アディポネクチンの評価 S
アディポネクチン
アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンの一種です。脂肪細胞とは脂肪組織で中性脂肪を蓄える細胞のことです。
食事などで摂取した糖質などのエネルギー源が消費されずに余剰になるとそのエネルギー源は肝臓で中性脂肪に変わります。この中性脂肪が血液の流れにより脂肪細胞に運ばれることで「脂肪」組織が形成されます。
脂肪細胞は中性脂肪を蓄える=肥満につながるため、あまり良いイメージが湧かないかもしれませんが、決してそうではありません。
脂肪細胞からさまざまな生理活性物質が分泌されています。
その一つがアディポネクチンです。
わずかな量で生体の生理活動に何らかの特有な作用を示す物質です。体の働きを調節する役割があります。
ビタミン、ミネラル、酵素、ホルモン、神経伝達物質、サイトカインなどが当てはまります。
アディポネクチンには脂肪を燃焼させる効果や動脈硬化を予防する効果があるとされていて、「やせホルモン」、「長寿ホルモン」などとも呼ばれています。
アディポネクチンの分泌を促進する栄養成分として有名なのはβコングリシニン、EPA、マグネシウム、オスモチンです。今回はこれらアディポネクチンを活性化させる栄養成分のレビューという感覚でご覧ください。
アディポネクチンの働きに焦点をあて、アディポネクチンが分泌されることで生じる効果・効能をまとめていきます。
アディポネクチンの摂取目的
アディポネクチンを増やす栄養成分の一番の摂取目的は「体型(ダイエット)」です。
髪 「白髪」★☆☆
肌 「美肌」★★☆
肌 「美白」★☆☆
体型「筋肉」★☆☆
体型「ダイエット」★★★
体力「普段」★★★
体力「夜のほう」★☆☆
★★★ このカテゴリーを摂取目的とすることを特にお勧めする 一番の摂取目的としている
★★★ このカテゴリーを摂取目的とすることをお勧めする 摂取目的としている
★★☆ このカテゴリーを摂取目的とするのは十分アリ 摂取目的の一つとしている場合もある
★☆☆ 何らかの効果があるのでこのカテゴリーを摂取目的としてもいい 個人的に摂取目的としていない
☆☆☆ このカテゴリーに対する効果は期待しないほうがよい 摂取目的とする必要はないと思っている
アディポネクチンの効果・効能
脂肪燃焼
「脂肪を燃焼させる」とは体内に溜まった中性脂肪を脂肪酸(遊離脂肪酸)とグリセリンに分解させ、分解されてできた脂肪酸をエネルギーとして消費させることです。
脂肪の燃焼には分解、消費の2つの作業が必要となります。
2つの作業をこなすには運動することが一番手っ取り早い方法です。空腹時ウォーキングなどの軽い運動を20分以上行うことによって脂肪の燃焼が促進されていきます。
なぜ20分以上必要かというと体内でエネルギーとして使われる順番は糖質→脂質の順だからです。
体内に蓄えられている脂肪よりもグリコーゲン、血中のグリコースが優先的に使われるようになっています。これら糖質をある程度使いきることではじめて脂肪がエネルギーとして使われるようになります。ちなみに血中の脂肪、体内に蓄えられている脂肪の順で使用されていきます。
「運動をして脂肪を燃焼させる」これに大きく関わっている酵素が2つがあります。リパーゼとAMPキナーゼです。
リパーゼは脂肪の分解を促進し、AMPキナーゼは分解されてできた脂肪酸をミトコンドリアへ取り込むのを促す=脂肪の燃焼を促進させる働きをします。運動することでこれら酵素が活性化されて脂肪燃焼が行われるメカニズムとなっています。
活性化させるためには「運動」がキーとなるのですが、アディポネクチンには運動を行わずともAMPキナーゼを活性化させる働きがあります。なのでアディポネクチンの分泌を増やすことは自然と太りにくい体質を作ることにつながります。
このような理由からアディポネクチンは「痩せるホルモン」「やせホルモン」などと呼ばれ、TVをはじめとするメディアでたびたび特集されています。
動脈硬化
硬くなった血管の内側にLDLコレステロール(以下、LDL)や中性脂肪が蓄積すると血管の内側は細くなって、血液はスムーズに流れにくくなります。LDLの増加は動脈硬化の進行の原因となるものです。
※中性脂肪は「中性脂肪」だと動脈硬化の進行に関わりはありませんが、血液中に中性脂肪が増えすぎるとHDLコレストロール(以下HDL)を減らし、LDLを増やしてしまいます。LDLを増やす原因となるものなので間接的に関係してきます。
・HDLの主な役割はコレステロールを肝臓へ運搬することです。HDLは体内で使われなかった余分なコレステロールを肝臓に送る(戻す)働きをします。
血管壁に付いた余剰なコレステロールを回収して肝臓に戻すことで、血液中のコレステロールが増えることを防ぎます。動脈硬化の予防に重要な役割を果たしています。
何らかの原因で血管の内側に傷ができるとそこにLDLが入り込みます。その入り込んだLDLが活性酸素と結びつくと「酸化LDL」という物質に変化します。この酸化LDLがプラークの形成に関係してきます。プラークとは 粥腫(じゅくしゅ)のことで血管壁にできるこぶのことです。
血管壁にコレステロールが沈着して塊となっている状態です。お粥のような柔らかい塊となっているので、粥腫とも呼ばれます。プラーク(粥腫)が主体の動脈硬化を粥状動脈硬化といいます。
動脈硬化といえばだいたいは「粥状動脈硬化」のことを指していると考えてください。
酸化LDLが増えると血管の中を流れている白血球の一種である単球が血管の内側に入り込み酸化LDLを処理するために「マクロファージ」に形を変え、酸化LDLを自分の中に次々と取り込むようになります。たくさんの酸化LDLを取り込んだマクロファージはやがて死に、その残骸が血管の壁に蓄積されていくことになります。この残骸がプラークを形成していきます。
この絵でいうと血管内の薄ピンクの山がプラークです。ご覧の通りプラークができるとどんどん血管の内側を狭めていき動脈硬化を進行させていきます。
アディポネクチンは上記で、黄色のラインを引いた部分に関わってきます。
- 血管の内側に傷ができる
- 白血球の一種である単球が血管の内側に入り込む
アディポネクチンには
血管内の傷を修復したり、血管を拡張させる働きがあります。
単球が傷ついた血管内に入り込むのを防ぐ働きをします。
アディオポクチンのこの働きが動脈硬化の予防に非常に有効です。
動脈硬化は多くの病気につながります。なので動脈硬化を予防することは健康な生活を維持するためにとても大切なことです。
こういった理由からアディポネクチンは「長生きホルモン」「長寿ホルモン」などと呼ばれ、TVをはじめとするメディアでたびたび特集されています。
インシュリン感受性
体内に取り入れられた糖質はブドウ糖に分解され、小腸に吸収され門脈を通り肝臓に運ばれた後に血流に乗って全身の細胞に運ばれエネルギーとなります。このときブドウ糖をエネルギーに変えるのはインスリンというホルモンです。
食後、血糖値が上がることですい蔵からインスリンというホルモンが分泌され、インスリンの働きによってブドウ糖が全身の細胞に取り込まれエネルギーになります。インスリンがブドウ糖を全身の細胞に運ぶ過程で血糖値が緩やかに下がっていく仕組みとなっています。
糖尿病とは、何らかの理由ですい臓からのインスリン分泌が正常に行われず、そのためブドウ糖が全身の細胞に取り込まれなくなり血糖値が高くなった状態が続く病気です。
アディポネクチンにはインシュリン感受性を高める作用があります。アディポネクチンの分泌を増やすことは糖尿病予防にもつながります。
アディポネクチンのサプリメントによくあるキャッチーフレーズ集
- 長寿ホルモンでいつまでも若々しく元気で
- 毎日を健康的にイキイキとすごす
- 血糖値、血圧が気になる方
- 脂肪燃焼をサポート
- 脂肪細胞で作られる善玉ホルモン
アディポネクチンの摂取量、不足、過剰
アディポネクチンの分泌を促進する栄養成分の摂取量、不足、過剰に関しては以下に記載しています。よろしければご覧ください。
アディポネクチンの豆知識
アディポサイトカインの善玉物質のひとつがアディポネクチンです。善玉物質のなかでも最も注目されていて超善玉物質と表現されることもあります。
中性脂肪が脂肪細胞に蓄積されるとアディポサイトカインのうち悪玉アディポサイトカインの分泌が増え、善玉アディポサイトカインの分泌が減る仕組みとなっています。
アディポネクチンのイメージ
大豆
長寿ホルモン
アディポネクチンの分泌を増やす栄養成分
- βコングリシニン
- EPA
- マグネシウム
- オスモチン
アディポネクチンを増やす・・・βコングリシニン、EPA
分泌を促進する・・・・・マグネシウム
アディポネクチンの受容体を活性化させる・・・・オスモチン
アディポネクチンの勝手にランキング
アディポネクチンのレーダーチャートのレーダチャート解説
- 6
このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる - 5
このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる - 4
このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる - 3.5
このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない - 3
このカテゴリーになんらかの効果があるもの - 2
このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる - 1
このカテゴリーとは関係ないと思われる
※4以上が摂取目的となっているカテゴリー
アディポネクチン 総合評価 S 17.5
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS 18点
S 16点以上
A+ 14点以上
A 12点以上
B+ 10点以上
B 9点以下
髪 評価3
アディポネクチンは血管にできた傷を修復する作用や、血管を拡張させる作用を有しています。つまり分泌を増やすことは血流改善につながります。
髪を生み出す毛母細胞・毛乳頭細胞に必要な酸素、栄養素を運ぶのは血液です。なのでアディポネクチンの分泌を増やす栄養成分をとることは髪にはプラスになることです。
ただアディポネクチンの血流改善効果は動脈予防のためという感じがしています。
肌(美肌)評価4
肌の細胞に必要なものを運ぶ、不要なものを運び去る役割をしているの血液です。アディポネクチンは血液の流れをよくするので肌のカテゴリーにも貢献しています。
ただ髪のカテゴリー同様の考えで、アディポネクチンの血流改善効果は動脈硬化、高血圧などに大きく関係しており、分泌を増やすこと意識するのならばこれらの予防のためと考えるべきだと思っています。
髪のカテゴリーより点数が高い理由として、アディポネクチン値が低いと美肌成分(コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなど)が減少すること、分泌を増やすと増加することが判明しているからです。
アディポネクチンのこの美肌効果はあまりなじみがないものですが、個人的に期待しています。
体型(ダイエット)評価6
アディポネクチンの分泌を促すことは、ダイエットにつながります。アディポネクチンには脂肪燃焼効果があるからです。
脂肪を燃焼する際には2つの酵素が活躍します。脂肪を分解するリパーゼと分解されてできた脂肪酸をエネルギーに変換するのを促すAMPキナーゼです。この2つの酵素は運動をすることで活性化されます。
活性化される→脂肪燃焼が促進するメカニズムとなっています。
アディポネクチンには運動を行わなくともAMPキナーゼを活性化させる働きがあります。
なので体内でアディポネクチンを増やすことは、痩せる体質を作ることにつながります。実際にアディポネクチンは「やせホルモン」や「痩せるホルモン」などと呼ばれており、ダイエットを成功させるための鍵を握るホルモンの一つとしてTV番組で紹介されることがあります。この部門では満点といえます。
体力(普段)評価5.5
体型の欄でアディポネクチンは「やせホルモン」や「痩せるホルモン」と呼ばれているといいましたが、「長寿ホルモン」の異名も持っています。もしかしたらこちらのほうが有名かもしれません。
アディポネクチンの分泌量と長寿との関連性を示すさまざまな研究がされています。
例えば100歳以上の血中アディポネクチンの濃度は若い人の2倍以上、長寿の地域と平均寿命より低い地域を比べると低い地域は平均アディポネクチン値が低いなどの「長寿」を裏付ける結果がでています。アディポネクチンの動脈硬化を抑制する働き、糖尿病を予防する働きがこの結果に関係しているといわれています。
健康的に長生きするためにはアディポネクチンの量を増やすことを普段から意識する必要があります。
その他(血管)評価6
アディポネクチンが長寿ホルモンと呼ばれる所以は血管を若く保つ作用があるからです。具体的にいうと血管にできた傷を修復する、血管を拡張させる、傷ついた血管内に単球が入り込むのを防ぐ作用があります。これら作用が動脈硬化の進展を防ぎ、血管に弾力性がある状態(=血管が若々しい状態)に保つといえます。
アディポネクチンの分泌量を増やすことは血管の若さを保つうえで非常と重要となります。
アディポネクチン雑感
ここ数年でTVの美容・健康番組で一番とりあげられることが多いのが「アディポネクチン」のような気がします。
とにかくアディポネクチンの特集がされていることが実に多いです。
・・・
えーと別に統計したわけでないのではっきりといえませんが、
たぶん多いと思います。
健康・美容番組をよく見る方のなかには「そんなに取り上げられてねえよ」と感じるかたもいるかもしれませんが、それってたぶん「アディポネクチン」という名前の覚えにくさと別名のほうで取り上げられることが多いからだと思います。
アディポネクチンは
別名「長寿ホルモン」とか「痩せるホルモン」と呼ばれています。
・長寿ホルモン
「長寿」を話題にしてそれに関連する食べ物とか運動とかを特集している番組って、ここ数年多く見かけませんか?
それもそのはず
現代社会では100年まで生きることはけして珍しいことではなくなったからです。
その結果
「人生100年時代」という言葉が巷では良く使われるようになって、TVをはじめとするメディアで「長寿」に関連する食べ物とか運動とか生活習慣とかが特集されるようになりました。
もう世の中が長寿時代に突入したというわけですね~
・・・・・
・・・・・
とにかく「長寿」に焦点を当てている美容・健康番組がよく放送されていて、
そういった放送で高い確率で話題にあがるのが長寿ホルモン=アディポネクチンなのです。
・興味がなかった(過去形)
ここ数年で、アディポネクチンを取り上げるTV番組がすごく増えてきました。
私もTVによりアディポネクチンの存在を知ったものです。
アディポネクチンの存在を知ったのは6年ぐらい前で、主治医が見つかる診療所で特集をされていたのがきっかけです。
健康寿命を延ばす物質として長寿ホルモン(=アディポネクチン)が紹介され、増やす方法がなにかというのがその放送内容だったと思います。
ただこの当時はスルーしていました。
ふーんそんなホルモンあるんだぐらいでした。
ご存知の通り、私のアンチエイジング法は「健康」より「見た目」のほうに比重を置いており、当時はその開きがかなり大きかったので、放送の内容に特にビビビとくるものがありませんでした。
なのでその放送を見た後にアディポネクチン分泌促進のためになにかするという気はまったくありませんでした。
その後も違う番組でたびたびアディポネクチンが特集されていました。
長寿ホルモンとしてだけではなく、こんどは痩せるホルモン(脂肪燃焼)としても紹介されるようになってきました。
それでもスルーしていました。
アディポネクチンしつけーぐらいしか感じていませんでした。
まあ人と感性が違うのでしょう。これだけ特集されるということはそれだけ需要があることです。
ごく普通のアンチエイジングマニアの方(特に女性)だったら「長寿」と「脂肪燃焼」はかなり魅力のあるセットだと思います。
ただ当時の私にとってはさほどなことでした。
とういわけでちょっと前に存在はしっていたのですが、興味があまりなかったといえます。
アンチエイジングにものすごく力を入れている割には、アディポネクチンに対してのスルー感があまりにも大きかったといえます。
・風向きが変わる(ここ最近)
興味があまりなかったアディポネクチンですが
その風向きが変わったのが1年ぐらい前です。
1年ぐらい前つまりこのブログを作成してからです。
ブログを作成してから以前に比べ美容・健康について調べることがものすごく多くなったのですが、いろいろ調べたらアディポネクチンには美肌成分を増やす作用もあることが発見できたからです。
これは放っておくことができないと思い、それ以来アディポネクチンを意識するようになりました。
また半年ぐらい前からダイエットのほうにも力をいれるようになりました。
そのため脂肪燃焼効果が高いアディポネクチンをもっともっと意識するようになりました。
アディオポクチンを意識するってなんやねん?
そう思ったかたいらっしゃると思います。
言い直します。
アディポネクチンを意識するというかアディポネクチンの分泌を意識するようになりました。
・・・・・
・・・・・
分泌を意識するってこれまたなんやねん?
自分で書いておきながらおかしいと感じちゃいました。
正しく言うと
アディオポクチン分泌を増やす成分を以前よりも積極的に取り入れるようになったということです。
・アディポネクチンを増やす栄養成分
アディポネクチンを増やす栄養成分として有名なのはβコングリシニン、EPA、マグネシウム、オスモチンこの4つです。
他にもいろいろ挙げられていますが、
アディポネクチンを増やすことだけを考えた場合に個人的にこの4つに絞っていいと思います。
「分泌を増やす成分を以前よりも積極的に取り入れるようになりました」といったのでこの4つのサプリをいっぱいとるようになった・・・
かというとそうではなく
このうち1つを以前にくらべ多くとるようになりました。
それではその1つはなにか
をちょっとじらしながら発表したいと思います。
・βコングリシニン
この4つのうち別格はβコングリシニンで、たぶんTV番組とかはでは長寿ホルモンを増やすにはβコングリシニンを積極的に取り入れましょう的な内容で放送されることが多いと思います。
ということでこのβコングリシニンのサプリを取るようになった
・・・・のかといえば違います。
βコングリシニンって大豆たんぱく質に含まれるので、大豆製品をとればある程度摂取できます(ただし含まれているβコングリシニンは微量)
大豆製品といえば納豆は毎日2パックたべていますし、豆腐も食べる頻度が多くなっています。そこからある程度は取れているだろうというと考え、別にサプリからとらなくてもいいという結論に達しました。
そもそもβコングリシニンのサプリってあまり売っていないのです。あることはありますが発見したやつはめっちゃ高かったです。こういったこともサプリでとっていない理由の一つです。
ちなみにβコングリシニンはきっちりβコングリシニンのサプリでなくともソイプロテイン(大豆たんぱく質)からでも取れます。なのでβコングリシニン摂取を目的としてソイプロテインを取るというのもアリといえばアリです。
※同じプロテインでも牛乳を原料としているホエイプロテインやガゼインプロテインに含まれていません。
・残すは3つ(EPA、マグネシウム、オスモチン)
残りは3つとなりました。このうちの1つが正解です
この3つのうちの聞きなれない栄養成分が1つあります。
オスモチンです。
EPA、マグネシウムは栄養成分の中でもトップレベルのメジャーなやつです。
一方オスモチンは知る人ぞ知るマイナー成分です。
まあメジャーかマイナーかのさじ加減は私なのですが、たぶんあまり知られてはいないと思います。
オスモチンはこれからレビューするやつで、
個人的にアディポネクチンを増やすのに一番魅力的なヤツと思っている成分です。
ということでこれが正解・・・・
といいたいところですが、答えはNOです。
そもそもオスモチンのサプリって売っていません。さらっと調べましたが見当たりませんでした。犬用のサプリとしてオスモチンが含有されているものがありましたが、さすがにそれには手を出しません。
それではすでにマイサイプリメントの主力である2つ(EPA、マグネシウム)のどちらかを以前より増やしたことになります。
いったいどっちなのか・・・
ってさっきからこの話、まったく興味ありませんよね?
そう思われているのを自分でもわかっていながら書いています。文字数稼ぐために書いているだけなので・・・
・・・・
えーとそれでは答えを発表したいと思います。
答えは・・・
・EPA
ではなく答えはマグネシウムです。
マグネシウムを以前よりも増して多くとるようになりました。
血中のアディポネクチン値の濃度が高い人はマグネシウムをたくさん摂取しているという情報を手に入れ、それだったらもっとマグネシウムを取ってやろうという気になりました。
多くとるようになったというのは単体のサプリとしても取るようになったのです。
マグネシウムは以前はこの2種類のサプリメントからとってきました。
マルチミネラル
カルシウム/マグ
半年ほど前にカルシウム/マグをやめこの単体のサプリを取るようになりました。
ちなみにカルシウムをサプリでとるのをやめたわけではなく
カルシウムのサプリはこれをメインにするようにしました。
マグネシウムを単体で取るようになったのは、アディポネクチンの分泌を増やすという理由だけでないのですが、それが大きく関係しています。
・まとめ
というわけで以前に比べてアディポネクチンに関して、そこそこ興味をもつようになり、意識して分泌を促す成分を取るようになりました。
私のようにアディポネクチンにそこそこ興味をもっているようでしたら、
βコングリシニン、オスモチンは食材から
EPA、マグネシウムはサプリメントから
意識して取るというのがベターかもしれません。
こういった理由からです。
・βコングリシニン、オスモチンはそもそもサプリでとるのが難しい。意識すればなんとか食事からとれる
・EPA、マグネシウムは食事から取れるが、現代社会の食生活だと意外と不足しやすい。サプリからだとなんなくとれる
一方アディオポクチンにガッツリ興味をもっているのでしたら、
βコングリシニンのサプリをとったり
あるいはソイプロテイン(大豆たんぱく質)を積極的に摂取したりして
βコングリシニンをなるべく多く体内にとりいれることを意識するとよいと思います。
プラスしてEPA、マグネシウム、オスモチンを摂取するみたいな感じがよろしいかと思います。
ちなみに分泌を促す成分として個人的にあげたのがこの4つ(βコングリシニン、EPA、マグネシウム、オスモチン)です。そのほかにもいろいろあります。
いろんな成分を配合し、ずばりアディポネクチンの分泌を高めることを目的としたサプリが販売されていますのでそういったものを摂取するというのも一つの手だと思います。