2018 体型(ダイエット)部門 TOP33 10位~12位

体型(ダイエット)部門ランキング  TOP33

10位~12

 

第10位 DHA

DHA【脂肪酸】

DHAはドコサヘキエン酸の略称です。脂肪酸は炭素のつながりかたによって大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類することができます。うち不飽和脂肪酸は二重結合の数でも分類されています。
二重結合が1つあるものを一価不飽和脂肪酸、二重結合が2つ以上あるものを多価不飽和脂肪酸といいます。多価不飽和脂肪酸は二重結合に位置によってさらにn-3系多価不飽和脂肪酸とn-6系多価不飽和脂肪酸にわけることができます。DHAはn-3系多価不飽和脂肪酸に分類されています。体内でつくることができないので必須脂肪酸と呼ばれています。
 
ダイエットお役立ち度数 78
特に貢献している箇所 脂肪燃焼メカニズム プロセス③
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される
 

中性脂肪の改善に関わる物質(酵素・転写因子等)に作用する
 

評価項目

【今ある】中性脂肪を減らす 【これから】中性脂肪を増やさない

中性脂肪改善に関わる物質に作用
評価指標物質とりまとめ その7 PPAR

【これから】中性脂肪を増やさない
褐色化促進
評価指標物質とりまとめ その6 UCP-1

 

評価内容
中性脂肪低下に関わる物質に作用

DHAには以下により中性脂肪を減少させる効果があります。

  1. 糖・脂質の代謝促進
    PPARαおよびPPARγのリガントとして働くことで貢献します。
  2. 肝臓で中性脂肪が作られるのを抑制
    脂肪酸合成酵素の活性を抑えることで抑制します。
  3. 血中の中性脂肪を低下
    リポたんぱくリパーゼの発現を高め、血中の中性脂肪の分解を促進することで低下させます。

 

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褐色化促進

脂肪細胞には脂肪を貯める白色脂肪細胞と脂肪を燃焼する褐色脂肪細胞の2種類あります。

褐色脂肪細胞の脂肪を燃焼する作用はUCP-1というたんぱく質の働きにより行われます。なのでUCP-1を活性化(発現を増やす)することが肥満予防につながります。

 
マウス実験によりDHA摂取は褐色脂肪細胞組織および白色脂肪細胞組織においてUCP-1の発現量を4倍増やすことが確認されています。
 
太りにくい体質になる秘訣はいかにして白色脂肪細胞の「褐色化」を促進させるかです。 
DHAは褐色化(白色脂肪細胞→ベージュ脂肪細胞を変換させる)を促進させる成分の1つです。

褐色化
褐色脂肪は褐色脂肪細胞とベージュ脂肪細胞のことです。ベージュ脂肪細胞とは褐色脂肪細胞のような脂肪を燃焼する機能をもっている第3の脂肪細胞のことを言います。白色脂肪細胞からベージュ脂肪細胞に変換することを「褐色化」といいます。
 
 
 
ダイエットつぶやき

DHAの中性脂肪改善作用ってほぼEPAにもあります 

逆のパターンではないものがあります
つまりEPAの中性脂肪改善作用のうち一部はDHAにはないということです

ということで中性脂肪改善のみを重視するならEPAがより多く含まれているやつを選ぶといいと思います
ぷらすして記憶力向上とか視力回復も求めるとしたらDHAが多く含まれているがいいと思います

 

DHAで4コマ

カーモーン べーべー 褐色化!!
ダイエットの味方 ドコサヘキエン酸
カーモーン べーべー 褐色化!!
どっちかのEPAはDHA!!
 
詳細はこちら
 
 
 
 
 

第11位 オスモチン

オスモチン【ペプチド】

オスモチンはファイトケミカルの一種で、植物由来のペプチドです。オスモチンの特徴はその分子構造が体内に存在するアディポネクチンというホルモンと似ているところです。そのためオスモチンを体内に取り入れることでアディポネクチンと似た働きをすることが期待できます。

ダイエットお役立ち度数 77
特に貢献している箇所 脂肪燃焼メカニズム プロセス③
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される

アディポネクチンの受容体を活性化させるので「アディポネクチンの持つ中性脂肪改善効果」が期待できる
 
 
 
評価項目

【今ある】中性脂肪を減らす 【これから】中性脂肪を増やさない
アディポネクチンと似た働きをする

評価指標物質とりまとめ その2 アディポネクチン

 

評価内容
アディポネクチンと似た働きをする

オスモチンにはアディポネクチンの受容体を活性化させる作用があります。
 
脂肪細胞から分泌されるホルモン「アディポネクチン」には

 
  • 脂質の代謝を高める(中性脂肪をへらす)
  • インスリンの働きを高める(筋肉への糖の取り込みを促進)
 
 
作用があります。
 
オスモチンの分子構造がアディポネクチンと似ているため、体内に取り入れると筋肉や肝臓のアディポネクチン受容体に結合しアディポネクチンと同じ働きをすることが期待できます。
 
 

おススメかもサプリ

【文庫サイズの健康と医学の本・小冊子・ミニブック】アディポネクチンとよく似た働きをする・オスモチン

感想(0件)


ダイエットつぶやき

オスモチンのサプリは見かけたことはありません

オスモチンを体内に取り入れる方法は下記レビューへGO!

 

オスモチンで4コマ

アディポOL 昼休みにて

フー 落ち着くわ~
落ち着くのう~

アディポOL 社内にて

受注とったわ!!
やったぜ!!

ガクガク ガクガク

オスモチン係長・・・・
なんで私の近くにいつもいるの・・

カタカタ カタカタ


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アディポOL 住所 検索

 

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第12位 リジン

リジン【アミノ酸】

リジンは体をつくる20種類のアミノ酸の1つです。必須アミノ酸に分類されます。9種類ある必須アミノ酸のうち通常の食生活においてはリジンの摂取量に注意する必要があります。リジンは食品中のたんぱく質のなかで最も制限アミノ酸になりやすいからです。

ダイエットお役立ち度数 75
特に貢献している箇所 脂肪燃焼メカニズム プロセス③
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される

ミトコンドリア内への脂肪酸の輸送を阻害するマロニルCoAの増加を防ぐ
 
 
 
評価項目

【今ある】中性脂肪を減らす 
ACCの活性を低下させる
評価指標物質とりまとめ その1 AMPキナーゼ

【今ある】中性脂肪を減らす 
カルニチンの原料

 

評価内容
ACCの活性を低下させる

脂肪酸をエネルギーに変える場所はミトコンドリアのマトリックスです。脂肪酸をマトリックス内に輸送するには脂肪酸(アシルCOA)→脂肪酸(アシルカルニチン)に変えなければなりません。

アシルカルニチンへの変換を促進する酵素がCPT-1です。

この酵素の活性が高まることで脂肪酸のミトコンドリアへの輸送が促進されることになります。


CPT-1の活性は体内にマロニルCoAという物質が増えると抑制
されてしまいます。

 

マロニルCoAは
アセチルCoAがACC(アセチルカルボキシナーゼ)という酵素により変換される
ことで生成されます。

なのでACCの働きを抑制すれば 
アセチルCoAがマロニルCoAに変わらないマロニルCoAが増えなくなります

 

リジンにはACCの働きを抑制する働きがあります。

つまりリジンを体内に取り入れると【マロニルCoAを増やさないことで】CPT-1の活性抑制を防ぐ≒CPT-1を活性させることになります。脂肪酸のミトコンドリアへの輸送が増加し脂肪燃焼が進むことになります。

ちなみにリジンのこの【ACCを抑制する】働きはAMPキナーゼを活性化させることで行われます。つまりリジンにはAMPキナーゼを活性化する働きがあります。

 

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カルニチンの原料

L-カルニチン(本ランキング第2位)は脂肪酸がミトコンドリア内に入るために必須の成分です。
カルニチンはリジンとメチオニンによって体内で生合成されます

 

おススメかもサプリ

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感想(4件)

 

ダイエットつぶやき

リジンはAMPキナーゼを活性させる成分のひとつ そしてカルニチンの原料のひとつ

ダイエット成分としてはあまりメジャーではないけどかなり「効く」と思います

 

リジンで4コマ

リジンと説きまして
メイド喫茶と説きます
その心は

どちらも

もえ(燃え) もえ(燃え) キュンキュン 

 
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