体型(ダイエット)部門ランキング TOP33
10位~12位
第10位 DHA
DHA【脂肪酸】
二重結合が1つあるものを一価不飽和脂肪酸、二重結合が2つ以上あるものを多価不飽和脂肪酸といいます。多価不飽和脂肪酸は二重結合に位置によってさらにn-3系多価不飽和脂肪酸とn-6系多価不飽和脂肪酸にわけることができます。DHAはn-3系多価不飽和脂肪酸に分類されています。体内でつくることができないので必須脂肪酸と呼ばれています。
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される
評価内容
中性脂肪低下に関わる物質に作用
DHAには以下により中性脂肪を減少させる効果があります。
- 糖・脂質の代謝促進
PPARαおよびPPARγのリガントとして働くことで貢献します。 - 肝臓で中性脂肪が作られるのを抑制
脂肪酸合成酵素の活性を抑えることで抑制します。 - 血中の中性脂肪を低下
リポたんぱくリパーゼの発現を高め、血中の中性脂肪の分解を促進することで低下させます。
褐色化促進
褐色脂肪細胞の脂肪を燃焼する作用はUCP-1というたんぱく質の働きにより行われます。なのでUCP-1を活性化(発現を増やす)することが肥満予防につながります。
DHAは褐色化(白色脂肪細胞→ベージュ脂肪細胞を変換させる)を促進させる成分の1つです。
褐色脂肪は褐色脂肪細胞とベージュ脂肪細胞のことです。ベージュ脂肪細胞とは褐色脂肪細胞のような脂肪を燃焼する機能をもっている第3の脂肪細胞のことを言います。白色脂肪細胞からベージュ脂肪細胞に変換することを「褐色化」といいます。
第11位 オスモチン
オスモチン【ペプチド】
オスモチンはファイトケミカルの一種で、植物由来のペプチドです。オスモチンの特徴はその分子構造が体内に存在するアディポネクチンというホルモンと似ているところです。そのためオスモチンを体内に取り入れることでアディポネクチンと似た働きをすることが期待できます。
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される
【今ある】中性脂肪を減らす 【これから】中性脂肪を増やさない
アディポネクチンと似た働きをする
評価指標物質とりまとめ その2 アディポネクチン
評価内容
アディポネクチンと似た働きをする
- 脂質の代謝を高める(中性脂肪をへらす)
- インスリンの働きを高める(筋肉への糖の取り込みを促進)
おススメかもサプリ
【文庫サイズの健康と医学の本・小冊子・ミニブック】アディポネクチンとよく似た働きをする・オスモチン 感想(0件) |
ダイエットつぶやき
オスモチンを体内に取り入れる方法は下記レビューへGO!
オスモチンで4コマ
アディポOL 昼休みにて
アディポOL 社内にて
ガクガク ガクガク
なんで私の近くにいつもいるの・・
カタカタ カタカタ
アディポOL ツイッター 検索
アディポOL 住所 検索
第12位 リジン
リジン【アミノ酸】
リジンは体をつくる20種類のアミノ酸の1つです。必須アミノ酸に分類されます。9種類ある必須アミノ酸のうち通常の食生活においてはリジンの摂取量に注意する必要があります。リジンは食品中のたんぱく質のなかで最も制限アミノ酸になりやすいからです。
ダイエットお役立ち度数 75
特に貢献している箇所 脂肪燃焼メカニズム プロセス③
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される
アシルカルニチンへの変換を促進する酵素がCPT-1です。
CPT-1の活性は体内にマロニルCoAという物質が増えると抑制されてしまいます。
マロニルCoAは
アセチルCoAがACC(アセチルカルボキシナーゼ)という酵素により変換されることで生成されます。
なのでACCの働きを抑制すれば
アセチルCoAがマロニルCoAに変わらない=マロニルCoAが増えなくなります。
リジンにはACCの働きを抑制する働きがあります。
つまりリジンを体内に取り入れると【マロニルCoAを増やさないことで】CPT-1の活性抑制を防ぐ≒CPT-1を活性させることになります。脂肪酸のミトコンドリアへの輸送が増加し脂肪燃焼が進むことになります。
ちなみにリジンのこの【ACCを抑制する】働きはAMPキナーゼを活性化させることで行われます。つまりリジンにはAMPキナーゼを活性化する働きがあります。
カルニチンの原料
L-カルニチン(本ランキング第2位)は脂肪酸がミトコンドリア内に入るために必須の成分です。
カルニチンはリジンとメチオニンによって体内で生合成されます。
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感想(4件) |
ダイエットつぶやき
ダイエット成分としてはあまりメジャーではないけどかなり「効く」と思います
リジンで4コマ