硫黄

硫黄の評価 N/A

硫黄

硫黄は必須ミネラル16種類に含まれ、主要ミネラルに分類されます。主要ミネラルとは1日に必要とされる量が100mg以上のミネラルのことを言います。

硫黄単独で存在しているのではなく、アミノ酸のシスチンメチオニンタウリンなどに含まれています。これらアミノ酸は硫黄を含んでいることから含硫アミノ酸と呼ばれています。

硫黄はこのようにアミノ酸の構成成分になっており、たんぱく質として体を作る重要な役割を果たしています。

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硫黄の摂取目的

硫黄(を含んでいる成分)の摂取目的は「薄毛」と「美白」「美肌」

 摂取目的
髪  「薄毛」
肌  「美白」「美肌」

硫黄の効果・効能


髪はケラチンというたんぱく質でできています。髪の成分の99%はケラチンです。ケラチンというたんぱく質を構成しているアミノ酸のうち、一番多いのがシスチンで15%~18%といわれています。丈夫で健康な髪を作るにはシスチンが欠かせないといえます。そのシスチンの構成成分となっているのがミネラルの硫黄です。ちなみに髪の毛が燃えた時に悪臭を発生するのは、硫黄が原因です。

システイン(シスチン)
シスチンは、システインが2分子が結合したものです。シスチンとシステインは体内で互いに変換出来ます。厳密には違うのですがほぼ同じと考えてください。このレビューではシスチンとシステインを同じものとしてあつかっています。
サプリメントと販売されているは「L-システイン」というものです。このLというのは、L型のアミノ酸という意味です。アミノ酸には「L型」と「D型」の2種類の型が存在しています。今日製造されているアミノ酸の大半はL型です。アミノ酸のサプリメントにはときおり「L-」というものがくっついています。

 


爪の主成分もケラチンです。髪と同じ理由(ケラチンの主成分はシスチン、硫黄はシスチンの構成成分)から、硫黄は健康な爪の作ったり、爪の成長を促す(伸びるの早める)効果があるといえます。爪を燃やすと異臭がでるのはこれまた硫黄が原因です。

糖質、脂質の代謝
硫黄はビタミンB群とともに糖質、脂質の代謝に関係してきます。硫黄は、B群の中のビタミンB1やパントテン酸の構成成分で補酵素となり代謝をサポートします。
糖質、脂質の代謝の主な働きはエネルギーを生み出すことです。硫黄が不足しているとエネルギー不足になり身体活動、生命維持活動になんらかの支障がでます。

解毒作用
硫黄は肝臓の解毒機能をサポートし有害ミネラルが蓄積されるのを防ぐといった作用があります。有害ミネラルとは鉛、水銀、ヒ素、アルミニウなど体に溜まるとさまざまな影響を及ぼす重金属で、普通に生活しているだけでも溜まってしまうミネラルです。この有害ミネラルは体内で有効に使用されることはありません。

硫黄(を含んでいる)サプリメントによくあるキャッチフレーズ集

  • 髪の毛、爪、皮膚の健康にかかわる
  • 若々しい髪をキープしたい人に
  • 丈夫で健康な爪に
  • お酒をよく飲む方に
  • 体の内側からの美を目指す方
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硫黄の摂取量、不足、過剰

硫黄の摂取量
硫黄の推奨摂取量は特にありません。摂取基準が定められていないからです。そのため硫黄は単体でサプリメントとして販売されていません。硫黄はたんぱく質に含まれているので食事などでたんぱく質をとっていれば、硫黄を摂取していることになります。硫黄の効果・効能をより期待するのであれば、システイン、メチオニンといった含硫アミノ酸を個別に摂取することを勧めます。
 
硫黄の不足
硫黄の不足はたんぱく質、特に含硫アミノ酸の不足の症状につながります。シスチン、メチオニンなどの不足による症状です。シスチン、メチオニンなどは皮膚、髪、爪などに関わっています。これらが不足していると皮膚炎が生じたり、抜け毛が多くなったり、爪がもろくなるといった症状が現れます。肝機能の低下にもつながります。
 
硫黄の過剰
普通の食事をしている限り、硫黄の過剰は心配いりません。含硫アミノ酸のサプリメント(シスチン、メチオニンなど)を度を越えて摂取すると硫黄過剰症になる場合あります。硫黄過剰症により動脈硬化が起きる場合があります。

硫黄の豆知識

外用薬
硫黄は、サプリメントなど内服のものはありませんが、よく外用薬として軟膏や塗り薬に使用されています。水虫などの皮膚疾患治療に使われています。
またニキビに効くとされていて、ニキビ治療薬には硫黄が含まれていることが多いです。
 
硫黄と硫黄化合物
硫黄化合物というものがありますが、硫黄と別物です。
硫黄は動物性たんぱく質に含まれ、体を作るたんぱく質を構成する成分の一部です。
硫黄化合物は野菜など植物由来の栄養成分で「ファイトケミカル」に属します。血液をサラサラにしたり、抗酸化作用がある栄養素です。

ファイトケミカル
野菜、果物、お茶など植物性食品の色素、アク、香りなどの成分から発見された化学物質です。強い抗酸化力をもっています。

硫黄のイメージ

肉や魚の動物性たんぱく質

髪に重要な成分

硫黄が含まれている成分

・システイン(シスチン)
・メチオニン
・タウリン

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硫黄のレーダーチャート解説

硫黄の評価 N/A 

髪(薄毛)
髪はたんぱく質でできています。髪の99%はケラチンというたんぱく質でです。ケラチンを構成しているアミノ酸のうちシスチンは、一番多く含まれているアミノ酸です。15~18%も含まれています。硫黄はシスチンの構成成分です。なので髪に非常に重要な成分といえます。髪が燃えたときに異臭がするのが、硫黄が含まれているからです。

肌(美白、美肌)
硫黄はシステイン(シスチン)の構成成分です。
システインは、メラニンの生成を抑える効果があります。体内で、チロシンというアミノ酸がチロシナーゼという酵素の働きによりメラニンが産生されます。紫外線を過度に浴びた時に、このメラニンが過剰に生成され、それが色素沈着しシミ、そばかすにつなかります。システインはメラニンの産生にかかわるチロシナーゼという酵素が活性化するのを抑制します。システインを摂取することは美白につながります。
システインには肌のターンオーバーを促進させる効果もあり、肌荒れ、ニキビといった肌トラブルを解決、予防します。

体型(ダイエット)
糖質、脂質の代謝に補酵素として関わっています。脂質の代謝は中性脂肪を分解することを促進します。なので、体内の中性脂肪を減らすことに結びつきます。

体力(普段)
糖質、脂質の代謝に関係しています。糖質、脂質の代謝の主な仕事はエネルギーを生み出すことです。硫黄が足りていないとエネルギー不足につながり疲労につながってしまいます。

その他(抗酸化)
メチオニンは老化を遅らせるに役立つ成分です。体内で抗酸化ミネラルであるセレンを運搬する仕事をしており、活性酸素を取り除く効果が期待できます。システインは抗酸化作用の強い物質グルタチオンの構成成分です。
硫黄はメチオニン、シスチンの構成成分となっています。

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硫黄雑感

硫黄を栄養成分レビューとして取り入れるのはちょっと難しい部分がありました。必須ミネラルですごい重要なのですが、硫黄単体として体内で存在していないからです。硫黄は必ずアミノ酸の構成成分となって存在しています。それが含硫アミノ酸というものです。

硫黄を含んでいる含硫アミノ酸で有名なのは、メチオニン、システイン(シスチン)、タウリンといったものです。

含硫アミノ酸はおのおの魅力的な効果・効能があるのでサプリメントとして人気があります。これら一つ一つ個別に栄養成分レビューとして載せていきます。
というわけで硫黄を単独で評価するのをやめました。初の「評価なし」という結果に終わっています。

含硫アミノ酸の効果・効能は、個々の働きに加え、硫黄の効果・効能によるところも多いともいえます。なので硫黄の評価は含硫アミノ酸とある程度リンクしていると考えてください。

肉類、魚類のたんぱく質に含まれているので、普通の食事をしている限り硫黄が不足するということを気にする必要はないと思います。

ただ硫黄の効果・効能 例えば髪に対する効果などを期待し「硫黄を取る」ことを意識するのであれば、含硫アミノ酸のサプリメントあるいはプロテインなどをとるのがいいかもしれません(先ほどもいいましたが硫黄単体としてはサプリントで販売されていません)。

システイン、メチオニンといった含硫アミノ酸の効果・効能ははっきり申し上げるとものすごく良いです。特に髪、肌、爪にいいです。髪、肌の改善を目指している私にとってはこの硫黄を含んだ成分たちはスペシャルな存在です。実際これらを飲むと髪や爪が伸びるのが早いのを実感できると思います。この効果は硫黄によるものだとすると、硫黄という成分の存在はものすごく重要であると思います。

長々とかきましたが 硫黄は単独では存在せずこれら含硫アミノ酸に含まれているものなので栄養成分レビューでは評価なしという結果になりました。
ただ硫黄という成分がメチオニンやシステイン、タウリンの効果・効能にかなり貢献しているといることを忘れないでください。

個人的には硫黄の効果・効能を特に期待したいのならシステインを摂取することがおすすめです。

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