2018 体型(ダイエット)部門 TOP33 4位~6位

体型(ダイエット)部門ランキング  TOP33

4位~6位

 

第4位 βコングリシニン

βコングリシニン【たんぱく質】

大豆たんぱく質は単一のたんぱく質ではなく3つのたんぱく質で構成されています。グリシニン、βコングリシン、LP(脂質を会合しているたんぱく質)の3つです。その割合はグリシニンが約40%、βコングリシニンが約20%、LPが約40%です。βコングリシニンにはたんぱく質としての働きのほか内臓脂肪を減らす効果があります。そのため最近では特定保健用食品(トクホ)に使用されることがあります。

ダイエットお役立ち度数 90
特に貢献している箇所 脂肪燃焼メカニズム プロセス③
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される

脂肪燃焼を促進する成長因子「FGF21」の分泌を増やす
 
 
評価項目

【今ある】中性脂肪を減らす
FGF21の分泌促進
評価指標物質とりまとめ その12 FGF21

【今ある】中性脂肪を減らす 【これから】中性脂肪を増やさない
アディポネクチンの分泌を促進
評価指標物質とりまとめ その2 アディポネクチン

 

評価内容
FGF21の分泌促進

βコングリシニンには内臓脂肪を減少させる作用があります。
βコングリシニンにその作用があるのは、成長因子FGF21の濃度を上昇させる働きがあるからだと考えられています。

成長因子FGF21には脂肪燃焼を促進する働きがあります。

FGF21
FGFとはFibroblast Growth Factorの頭文字を取ったもので、線維芽細胞増殖因子のことをいいます。FGFは23種類ありそのうちの一つ「FGF21」は成長因子としての作用ではなくホルモン様作用を有する物質と考えられています。FGF21は脂肪酸のβ酸化の亢進白色脂肪細胞の褐色化を促すことで脂肪の燃焼を促進します。

 

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アディポネクチンの分泌を促進

アディポネクチンにはAMPキナーゼを活性化させる働きがあります。
なので分泌を増やせば、AMPキナーゼの有する
 
【食事制限をせずとも】食事制限をしている
【運動をせずとも】運動をしている
 
効果を得ることができ 自然と太りにくい体質を作ることにつながります。
 
βコングリシニンはアディポネクチンの分泌を増やすことが判明しています。
これはβコングリシニンに(FGF21を増やすことにより)内臓脂肪を減らす働きがあるためとされています。
 
 
 

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感想(0件)

 

ダイエットつぶやき

筋肉増強よりも脂肪燃焼のほうに比重をおくなら

プロテインはソイ(大豆)を選択すべき!!

 

βコングリシニンで4コマ


痩せホルモン「アディポネクチン」ね~

そんなんあるのかい・・


また アディポネクチン特集かよ~
しつけ~

βコングリシニンを取れば増えるだと!? 
どうでもいいわい!!

そして また夏


なんか最近やばくなってきたな~

βコングリシニン・・・

いやいや ブームに乗ってはならぬ!!

そして さらに次の夏


(あかん もう手おくれや・・・

あのとき βコングリシニンに手をだしておけば・・・)

 

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第5位 EPA

EPA【脂肪酸】

EPAはエイコサペンタエン酸の略称です。脂肪酸は炭素のつながりかたによって大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類することができます。うち不飽和脂肪酸は二重結合の数でも分類されています。
二重結合が1つあるものを一価不飽和脂肪酸、二重結合が2つ以上あるものを多価不飽和脂肪酸といいます。多価不飽和脂肪酸は二重結合に位置によってさらにn-3系多価不飽和脂肪酸とn-6系多価不飽和脂肪酸にわけることができます。EPAはn-3系多価不飽和脂肪酸に分類されています。体内でつくることができないので必須脂肪酸と呼ばれています。
 
ダイエットお役立ち度数 88
特に貢献している箇所 脂肪合成を抑制すること
糖代謝を促進するなどで脂肪の合成を抑制する

痩せるホルモン「GLP-1」の分泌を促進&PPARのリガンド
 
 
評価項目

【これから】中性脂肪を増やさない
GLP-1の分泌促進
評価指標物質とりまとめ その11 GLP-1

【今ある】中性脂肪を減らす 【これから】中性脂肪を増やさない
糖・脂質の代謝に関する転写因子に作用
評価指標物質とりまとめ その7 PPAR

 

評価内容
GLP-1の泌促進

インスリンの分泌を促進する働きをもつ消化官ホルモンを総称してインクレチンといいます。
GLP-1は主要なインクレチンです。
GLP-1には次の肥満予防につながる作用があります。
  1. 血糖値の急上昇を抑える
    肥満の原因の一つに食後「血糖値が急上昇しインスリンが大量に分泌される」ことがあげられます。インスリンは糖が多い場合余った分を脂肪細胞に運び、体脂肪として蓄える働きをするからです。 GLP-1には食後の血糖値の急上昇を抑える(糖が腸で緩やかに吸収されるようになる)作用があります。
  2. 満腹中枢を刺激する
    GLP-1が多く分泌されると満腹中枢が刺激されます。満腹感を高め、食欲を抑える作用があります。
EPAを摂取すると小腸の細胞が刺激されGLP-1の分泌が促進されます。
 
 

 

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糖・脂質の代謝に関する転写因子に作用
 
EPAは脂肪細胞の分化に必須の転写因子【PPARγ】にリガンドとして作用します。
 
PPARγ
脂肪組織、肝臓、筋肉などに作用し、脂肪細胞の分化に重要な役割を果たしています。

PPARγの高度活性化新たな脂肪細胞の分化大型脂肪細胞の細胞死(アポトーシス)を促進し小型の脂肪細胞を増加させます。
中等度の活性低下脂肪細胞の誇大化を防ぐことで脂肪細胞を小型化します。

小型の脂肪細胞からはアディポネクチンが分泌されるため糖や脂質の代謝が活発になります

過度の活性化は脂肪量を増加させるため肥満の原因となります。また骨芽細胞分化を抑制するため骨量低下にも繋がります。

リガンド
特定の受容体に特異的に結合する物質のことです。受容体に結合し活性化させます。リガンドの例としてホルモン、神経伝達物質などがあげられます。
内因性のリガンドは体内で産生され、その体内の受容体に結合するものです。
外因性のリガントとは体外から取り込まれ、体内でリガンドとして働くもののことをいいます。

リガンドと同じように受容体に結合し作用(活性化)する物質をアゴニスト
受容体に結合してリガンドの働きを弱める物質をアンタゴニスト といいます。

 
 
EPAはPPARyのリガンドとしてPPARyを弱く活性化させます。糖や脂質の代謝が活発になり肥満になりにくい体質になります。

 

 

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感想(19件)

 

ダイエットつぶやき

今はやりのサバ缶ダイエットの主役はこの成分!

 

EPAで4コマ

EPA!! EPA!!
サバ缶ブームに踊った~
EPA!! EPA!!
サバ缶ダイエットに恋した~

 

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第6位 クロロゲン酸

クロロゲン酸【ポリフェノール】

クロロゲン酸はコーヒーなどに多く含まれているポリフェノールの一種です。コーヒーの色、香り、苦みの成分となっています。コーヒーのなかでも特に焙煎されていないコーヒー豆に多く含まれています。

ダイエットお役立ち度数 86
特に貢献している箇所 脂肪燃焼メカニズム プロセス③
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される
 

CPT-1を活性させることで脂肪酸の運搬効率をあげ脂肪燃焼を促進させる
 
 
評価項目

【今ある】中性脂肪を減らす
CPT-1を活性
評価指標物質とりまとめ その4 CPT-1

 

評価内容
CPT-1を活性

脂肪酸をエネルギーに変える場所はミトコンドリアのマトリックスです。
 
脂肪酸をマトリックスに輸送するには脂肪酸(アシルCOA)→脂肪酸(アシルカルニチン)に変えなければなりません
脂肪酸(アシルCoA)のままではミトコンドリアの内膜を通過することができないからです。

脂肪酸(アシルCoA)→脂肪酸アシルカルニチンの反応はミトコンドリア外膜にあるCPT-1により触媒されます。

なのでこの酵素の活性が高まると脂肪酸のミトコンドリアへの輸送が増加することになります。
 
 
 

 

 

クロロゲン酸にはCPT-1を活性させる働きがあります。クロロゲン酸を摂取するとミトコンドリアへの輸送が増加し脂肪燃焼が促進されます。
 
クロロゲン酸はACC活性を低下させることでCPT-1を活性させます。
 
 ACC(アセチルCoAカルボキシナーゼ)
CPT-1の活性は体内にマロニルCoAという物質が増えると抑制されます。マロニルCoAはアセチルCoAがACCという酵素により変換され生成されます。

簡単にいうとACCを抑制することができればアセチルCoAがマロニルCoAに変わらない、つまりマロニルCoAが増えなくなります
ACC活性低下→マロニルCoA減少=CPT-1活性の流れをつくることができます。

 
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感想(2件)

 

ダイエットつぶやき

やせたい人は コーヒー 1日3杯 飲むべし

これはダイエット名言です

 

クロロゲン酸で4コマ

係長 食後のコーヒーはサイコーですね~
そだね~
そのクロロゲン酸 一口もらってもいい?
(行っちゃった・・・・ナウい言葉使っても駄目だったか・・・)
クンクン クンクン(せめて残り香だけでも楽しむか・・・

 

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