細胞の増殖を促す成長因子の一つで、肝臓の再生や保護を担っています。
HGFは肝臓だけでなく、多くの組織で産生され、様々な細胞の増殖を促すことが明らかになっています。
多くの組織は「毛包」もあてはまります。
HGFは【ヘアサイクルの休止期から成長期へ導く&成長期を延長し休止期へ移行を遅らせる】働きをする発毛を促進する因子としても活躍します。
HGFは休止期の毛包を成長期へ導く因子として知られており、その産生を高めることは育毛・発毛作用に有用であると考えられます。
引用元
生薬(ホコウエイ根)及びその含有成分に 「HGF産生促進作用」と「毛包・毛髪強化因子の発現促進作用」を確認
ニュース&トピックス
ツムラ ライフサイエンス(株)
フコイダンにはHGF産生増強作用があります。
知覚神経を刺激してIGF-1を増やす
IGF-1もまた毛包内に発現し、髪に大きな影響を与えている成長因子です。
IGF-1が細胞にある受容体に結合することでその細胞の働きを活性化させます。髪(頭皮)においては、IGF-1は毛根の毛乳頭細胞で産生されます。それが毛母細胞の受容体にが結合すると毛母細胞の働きが活性されます。
簡単にいうと、「IGF-1を増やせば、抜け毛が減る」です。
IGF-1を増やす方法は、成長ホルモンの分泌を促進する or 胃や腸にある知覚神経を刺激する です。
フコイダンに知覚神経を刺激する働きがあることが確認できています。
そこで、私は粘り成分であるフコイダンが知覚神経を刺激するかどうかを調べてみました。その結果、カプサイシン同様に知覚神経を刺激することが分かりました。
引用元
わかめを食べると髪が生える!? 髪によい食事/抜け毛予防
毎日が発見ネット
フコイダンのサプリメントによくあるキャッチフレーズ集
- 海藻パワーで健康に
- 海藻のネバネバ成分をぎゅっと凝縮
- 長寿や健康な体を目指しているかた
- 海からの恵みを体内に取り入れる
- 毎日のスッキリを応援
フコイダンの摂取量、不足、過剰
国が定めている日本人の食事摂取基準においてフコイダンの推奨摂取量たるものはございません。
JHFAが設定しているフコイダン粉末としての目安摂取量は次です。
ちなみに目安摂取量は数値以下です。
- オキナワモズク由来
100~4,000mg - ガゴメ昆布由来
50~400mg - メカブ由来
100~1,000mg - 複数基原フコイダン
100~2,000mg
参照
フコイダン食品 規格基準の概要
3.糖類
公益財団法人 日本健康・栄養食品協会
フコイダンは5大栄養素ではないので、「不足」に関しては心配する必要はありません。
それに日本には海藻類を食べる独特の分化があります。よほどの海藻嫌いでなければ、普通の食事で【意識しなくとも、】フコイダンは多かれ少なかれ体内に取り入れていると思います。
ただ、意識して海藻類からフコイダンを摂取すると考えた場合、海藻類に多く含まれるヨウ素の過剰に注意していください。
下記をご覧のように、海藻類にはヨウ素が多く含まれています。
出典元
ヨウ素について
第3章 放射線による健康影響 3.7 がん・白血病
環境省
日本人はヨウ素の推奨量をはるかに超えて、耐用上限量またはそれに近い量を毎日摂取しています。
実際の摂取量 1~3mg
- 推定平均必要量 0.095mg
- 推奨量 0.13mg
- 耐容上限量 3mg
※1日あたり
なので日本人は、ヨウ素の過剰摂取による甲状腺機能低下症に注意する必要があります。
甲状腺から分泌されるホルモンが不足し、機能が低下している状態です。次のような症状があらわれます。
甲状腺が腫れる、むくむ、疲れやすい、汗がでない、脈拍数が少なくなる、眠気を感じる、物忘れしやすい、体重が増える、筋力が低下する
心配ならば、ヨウ素を除去したフコイダンサプリを活用することをお勧めします。
フコイダンの豆知識
ここでは効果・効能やレーダーチャート解説に記載しなかったフコイダンのもつ珍しい働きを紹介します。
※珍しいかどうかは個人感。
- ピロリ菌
ピロリ菌は、正式にはヘリコバクター・ピロリという細菌で、胃の表層を覆う粘液の中に住みつく菌です。ピロリ菌に感染すると、胃の粘膜が傷つけられたり、胃の粘膜に炎症が起こります。炎症が慢性的に続くと、胃潰瘍、十二指腸潰瘍や胃がんなどの病気を引き起こす可能性があります。
ピロリ菌感染がある場合も、特徴的な症状はありません。以前は「日本人の2人に1人が、40歳以上は7割がピロリ菌に感染している」と言われていました(衛生環境が整ったことにより感染割合は減少しています)。
フコイダンはピロリ菌の定着を阻害します。フコイダンにはピロリ菌を吸収して体外に排出させる働きがあるからです。
-
不定愁訴
不定愁訴は、明らかな身体的原因が認められないにも関わらず「頭が重い」「イラつく」「眠れない」「疲労を感じる」など多彩な症状を訴え続ける状態のことをいいます。
胃の不定愁訴は、「胃がムカムカする」「胃がずっと重い」「お腹がはる」などの胃の自覚症状を指します。フコイダンの摂取により胃の不定愁訴の症状の改善が確認されています。 - 尿酸値
体内で生成されたプリン体および食品からのプリン体は体内で尿酸へ変換され、その後排泄されます。ただしプリン体が過剰になり尿酸が血液中に増えすぎると、排泄しきれずに高尿酸血症になってしまいます。高尿酸血症が長期間続くと尿酸が結晶化し「痛風」を引き起こします。余分な尿酸の約7割は尿から、残りは便や汗として体の外に排泄されます。
尿が酸性に傾いていると尿酸は溶けにくくなっています。なので酸性尿の人は尿をアルカリ化すると排泄されやすくなります。フコイダンには尿phをアルカリ化する作用があります。
参照
モズクならびにモズク抽出物フコイダンの高血圧患者尿pHに及ぼす効果
J-STAGE
フコイダンと相性の良い栄養成分
・乳酸菌
フコイダンのレーダーチャート解説
- 6
このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる - 5
このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる - 4
このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる - 3.5
このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない - 3
このカテゴリーになんらかの効果があるもの - 2
このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる - 1
このカテゴリーとは関係ないと思われる
※4以上が摂取目的となっているカテゴリー
フコイダン 総合評価 S 16
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS 18点
S 16点以上
A+ 14点以上
A 12点以上
B+ 10点以上
B 9点以下
髪(薄毛)評価5.5
フコイダンには育毛効果が期待できます。詳しくは効果・効能欄にて。
肌(美肌)評価3
シワの形成には紫外線に伴う血管新生が関与しています。
血管新生とは、既存の血管から伸長して新しい血管を形成する現象のことをいいます。
紫外線をあびると、血管新生を増殖させる因子VEGF(vascular endothelial growth factor)の発現が増えます。一方で、血管新生を阻害する因子TSP-1(thrombospondin-1)の発現は減ります。
この状態になると異常な血管が増え、シワの形成につながります。これが俗にいう「シワ血管」です。
正常な皮膚ではVEGFの発現はほとんど見られません。一方で、TSP-1は発現しています。
つまり通常はVEGF<TSP-1もしくはVEGFとTSP-1のバランスが均等である状態が、紫外線をうけることによりVEGF>TSP-1の状態となることでシワ血管が生まれてしまいます。
フコイダンにはVEGFの発現を抑制する働き=血管新生抑制作用があります。
フコイダンの血管新生抑制作用といえば「抗がん」ですが、美肌効果も期待できると思います。
参照
資生堂、しわ発生の新たなメカニズムを解明、 「クロレラエキス」が「しわ血管」抑制に有効であることを発見
ニュースリリース
(株)資生堂
体型(ダイエット)評価4.5
水溶性食物繊維には、糖質や脂質の吸収を阻害する働きがあります。
糖質の吸収を遅らせ血糖値の上昇を防ぐ
脂質の場合
脂質の吸収を抑えてコレステロールを下げる
この働きによる肥満防止が期待できます。
フコイダンは水溶性食物繊維です。
フコイダンを食前に摂取するとダイエット効果が期待できます。
体力(普段)評価4.5
フコイダンには、抗アレルギー作用が期待できます。Th1/Th2バランスを改善する働きをするからです。
Th1/Th2バランスについて簡単に説明します。
ヘルパーT細胞にはTh1細胞とTh2細胞があります。
- Th1細胞
細胞性免疫を活性化させます。
Th1細胞はIFN-γ(インターフェロンγ)やIL-2(インターロイキン2)などのサイトカインを産生します。
それらサイトカインにより、マクロファージ、キラーT細胞などの細胞が活性化されます。
抗体を介さずに免疫細胞そのものが異物に直接攻撃します。 - Th2細胞
体液性免疫を活性化させます。
Th2細胞はIL-4(インターロイキン4)やIL-5(インターロイキン5)やIL-10(インターロイキン10)などのサイトカインを産生します。
それらサイトカインにより、B細胞が活性化させて、抗体を作ります。
抗体をつくることで異物を攻撃します。
免疫応答の鍵となるのが、Th1細胞とTh2細胞の拮抗作用です。Th1細胞とTh2細胞は、その環境に応じて、お互いの機能を制御し平衡関係を維持しています。
この平衡関係はTh1/Th2バランスと言われています。
出典元
5. 獲得免疫「Th1細胞」と「Th2細胞」の働き
簡単!免疫バランス講座 イムバランス
ニチモウバイオティックス(株)
このバランスが均衡すると免疫系は正常に保たれます。どちらかに傾くと、炎症やアレルギーなどが生じます。
アレルギーはTh2細胞が過剰になる(Th2が優位なTh1/Th2バランスの時)と生じます。
フコイダンはTh1/Th2バランスをTh1側に改善する働きをします。それによりアレルギーの指標と言われている血液中のIgE濃度を減少させます。
基礎研究において,OVAアレルギーモデル動物へのガゴメ昆布フコイダンの投与が,Th1/Th2バランスをTh1側に改善し,抗原特異的血中IgE濃度を低下させることが報告されている
引用元
婦人科系癌の既往等を有する女性を対象としたガゴメ昆布フコイダンの安全性ならびに免疫機能への効果
PDFページ 5/7
J-STAGE
その他(免疫力)評価6
IFN-γは、マクロファージやキラーT細胞やNK細胞を活性化させて免疫力を高めます。
フコイダンはパイエル板を介して免疫細胞に働き、IFN-γの産生能を高めます。
IL-12は、マクロファージやT細胞を活性化させて免疫力を高めます。
フコイダンはマクロファージや樹状細胞に作用し、IL-12の産生能を高めます。
フコイダン 参照一覧
昆布由来多糖- フコイダン- J-STAGE
オキナワモズク由来フコイダンの細胞運動阻害作用 J-STAGE
ガゴメ昆布フコイダンの健常成人における安全性 J-STAGE
高年齢者におけるガゴメ昆布フコイダンの安全性ならびに免疫機能への効果 J-STAGE
がん患者に対するガゴメ昆布フコイダンの長期摂取の安全性評価 J-STAGE
時代の社会ニーズに応え,あえて開発リスクに挑む J-STAGE
毛髪再生とアンチエイジング J-STAGE
発毛促進とサイトカイニン(<特集I>健康と植物生理活性物質) J-STAGE
サイトカイン作用の分子機構 J-STAGE
天然物の抗ウイルス活性評価と応用に関する研究 J-STAGE
フコイダン食品 品質規格基準 公益財団法人 日本健康・栄養食品協会
高分子もずくフコイダンエビデンス (株) 海産物のきむらや
感染から体守る粘膜免疫 高める食事、ここがポイント 日経スタイル
アニュアルレポート2009 タカラバイオ(株)
ガゴメ昆布「フコイダン」は腸管を直接刺激して免疫力を高める がんサポート (株)QLife