※iHerbは30粒
★★★★☆
昨今、脂肪の摂取において飽和脂肪酸を減らして、代わりに不飽和脂肪酸を増やしている方多いかと思われます。
出典元
脂質
一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所
不飽和脂肪酸でも一価のオメガ9はそこそこ取って、多価のオメガ6は減らして、オメガ3を多めに取る
こんな感じにフォーメーション?を取っているかた方もいるのではないでしょうか。
この戦略を取ることは非常にGoodです。
特に👇これさえやれば、
- 飽和脂肪酸を減らして不飽和脂肪酸を代わりに取る
- 不飽和脂肪酸のなかでもオメガ6を減らしてオメガ3を多めに取る
とりあえずは「健康体」になれます、もといなれると思います。
これにはコレストロールが関係してきます。
軽く説明します。
コレストロールを運ぶリポたんぱく質にはHDLとLDLの2種類あります。
HDLコレステロールは余ったコレステロールを回収する働きをします。
LDLコレステロールはコレストロールを必要とする組織に運搬します。が、余った場合はコレステロールを血管に沈着させます。
ここでは、単に
「HDLが多い(LDLが少ない)と生活習慣病のリスクを軽減させる」
「LDLが多い(HDLが少ない)と生活習慣病のリスクを高める」
ものと考えてください。
飽和脂肪酸、オメガ3、オメガ6とHDL・LDLの関係はこちらです。
前提として、
日本人は飽和脂肪酸とオメガ6の摂取が余剰気味です。
オメガ3の摂取は不足しがちです。
この結果、日本人(20歳以上)の平均的な飽和脂肪酸の摂取量は、1人1日当たり16.6gと推定しました(表2)。これは日本人(20歳以上)の平均総エネルギー摂取量である1911 kcalの8.2%に相当し、「日本人の食事摂取基準(2015 年)」が定める目標量の範囲の上限値(総エネルギー摂取量の7.0%相当)を超えています。
引用元
農林水産省の取組
農林水産省
現代の日本人は、ω-6系のリノール酸を非常に多く摂取していると言われています。ω-3系の脂肪酸を積極的に摂取してバランスを良くし、炎症を抑制しましょう。
引用元
脂質
一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所
飽和脂肪酸
取り過ぎる➡血液中のLDLコレステロールが増える
オメガ6
取り過ぎる➡(LDLも減るが)血液中のHDLコレストロールが減る
オメガ3
取る ➡血液中のLDLコレストロールが減る
ということで、オメガ3サプリを積極的にとっていきましょう!
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え~本件はまた別の話でございやす。
不飽和脂肪酸には、オメガ7たるものも存在します。
カテゴリーでは一価不飽和脂肪酸に分類されます。
これが今ひそかに注目に浴びています。
代表的なオメガ7はパルミトレイン酸で、食品ではマカダミアナッツ、サケ・イワシ・アンチョビなどの魚類に多く含まれています。
オイルでいうとマカダミアナッツオイルやシーバックソーンオイルに多く含まれています。
オメガ7が注目を浴びているのは以下の働きがあるからです。
②血管を強化する
③皮膚の再生を促進させる
④満腹感を高める
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①②より 血管病・糖尿病の予防になります。
①④より ダイエット効果が期待できます。
②③より 美肌効果がGETできます。
と言うわけで、とらなきゃソンソンです。
このサプリ 1粒でパルミトレイン酸210mgとれます。原料はアンチョビ由来です。
1粒あたり含まれる量は多いのですが、如何せん値段がアレです。
オメガ7のパルミトレイン酸をとるなら、お財布的にもトータルの美容的にもシーバックソーンのサプリ(シーバックソーンオイルエキス由来)のほうがいいかな~って個人的に思っています。
ということで、☆4つ。
参照一覧
油に関するQ&A
日清オイリオ
大注目の「オメガ7」で痩せるって本当?健康オイル、超カンタン総まとめ
女子SPA
ダイエット・美肌には「オメガ7脂肪酸」がおすすめ!効能・食品について
ウーマンエキサイト
油のタイプ知り上手に摂取 リノール酸の取りすぎ注意
NIKKEI STYLE
油の摂取 偏りは禁物 脂肪酸、食品ごと特徴
NIKKEI STYLE
積極的に取りたい話題のオイル 選び方と楽しみ方
NIKKEI STYLE
あぶら再考
健学社
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※レビューの内容について
→個人の見解です。